オリックスグループのオリックス銀行は、店舗のないインターネット専業銀行です。
24時間365日申し込みできるweb完結を提供。最大限度額は800万円まで対応し、金利は年1.7%~17.8%で、提携ATMの利用手数料は無料と魅力があります。
インターネットで契約まで完了するので審査時間はスムーズに思えますが、実際のところ最短で融資を受ける方法はどうなっているのでしょうか。
このページでは、オリックス銀行カードローンの審査時間に焦点を当てて詳しく解説していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
オリックス銀行カードローンの審査時間は平均1週間程度
オリックス銀行カードローンの審査時間は、平均1週間程度で遅いです。
インターネットを介した契約なのでスムーズに審査ができそうに思いますが、残念ながら審査時間は遅くなっているのが実情。
当日中に借入できる消費者金融に比べてとても遅く、不便に感じるかもしれません。
それでは、どうして消費者金融よりも審査時間は長くなっているのかもう少し詳しく解説していきましょう。
なぜ消費者金融よりも時間がかかる?
オリックス銀行カードローンのような銀行カードローンは審査時間が長くなりがち。
考えられる理由は、以下のようなものがあります。
- 警視庁データベースに申込者を照会する義務
- 2社の保証会社の保証を受ける必要性
銀行カードローンの審査で決まりのひとつとして、警視庁データベースに照会する義務があります。
これは申込者が反社会的勢力の関係者ではないか調べ、反社会的組織に金銭を流さないようにするために行われています。
おそらくこの義務は今後撤廃されることはないので、銀行カードローンで当日中に融資を受けられることはありません。
オリックス銀行カードローンは、2社の保証会社を設けています。
具体的には、オリックス・クレジット株式会社と新生フィナンシャル株式会社の2社。
いずれかの保証を受けられなければ融資を受けることはできません。
消費者金融のように自社ですぐに審査を始められるわけではなく、保証会社に審査をお願いしている状態なので、より審査時間が長くなっている可能性があるでしょう。
このような理由でオリックス銀行カードローンは審査時間が長くなり、なるべくスムーズにお金を借りたい場合は向いていないかもしれません。
審査に土日を挟むと更に審査は長期化
オリックス銀行カードローンは、審査に土日を挟むと結果の回答がより長期化します。
これはオリックス銀行カードローンが土日に審査を行っていないため。
インターネット上で審査に申し込めるので土日も審査を行っているだろうと思いがちですが、実際は会社自体が機能していないので審査を行っていません。
先に説明したとおり元々オリックス銀行カードローンは審査時間が長いので、可能であれば土日を挟んで審査を申し込まないようにするべきでしょう。
したがって、月曜日や火曜日といった週の始めに審査を受けるほうが少しでも審査時間を減らせる効果を期待できます。
オリックス銀行カードローンの審査の流れ
オリックス銀行カードローンの審査の流れは、以下のとおりです。
- 申し込みフォームで必要事項の入力
- 審査受付メールの受け取り
- オリックス銀行と保証会社で審査開始
- 勤務先に在籍確認の電話連絡
- 本人確認と申込内容の確認
- 専用ローンカードの発行
- 本人確認書類や収入証明書類のアップロード
- 振込融資可能
上記のような流れが約1週間程度で行われます。
審査結果の連絡があまりに遅い場合はなにかしら忘れていたり問題があったりする可能性がありますので、まずはEメールを確認してオリックス銀行側から連絡がきてないか確認しましょう。
公式サイトから申し込み
オリックス銀行カードローンの公式サイトの申し込みフォームから審査に申し込めます。
申し込みフォームでは、個人情報の入力を行います。
オリックス銀行カードローンでは、以下のような個人情報を求められます。
- 名前
- 生年月日
- 性別
- 家族構成
- 子供の人数
- 自宅郵便番号
- 自宅住所
- 電話番号
- Eメールアドレス
- 居住形態
- 家賃・住宅ローンの返済の有無と金額
- 勤務先情報
- 年収
これら回答の際に誤った情報を入力してしまうと、後々に再入力になる可能性があったり、審査ができなくなったりする理由になるので注意しましょう。
また、故意に嘘の情報を入力することは絶対にしてはいけません。
たとえば、年収は高いほうが審査において有利ですが、審査担当者がその入力した年収に疑問を持った場合、収入証明書類の提出を求められることがあります。
そうなれば嘘だったとバレるので心象が悪くなることは言うまでもないでしょう。
受付メールの配信
審査に申し込むと登録したEメールアドレスに受付メールが配信されます。
受付メールには「Eメールアドレス確認用URL」があり、クリックすれば受信確認が完了。
受信確認を行わなければ、審査結果の連絡等をEメールアドレスで受け取れないので、かならずクリックするようにしましょう。
審査開始
審査はオリックス銀行と保証会社で行います。
保証会社はオリックス・クレジット株式会社と新生フィナンシャル株式会社の2社。
審査では、入力した個人情報から申込者の属性を決定したり返済能力の有無を判断したりして、総合的に融資可能であれば審査に通ります。
勤務先へ在籍確認
勤務先への在籍確認は、電話連絡が行われます。
電話は本人でも職場の人でも申込者が在籍していることが確認できれば問題ありません。
職場の人が電話に出た場合は、審査担当者はオリックス銀行カードローンの審査だと告げることはなく、単に個人名で申込者が居るか確認するだけです。
問題は職場の人が申込者のことをあまり知らず在籍確認が失敗してしまうケース。
失敗を回避するためには、電話に出る可能性が高い人に個人的に電話があるかもしれないと伝えておくことが大事でしょう。
どうしてもカードローンの利用をバレたくない場合は「クレジットカードの審査で在籍確認の電話連絡があるかも」と伝えておけば怪しまれることもありません。
オリックス銀行カードローンでは、在籍確認ができないかぎりは審査が完了しないため、失敗しないように気をつけることが大事です。
本人確認と申込み内容の確認
指定の連絡先に本人確認と申込み内容の確認の電話があります。
申し込みフォームにて自宅の固定電話または携帯電話の番号を入力しているので、いずれかに確認の連絡があるでしょう。
もしも自宅の固定電話に連絡がくることは家族に怪しまれて嫌だと思う場合は、携帯電話の番号だけ入力しても構いません。
ただし、固定電話を所有いているほうが居所がしっかりしていると判断され、審査で有利になる可能性もあります。
ローンカードを発行・郵送
専用ローンカードは、自宅に簡易書留で郵送されます。
郵送物の送付を勤務先に指定しても自宅住所に送ってくるので注意しましょう。
一部のカードローンでは専用ローンカードの郵送を断ることができますが、店舗を持たないオリックス銀行はかならず郵送してきます。
専用ローンカードは提携ATMの手数料無料で借入ができ、振込融資を考えている人でも持っていて便利に感じる場面もあるのではないでしょうか。
必要書類を提出して利用スタート
オリックス銀行カードローンは、本人確認書類や収入証明書類の提出が必要です。
本人確認書類は、以下の書類を利用できます。
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- 個人番号カード
- パスポート
- 在留カードまたは特別永住者証明書
いずれの本人確認書類でも有効期限内または現在有効なものしか利用できません。
また、「名前」「住所」「生年月日」を確認する必要があるので、表面に記載のない書類を提出する際は裏面も提出しましょう。
収入証明書類は、借入金額50万円以上を希望した場合に必須の書類です。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書または課税証明書
- 納税証明書
- 確定申告書
審査の結果によっては借入金額50万円以下でも提出が求められることがあります。
本人確認書類も収入証明書類も撮影したものをアップロードします。
撮影する際に注意するべきポイントは、書類が画面から途切れていたり、不鮮明だったりすると再提出を求められてしまいます。
もしも再提出になると審査時間が長引く結果になるので、一度の提出ですむように注意しましょう。
今日中にお金が必要なら消費者金融がおすすめ!
オリックス銀行カードローンは、とにかく審査時間が遅いことがデメリット。
すぐにお金を借りたい場合は、オリックス銀行カードローンは向いていません。
その点、消費者金融は即日融資に規制がないので、当日中にお金を借りられます。
大手消費者金融は全国各地に自動契約機も設置していますし、最短30分で審査が完了することも珍しくありません。
また根本的に消費者金融カードローンは銀行カードローンよりも審査が甘いと言われ、審査に通る可能性も高くなるでしょう。
しかもオリックス銀行カードローンの金利は年1.7%~17.8%で、銀行カードローンにしては低金利ではないこともデメリットです。
同じような金利であれば、消費者金融のほうが審査時間が短くてすむので、メリットに感じる人も多いのではないでしょうか。
プロミス
即日融資 | 最大限度額 | 金利 | 無利息期間サービス | |
---|---|---|---|---|
オリックス銀行カードローン | 不可能 | 800万円 | 年1.7%~17.8% | なし |
プロミス | 可能 | 500万円 | 年4.5%~17.8% | あり |
大手消費者金融のプロミスは、最短30分審査・最短即日融資に対応しています。
インターネットで契約を結べますし、全国規模で展開する自動契約機を活用する人も多数。
実質年率は年4.5%~17.8%、最大限度額は500万円まで対応しています。
注目は上限金利の年17.8%で、この金利はオリックス銀行カードローンと同じ。
加えてプロミスは初めて利用する人を対象に最大30日の無利息期間サービス※を提供しています。
※Eメールアドレスの登録と書面の受取をWEB明細にすることが必須。
無利息期間サービスを活用すれば、上限金利に該当する人はオリックス銀行カードローンよりもお得に借入できますね。
オリックス銀行カードローンは審査時間が長くなって困るという場合は、プロミスを検討する価値は充分あるのではないでしょうか。
プロミスのメリット・デメリット!他社と比較した強みを徹底解説
ダイレクトワン
ダイレクトワンは、スルガ銀行グループの老舗消費者金融です。
プロミスやアコムといった大手消費者金融と比較すれば知名度は劣りますが、審査難易度が比較的甘いということで人気のあるカードローン。
ダイレクトワンでも最短即日融資が可能で、店頭窓口で申し込むことができれば最短30分で融資完了という魅力があります。
ただし、店頭は東京都・神奈川県・静岡県・山梨県・愛知県しかなく、他の地域に住んでいる人は不便に感じるかもしれません。
また、ダイレクトワンの上限金利は年20.0%で、無利息期間サービスもなし。
金利面ではオリックス銀行カードローンやプロミスに劣ります。
とにかく少しでも審査に通りやすいカードローンでお金を借りたいという場合は、ダイレクトワンを検討してみてはいかがでしょうか。