キャッシングの返済ができないときの対処法!最悪の場合どうなる?

キャッシングの返済ができないときの対処法!最悪の場合どうなる?

お金が足りない時にすぐに借り入れることができる便利なキャッシングですが、気づけば借り入れすぎているという状況となる人も少なくなりません。

すると同時に返済金額も増えていくので、次第に給料の半分以上を返済に充てたり、場合によっては収入に対して返済金額の方が高くなってしまうなんてことも。

しかし、もしキャッシングで借りたお金が返済できないと、どのようになってしまうのでしょうか?

もちろん、借りたお金を返さなくても良いことにはなりません。

返済できなかったり、返済が遅れると基本的に借りた金額以上のお金を損害金として追加で返済する必要がでてくるのです。

さすがに高い損害金を支払うのは嫌ですよね。

そこで今回はキャッシングで借りたお金が返済できない時の対処法を紹介します。

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キャッシングの返済ができないとどうなる?

すぐにお金を借りることができるキャッシングですが、気づけば多額返済金になっているなんてことも。

返済金を支払うと給料がほとんど残らないなんて人もいるかと思います。

すると返済を遅らせたり、忘れていたなんてことにしようと思いつくかもしれません。

払えない物は払えませんからね。

しかし、先に紹介しておくと返済を遅らせたり、忘れていたことにしては絶対にダメです。

そのようなことをしてしまうと、非常に大きな問題となり最悪の場合に裁判所に訴えられる可能性があるのです。

そこでまずは、キャッシングの返済ができないとどの様になるのかを紹介します。

返済が延滞した分の遅延損害金が発生する

キャッシングの返済を延滞すると、まずは遅延障害金が発生します。

遅延障害金とは、返済の延滞が発生した時にキャッシング業者が利用者に追加の金額を請求してくるものとなります。

つまり、通常の返済額に上乗せをした形で返済が遅れた分を支払う必要があるのです。

例えば、毎月10日に借入金を返済していたとしましょう。

返済金を準備するのが遅れ、10日後の20日に返済したとします。

すると返済が遅れた11日から遅延損害金が発生し、20日までの10日間分追加で請求される形となります。

基本的に多くの消費者金融で遅延損害金は20%程度となっているので、返済金額の内10日分だけは通常の金利ではなく遅延障害金として20%として計算されるのです。

信用情報に延滞の記録が残る

返済を延滞した場合には遅延障害金が発生するだけではなく、信用情報に延滞をした記録が残るのです。

いわゆる、信用情報に傷が入ったり、ブラックとなったと表現される状態となるのです。

信用情報に傷が入ると、新たなキャッシングの利用やクレジットカードの申し込みを行ったとしても、審査に通過することができないのです。

つまり延滞情報が残っている間は新たにお金を借りることも、クレジットカードを作ることができない非常に不便な状況となってしまうのです。

ちなみに信用情報に傷は言っていると分かってしまうのは、クレジットカードやキャッシングの審査では必ず信用情報を確認するからなのです。

消費者金融なら1週間程度は大丈夫

ただ1日でも返済が遅れたらまずいのかと思ったり、毎月必ず決められた期日に支払う自信が無いという人も消費者金融であれば数日の遅れであれば大丈夫なのです。

キャッシングの返済は借り入れた人が行なう必要があるため、必ず毎月決まった日にちに返済できない場合もあります。

消費者金融ではその点を踏まえて、1週間以内であれば返済日に余裕を設けていることがあります。

ただ、1週間を過ぎると消費者金融から連絡が入るので、1週間以内には返済するようにしましょう。

それと、1度や2度程度であれば返済日1週間以内遅れても大丈夫ですが、あまりにも多発するようであれば1日でも遅れると消費者金融から連絡が入る場合もあります。

そのため、なるべく返済日までには必ず返済するようにしましょう。

延滞が長期化すると契約が強制解除となる

それと延滞があまりにも長期化した場合には、キャッシングの契約を強制解除されてしまいます。

つまりキャッシング枠での借り入れを行えなくなってしまうのです。

当たり前と言えば当たり前かもしれません。

貸したお金を返さない場合には、契約を強制解除してしまうことは。

ただ、ここで間違えないでもらいたいのは、長期的な延滞により契約が強制解除となったとしても、借りたお金は返済する必要があるのと、最悪の場合には法的手段を用いられる場合があることです。

取り立ては債権回収会社が引き続き行う

例えば消費者金融のキャッシングを利用してお金を借り入れている場合、返済を延滞して契約が強制解除となると消費者金融は債権の回収を債権回収会社に依頼します。

すると債権回収会社より、キャッシングの返済予定であった残額を一括で請求されることになります。

残念ながらここで分割での返済などは選択できないため、一括のみの返済となります。

ちなみに債権回収会社と聞くと、反社会組織をイメージする人もいるかもしれませんが、債権回収会社は以下の条件が認められなければならないのです。

  • 資本金が5億円以上
  • 取締役に1名以上弁護士が在籍
  • 暴力団などの反社会組織と関りが無いこと

つまり一時的に返済金を受け入れることができ、法律に詳しい弁護士がおり、反社会組織との関りが一切ない会社ということです。

取り立てを無視し続けると裁判所に訴えられる可能性がある

もし債権回収会社からの請求を無視し続けると、裁判所に訴えられる可能性があるのです。

そのためはがき一枚だからと言って無視をしてはいけません。

訴えられ場合には答弁書などを提出したりと、かなり手間がかかったりやらなければならないことが多くなるのです。

そのため、キャッシングの延滞だけはなるべく避けるべきなのです。

キャッシングの返済ができないときの対処法

キャッシングを延滞してしまうと、どのようなことになるのかはお分かり頂けたかと思います。

しかし、どれだけ大変だろうと返済できない状況になってしまうこともあるかと思います。

そこで、もしキャッシングの返済ができずに延滞をしてしまいそうな時には、どのような対処法があるのかを紹介します。

もし少しでも返済に不安がある人は参考にしてみてください。

まずは借入先に返済が遅延する旨を連絡する

当月の返済が遅れそう、遅れることが確実とわかった時に、すぐに借入先に連絡をしましょう。

サービスを提供する消費者金融などのキャッシング業者としても、連絡を貰えた方が助かるのです。

連絡なしに返済を延滞してしまうと、当然ながら返せるのか、返せないのか、返す意思が無いのかなどを事前に確認することができません。

キャッシング業者だからこそ知っている対処法などもあり、利用者にどのような解決方法があるのかを共に探してくれるのです。

そのため、返済が遅れることに気づいたらすぐに借入先に連絡をしましょう。

返済の目処が立っているなら約束日を設定する

もし、返済できる日にちの目処が立っている場合には、借入先に連絡をして返済を行う約束日を設定しましょう。

キャッシング業者としても返せない物を無理に返済しろとは言いません。

確実に返済できる日が分かっているのであれば、その日に返済をしてもらえれば問題ないという場合もあります。

そして、返済の目処を立てられるように自分の収入や支払いに関しては、必ず振り込まれる日などを確認しましょう。

そうしなければいざという時に、何の計画も立てられなくなってしまうのです。

もちろんいくらお金を使っても良いのかを計算できるので、なるべく返済を延滞しないようにする努力も必要となるのです。

今後も返済が厳しいなら債務整理を行う

一度返済の延滞をしてしまうことはあるかもしれませんが、今後も延滞が厳しいと予想できる場合には無理に返す道ではなく債務整理なども検討しましょう。

債務整理を行えば、借入金額の減額や金利を引き直しなどを交渉して、毎月の返済を自分が可能な金額に変更できる可能性があります。

場合によっては過払い金が発生していたこともわかるため、返済できずにどうしようもない人は検討した方がよいでしょう。

ちなみに債務整理にはいくつかの種類があり、返済金額を調整する任意整理や、返済が難しいということを裁判所に認めてもらい返済金額や年数を変更する民事再生、自己破産があります。

そのため自分が置かれている現状を把握して、最適なものを選択して債務整理を行う必要があります。

確実に返済できないなら自己破産が必要となるケースも

完全に資産などがなく返済できないことが分かった場合には、自己破産が必要となるかもしれません。

自己破産を行えば、借入金額の返済義務がなくなるため返済の必要がなくなります。

ただその代わりに、家や車などの高額な財産を持っている場合には財産を手放したりする必要があります。

ちなみに自己破産には利用できる条件があり、支払いができない支払不能であると認められ、過去7年以内に自己破産の経験が無い場合に限ります。

完全に支払いが難しいと分かった場合には、自己破産も選択の一つとなるでしょう。

取り立てを無視し続けると訴えられるリスクが高くなるので要注意

キャッシング業者からの請求、債権回収会社からの取り立てを無視し続けると裁判で訴えられる可能性が高くなり、非常に大きなリスクとなります。

そのため、返済の延滞により支払いの手紙が届いたり、取り立てが発生した時に無視し続けるのは賢明ではありません。

なるべく向こうに任せきるのではなく、延滞することが分かった時点でこちらから相談などをする必要があります。

借りたお金を返さない、確かにこれでは訴えられても言い訳はできないので、なるべく延滞だけは避けるようにしましょう。

今月だけ返済できないならキャッシングを利用するのもあり

今月だけなどの限定的に返済できないと分かった時には、一時的手にキャッシングを利用する手もあります。

現在利用しているキャッシングではなく他社のキャッシングを利用してお金を借り、その借りたお金で返済を行うのです。

ただ、それだと金利分で損をすると思うかもしれませんが、実は金利がかからない方法があるのです。

無利息期間のあるキャッシングがおすすめ

大手消費者金融などでは、無利息期間を設けていることが多く、金利がゼロとなるキャッシングがあるのです。

つまり返済を延滞すると分かった際に、その無利息期間があるキャッシングを利用すれば金利を支払う必要がなくお得にキャッシングを利用できて、返済金に充てることができるのです。

そこで、おすすめの無利息期間のあるキャッシングを紹介します。

プロミス

プロミス

SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスでは、始めてプロミスを利用する人であれば30日間利息が0円となります。

プロミスでは申し込みをしたその日に借り入れることができる即日融資に対応しているので、返済が遅れると分かったその日や翌日にはお金を準備することができるのです。

さらにプロミスではスマートフォン用アプリであるアプリローンを準備しているので、申し込みから借り入れ、返済までを全てお手持ちのスマートフォンで行うことができます。

申し込みから返済まで非常に簡単にできるので、どの消費者金融で借りるか迷った時にはプロミスを利用するのもよいでしょう。

プロミスのメリット・デメリット!他社と比較した強みを徹底解説

レイクALSA

レイクALSA

新生銀行グループのレイクALSAでも無利息期間を設けてありますが、2つの無利息期間から選ぶことができます。

どちらとも初めてレイクALSAを利用する人に限りますが、60日間の利息0円か、5万円までの借り入れを180日間利息0円から選ぶことができるのです。

つまり他社のよりも長い無利息期間でありながら、5万円までであればさらに長い無利息期間となるのです。

そのため返済期間に余裕が欲しい人はレイクALSAの利用をおすすめします。

レイクALSAのメリット・デメリット!他社と比較した特徴を徹底解説

多重債務は返済リスクも高くなるので要注意

一時的に返済金額をキャッシングする方法には気を付けなければならない点があります。

それは多重債務となるリスクです。

一時的ではありますが、借入先が2社に増え同時に返済をする必要がでてきます。

自分で用意したお金ではなく、借りたお金で返済をするので、そのことを頭に入れて翌月の返済がいくらになるか計算しておかなければならないのです。

そして、最悪の場合には翌月また返済できないので他社から借入るなど、どんどん多重債務者に近づいていく恐れがあるのです。

そのため、借りたお金で返済をする場合には多重債務となるリスクがあると十分に承知、理解をしてから利用するようにしましょう。