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目次
オリックス銀行カードローンの審査は甘い?
オリックス銀行カードローンの審査は、銀行カードローンの中では比較的甘いと考えられます。
その理由は主に以下の3つがあります。
- 金利が高い
- 保証会社が2社ある
- 審査に申し込める属性の幅が広い
以下では、それぞれの理由についてくわしく解説していきます。
理由1.金利が高い
オリックス銀行カードローンの金利は年1.7%〜17.8%と、上限金利が他社銀行カードローンよりも高いです。
以下はオリックス銀行カードローンとその他銀行カードローンの金利を比較したものです。
銀行名 | 金利 |
---|---|
オリックス銀行カードローン | 年1.7%〜17.8% |
イオン銀行カードローン | 年3.8%〜13.8% |
みずほ銀行カードローン | 年2.0%〜14.0% |
楽天銀行スーパーローン | 年1.9%〜14.5% |
このように、オリックス銀行カードローンは、下限金利は低いものの上限金利はダントツで高いことがわかります。
そもそも、金利が高いとなぜ審査が甘くなるのかというと、それは返済リスクに理由があります。
返済リスクが高いということは、多額の融資をすると返ってこない可能性があるので、金利を上げて少額の融資を行うしかありません。
逆に、返済をしっかりしてくれると思われる人への融資は返済のリスクが低く、金利が低くても多額の融資をすればその分利益になります。
つまり、返済リスクの高い人への融資は高額にすることができず、あえて金利を上げて少額の融資を行い、審査を甘くして多くのユーザーを獲得する必要があるのです。
そのため、オリックス銀行カードローンは金利を高くして、少額の融資で多くの人数にサービスを提供するために審査が甘くなっていると考えられます。
理由2.保証会社が2社ある
オリックス銀行カードローンは保証会社を2社利用しているので審査が比較的甘いということが予想されます。
保証会社は銀行カードローンの代理審査を行なっており、保証会社が2社あるということは、審査のチャンスが2回あるということです。
例えば、保証会社Aの代理審査に落ちても、保証会社Bの審査に通過することができれば、その銀行のカードローンを利用することができます。
つまり、オリックス銀行カードローンの場合は「オリックス・クレジット株式会社」と「新生フィナンシャル株式会社」が保証会社なので、どちらかの保証が受けられれば審査に通過できるということです。
そのため、オリックス銀行カードローンは保証会社が2社ある分、他社銀行カードローンよりも審査が甘いということがいえます。
理由3.審査に申し込める属性の幅が広い
オリックス銀行カードローンは審査に申し込める属性の幅が広いので、審査に通過できる可能性が高いと言えます。
通常、銀行カードローンは正社員・公務員をメインに対象としたサービスですが、オリックス銀行カードローンは年金受給者でも借入を行なっています。
このように、オリックス銀行カードローンが幅広い属性の利用を可能にしているのは保証会社の存在です。
オリックス銀行カードローンの保証会社である「オリックス・クレジット」が、安定して高い収入を得ている属性の強い人を保証対象とし、「新生フィナンシャル」が収入の低い属性の弱い人を対象としています。
そのため、オリックス銀行カードローンは属性の高い人から弱い人まで幅広い人たちにサービスの提供を行なっていることから比較的審査は甘いといえます。
専業主婦・学生は借入ができないので注意
ここまでオリックス銀行カードローンの審査が比較的甘いということを説明してきましたが、決して誰でも審査に通るということはありません。
特に、専業主婦・学生は借り入れができないので注意が必要です。
オリックス銀行カードローンの申込資格は以下の通りです。
「原則、毎月安定した収入のある方で、申込時の年齢が満20歳以上69歳未満の方、かつ日本国内にご在住の方」
たとえアルバイトやパートで安定的な収入があっても、学生や専業主婦は対象にはならないので、誰でも借り入れができると勘違いしないようにしましょう。
もちろん無職の方は貯金や配偶者がいても借入はできません。
オリックス銀行カードローンの審査の流れ
オリックス銀行カードローンの審査の流れは以下の通りです。
- 申し込み
- 仮審査
- 本審査
- 必要書類の提出
- 契約完了
いかでは、オリックス銀行カードローンの審査の流れについてくわしく解説していきます。
1.申し込み
まずは公式サイトからWEB申し込みをしましょう。
オリックス銀行カードローンは24時間365日パソコンやスマホから申し込みができます。
本人情報や収入状況、勤務先等の情報を入力して申し込み後、メールアドレス確認のためのメールが届きます。
そのメールに記載されてあるURLをクリックして受信確認を行いましょう。
以上で申し込みが完了です。
2.仮審査
仮審査では、申込情報や信用情報から返済能力があるのかどうかを確認します。
返済能力の高さはコンピュータで自動的に点数化され、その点数が基準値以下だった場合は仮審査に落とされてしまいます。
また、この仮審査はオリックス銀行ではなく、保証会社であるオリックス・クレジットと新生フィナンシャルによって行われます。
3.本審査
仮審査に通過したら本審査として、在籍確認と本人確認が行われます。
在籍確認は申込情報に誤りがないかを確認するもので、原則免除してもらうことはできません。
勤めている職場にオリックス銀行から電話がかかってくるので、必ず応対しましょう。
席を外している場合でも他の誰かが電話を取って、申込者本人が働いていることがわかれば在籍確認が完了します。
在籍の確認が取れたら、次は申込者の本人確認と申し込み内容の確認のために、申込者へ直接電話がかかってきます。
なお、仮審査に通過したということは、信用情報や収入状況を見て返済能力に問題がないということなので、借入を受けられる可能性が高いといえます。
4.必要書類の提出
在籍確認と本人確認が完了したら、必要書類の提出を求められます。
オリックス銀行カードローンの申し込みに必要な書類は以下の通りです。
本人確認書類
- 運転免許証
- 健康保険証
- 個人番号カード
- パスポート
- 在留カード、特別永住者証明書
所得証明書類
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 課税証明書
- 納税証明書
- 確定申告書
書類の提出は、即時に提出できるWEBアップロードがおすすめです。
5.契約完了
ここまでの審査が終わったら、最後に担当者の最終確認が行われて契約完了です。
最終確認は申込情報などの整合性が確かめられる程度なので、ウソや誤った情報で申し込んでいない限りはその後すぐに契約となります。
ローンカードが発行されて手元に届いたらその日から借り入れができます。
ただし、ローンカードは在籍確認が終了した時点で発行・発送されるため、契約完了前に届くことがあります。
その場合はまだ借入ができないので、契約完了の通知を待ちましょう。
なお、契約完了の通知ははじめに受信確認を行ったメールアドレス宛に届きます。
オリックス銀行カードローンの審査に通過するコツ
比較的審査が甘いと考えられるオリックス銀行カードローンですが、できる限り審査に通過するような工夫がしたいと思っている方は多いと思います。
オリックス銀行カードローンの審査に通過するコツは以下の3つです。
- 申込内容や必要書類に不備がないようにする
- 借り入れ限度額を低めに設定する
- 返済の実績を作っておく
審査に通過するためには、返済の実績を作っておくなどの積み重ねがもっとも効果的が、ちょっとした申し込みの工夫も大切です。
ここからは、それぞれのコツをくわしく説明していきます。
申込内容や必要書類に不備がないようにする
審査に通過するためには、申込内容や必要書類に不備がないように気をつけることが大切です。
収入をごまかしたり、他社借入額をサバ読んだりなど、故意的な工作はもちろんいけませんが、ちょっとした内容の不備も不信感を与えてしまいます。
例えば、年収や借入額を「これくらいでいいや」と大体の金額に設定したりすると、正しい金額は必ず発覚するので審査が不利になります。
そのため、年収・借入額・借入件数などを中心に、申込内容はあらかじめ正しいものを把握しておき、不備がないよう申し込みしましょう。
また、提出する必要書類も規定のものを必ず提出しましょう。
借入限度額を低めに設定する
できる限り審査に通過するために借入限度額は低めに設定しましょう。
年収に対して高すぎる希望借入限度額は、審査に落ちる原因の一つです。
例えば、年収250万円の申込者が200万円の借入限度額を希望しても、明らかに返済計画を立てていない、もしくは返済計画が甘いと見られてしまい、審査の通過が難しくなります。
また「借りたいのは30万円だけどこの際だから希望額は50万円にしておこう」という申し込み方も、審査に落ちる可能性が高くなります。
そのため、希望の借入限度額を低めに設定して申し込むのも、審査を通りやすくするポイントの一つです。
返済の実績を作っておく
今すぐできるテクニックというものではありませんが、返済の実績を作っておくことは、審査に通るためには大切な要素です。
返済の実績とは、他社クレジットカードの返済歴やローンの返済歴のことで、過去の返済実績は個人信用情報機関に記録されます。
過去に返済の延滞や滞納がある場合も記録されます。
オリックス銀行カードローンの審査では、信用情報を確認するときに個人信用情報機関に申込者本人の情報を照会するので、一切滞りない返済実績は審査を有利にします。
そのため、返済の実績を作っておくことは、審査に通過しやすくするために大切なポイントなのです。
オリックス銀行カードローンのメリットとデメリット
オリックス銀行カードローンには、他社カードローンや消費者金融と比較したときにメリットとデメリットがあります。
ここからは、そのメリット・デメリットについて紹介していきます。
メリット
オリックス銀行カードローンのメリットには以下のことが考えられます。
- 審査が厳しくない
- 即時振込に対応している
- 提携ATM手数料が無料
オリックス銀行カードローンは他社銀行カードローンよりも審査基準が、それほど厳しくないと考えられるので、他社銀行カードレスの審査に落ちた人でも借り入れができる可能性があります。
ジャパンネット銀行宛て限定ではありますが、即時振込の融資に対応しているという点もメリットです。
外出先でローンカードを忘れたというときでも365日いつでも即時で融資が受けられます。
また、オリックス銀行カードローンは提携ATMの手数料が無料という特徴があります。
他社銀行カードローンや’消費者金融では、返済や借入の際にATMの利用に手数料がかかることがほとんどなので、その点ATM手数料が無料なのはオリックス銀行カードローンのメリットの一つといえます。
デメリット
オリックス銀行カードローンのデメリットには以下のことが考えられます。
- 金利が高い
- 専業主婦や学生は利用不可
- 完全WEB完結ではないので家族にバレる可能性がある
先述したとおり、オリックス銀行カードローンは金利が年1.7%〜17.8%と、上限金利が他社銀行カードローンよりも高いというデメリットがあります。
幅広い属性が利用できますが、専業主婦や学生はたとえアルバイトやパートで安定した収入があっても借入ができので注意が必要です。
また、オリックス銀行カードローンは完全WEB完結ではなく、ローンカードは必ず発行され、それが自宅に送られます。
そのため、たとえば実家暮らしの方や配偶者がいる方は、家族にカードレスの利用がバレる可能性があるというデメリットがあります。
オリックス銀行カードローンは簡単に審査に通るわけではない
審査が優しめで幅広い属性が利用できるオリックス銀行カードローンですが、誰でも審査に通るわけではありません。
過去に延滞や債務整理を行い信用情報に傷がついている人はもちろん、年収が低い方や不安定な収入の方は審査に落ちることが一般的です。
また、収入が高く安定していて、信用情報に傷がないからといって、簡単に審査に通るわけではありません。
返済の実績がなかったり、初回の契約から100万円を超える多額の借入を行うなどすると、審査に落ちる可能性が高くなります。
そのため、オリックス銀行カードローンはあくまでも返済する能力がある人と判断された場合に限られるので、誰でも審査に通るわけではないことを理解しておきましょう。