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目次
オリックス銀行カードローンと他社カードローンを5つの項目で比較
オリックス銀行カードローンは、他社銀行カードローンと比較してどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ここでは、オリックス銀行カードローンを含む大手銀行6社のカードローンについて、以下5つの項目で比較していきます。
- 金利と限度額
- 返済方法
- 審査基準
- 借入方法
- 審査時間
また、それぞれの比較からわかるオリックス銀行カードローンの特徴についても紹介していくので、オリックス銀行カードローンの利用を考えている方はぜひ参考にしてください。
金利と限度額の比較
オリックス銀行カードローンと他社銀行カードローンの金利・限度額の違いは以下の通りです。
銀行名 | 金利(実質年率) | 限度額 |
---|---|---|
オリックス銀行カードローン | 1.7%〜17.8% | 10〜800万円 |
みずほ銀行カードローン | 2.0%〜14.0% | 10〜800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン | 1.8%〜14.6% | 10〜500万円 |
ソニー銀行カードローン | 2.5%〜13.8% | 10〜800万円 |
イオン銀行カードローン | 3.8%〜13.8% | 10〜800万円 |
楽天銀行カードローン | 1.9%〜14.5% | 10〜800万円 |
このように、オリックス銀行カードローンは他社と比べて、下限金利がダントツで低く、上限金利がもっとも高いことがわかります。
銀行カードローンは消費者金融よりも基本的に金利が低いことが特徴的ですが、オリックス銀行カードローンは上限金利は消費者金融並みです。
つまり、オリックス銀行カードローン初めての利用や、返済能力が高くない申込者に対しては金利を上げて少額の融資を行い、一方で利用実績や返済能力の高い利用者に対しては金利を引き下げて高額の融資を行っていることがわかります。
返済方法の比較
オリックス銀行カードローンと他社銀行カードローンの返済方法の違いは以下の通りです。
銀行名 | 返済方法 |
---|---|
オリックス銀行カードローン | 口座引き落とし・ATM返済・振込返済 |
みずほ銀行カードローン | 口座引き落とし |
三菱UFJ銀行カードローン | 口座引き落とし・ATM返済・振込返済 |
ソニー銀行カードローン | 口座引き落とし |
イオン銀行カードローン | 口座引き落とし・ATM返済 |
楽天銀行カードローン | 口座引き落とし |
このように、ソニー銀行をはじめとしたネット銀行は振込返済に非対応で、返済方法が少ないことがわかります。
そのため、返済方法が多岐にわたるオリックス銀行カードローンは、他社銀行カードローンよりも利用者のさまざまなニーズに適応しているといえます。
審査基準の比較
それぞれの銀行カードローンの審査基準を明確に知ることはできないので、ここでは代理審査を行う保証会社について見ていきます。
オリックス銀行カードローンと他社銀行カードローンの保証会社は以下のとおりです。
銀行名 | 保証会社 |
オリックス銀行カードローン | オリックス・クレジット株式会社新生フィナンシャル株式会社 |
みずほ銀行カードローン | 株式会社オリエントコーポレーション |
三菱UFJ銀行カードローン | アコム株式会社 |
ソニー銀行カードローン | アコム株式会社 |
イオン銀行カードローン | イオンクレジットサービス株式会社オリックス・クレジット株式会社 |
楽天銀行カードローン | 楽天カード株式会社株式会社セディナ |
このように、保証会社は銀行カードローンによってそれぞれ異なり、中には自社の子会社を保証会社に利用したり、保証会社を2社利用しているところもあります。
基本的に保証会社が2社以上ある銀行カードローンは、1社しかない銀行カードローンよりも審査に通過する可能性が高くなります。
なぜなら、保証会社が複数ある銀行カードローンは、どちらからかの保証が受けられれば借入ができるからです。
例えば、保証会社Aの審査に落ちても、保証会社Bの保証が受けられれば、その銀行カードローンの審査に通過することが可能です。
そのため、オリックス銀行カードローンは、保証会社が1社の銀行カードローンよりも審査基準がやや低いと考えられます。
オリックス銀行カードローンの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ
借入方法の比較
オリックス銀行カードローンと他社銀行カードローンの借入方法の違いは以下の通りです。
銀行名 | 借入方法 |
オリックス銀行カードローン | 振込融資・ATM借入 |
みずほ銀行カードローン | 振込融資・ATM借入・自動貸越 |
三菱UFJ銀行カードローン | 振込融資・ATM借入 |
ソニー銀行カードローン | 振込融資・ATM借入 |
イオン銀行カードローン | 振込融資(イオン銀行のみ)・ATM借入 |
楽天銀行カードローン | 振込融資・ATM借入 |
このように、借入方法の種類についてはどこの会社もほとんど変わりません。
振込融資の依頼方法がインターネットのみだったり、電話にも対応しているなどの違いはありますが、基本的に銀行カードローンの借入方法は、振込融資とATM借入の2種類です。
また、オリックス銀行カードローンはATM借入の際の利用手数料が無料という特徴があります。
他社銀行カードローンは、ATM借入の手数料が有料なところがほとんどで、中にはATM借入の手数料が条件付きで無料になるところもあります。
その点、借入だけでなく返済の際にもATM利用手数料が無料なのは、オリックス銀行カードローンの強みと言えます。
審査時間の比較
ほとんどの銀行では、カードローンの審査時間が公開されていません。
それは審査にかかる時間を約束できないからです。
大手消費者金融では、最短30分審査で即日融資に対応していることがほとんどです。
しかし、銀行カードローンの場合は保証会社の審査や警視庁へのデータベース照会、自社での本審査などが行われるので、審査に時間がかかることが一般的です。
そのため、銀行カードローンは原則即日融資に対応しておらず、銀行によっても違いはありますが審査に1〜10日ほどかかることがあります。
オリックス銀行カードローンも同様に、申し込んでから審査結果が届くまでに1週間程度はかかると考えておきましょう。
オリックス銀行カードローンの審査時間はどれくらい?最短で融資を受けるには?
オリックス銀行カードローンのメリット
オリックス銀行カードローンのメリットには以下のものがあります。
- 保証会社が2社あるので審査に通過しやすい
- 即時振込に対応している
- オリックス銀行の口座がいらない
- 提携ATMの利用手数料が無料
ここからは、それぞれのメリットについてくわしく解説していきます。
保証会社が2社あるので審査に通過しやすい
オリックス銀行カードローンは保証会社が2社あるので審査に通過しやすいというメリットがあります。
先述しましたが、保証会社が2社あるということは、どちらかの保証が受けられれば借り入れができるということです。
つまり、オリックス銀行カードローンの保証会社であるオリックス・クレジットか、新生フィナンシャルのどちらかの保証が受けられれば借り入れができます。
そのため、オリックス銀行カードローンは保証会社が1社の銀行カードローンよりも審査に通過する可能性が高いことが大きなメリットです。
即時振込に対応している
オリックス銀行カードローンは即時振込に対応しています。
振込先がジャパンネット銀行宛てに限られますが、即時振込に対応している銀行カードローンは多くありません。
銀行カードローンの振込融資は、振込依頼をしてから早くても当日中となることが一般的です。
当日中なので、振込依頼から実際に振り込まれるまでに数時間かかることが予想されます。
そのため、出先でカードを忘れてしまった時でも、オリックス銀行カードローンは即時に融資が受けられるといったメリットがあります。
提携ATMの利用手数料が無料
先述しましたが、オリックス銀行カードローンは提携ATMの利用手数料が無料というメリットがあります。
他社銀行カードローンでは、借入と返済のときにATMを利用するとその度に手数料がかかることがほとんどです。
さらに、オリックス銀行カードローンはATM利用の際には1,000円単位の借り入れが可能なので、1,000円単位のこまめな借入・返済を、ATM手数料を気にすることなく行えます。
オリックス銀行の口座がいらない
オリックス銀行カードローンは、オリックス銀行の口座を必要としません。
多くの銀行カードローンは、自社の口座を持っていない申込者に対して、口座開設を行うよう促しています。
他社銀行口座への振込には手数料がかかるので、自社の口座を利用して返済・振込の際の手数料を抑えることが目的です。
しかし、オリックス銀行カードローンはオリックス銀行の口座開設が必要ないので、オリックス銀行の口座を持っていない人でもカードローン申し込み時に口座開設の手間がかかることはありません。
そのため、カードローンの契約で口座開設の進捗を待たなくてもいいので、口座開設を必要とする他社銀行カードローンよりも審査がスムーズに行われるといったメリットがあります。
オリックス銀行カードローンのデメリット
オリックス銀行カードローンのデメリットには以下のものがあります。
- 金利が高い
- 無利息期間がない
- 審査に通過してから実際に借入ができるまでに時間がかかる
- 専業主婦・学生は利用できない
ここからは、それぞれのデメリットについてくわしく解説していきます。
金利が高い
オリックス銀行カードローンは金利が高いというデメリットがあります。
冒頭で金利について他社銀行カードローンと比較したとおり、オリックス銀行カードローンの金利は年1.7%〜17.8%と、上限金利が消費者金融並みに高いことがわかります。
オリックス銀行カードローンの適用金利では、100万円未満の借入に対して年12.0%〜17.8%の金利が適用されます。
100万円未満の少額の融資を受ける場合は最高金利である17.8%が適用される可能性が高いです。
そのため、少額の融資を考えている方は、他社銀行カードローンを利用した方が支払う利息を抑えられることがあります。
無利息期間がない
オリックス銀行カードローンには無利息期間がありません。
そもそも、銀行カードローンは大手消費者金融と違って、無利息期間を設けているところはほとんどありません。
2019年5月現在、無利息期間のある銀行カードローンは以下の2社です。
- ジャパンネット銀行カードローン:30日間
- 静岡銀行カードローン:最大45日間
無利息期間をうまく利用すれば、支払う利息を大幅にカットすることができます。
そのため、短期的な融資を考えているのであれば、無利息期間があるジャパンネット銀行カードローンや静岡銀行カードローンの利用が適しています。
審査に通過してから実際に借入ができるまでに時間がかかる
オリックス銀行カードローンは審査に通過してから実際に借入ができるまでに時間がかかるというデメリットがあります。
オリックス銀行カードローンはローンカードを受け取った時点から借入が可能となります。
例えば、ローンカードを受け取る前に契約が完了したとしても、ローンカードが届いていなければ、ジャパンネット銀行宛ての即時振込も利用できません。
そのため、融資を急いでいる人にはオリックス銀行カードローンは向いていないといえます。
専業主婦・学生は利用できない
オリックス銀行カードローンは専業主婦・学生は利用できないので注意が必要です。
オリックス銀行カードローンの申込条件は以下の通りです。
「原則、毎月安定した収入のある方で、申込時の年齢が満20歳以上69歳未満の方、かつ日本国内にご在住の方(外国籍の方は、永住者または特別永住者の方)」
消費者金融や一部銀行カードローンでは、アルバイト・パートで安定的な収入があれば学生や主婦の方でも申し込みができます。
しかし、オリックス銀行カードローンはあくまでも正社員・公務員を対象としているので、専業主婦・学生の申し込みを受け付けていません。
ただし、オリックス銀行カードローンは保証会社を2社利用していることから、個人事業主や年金受給者でも利用できるといった特徴があります。
そのため、正社員や公務員でなくても安定的な収入を得ていれば、専業主婦や学生以外は利用が可能です。
オリックス銀行カードローンは借入やすい
オリックス銀行カードローン一番のメリットは、他社と比較して借入がしやすいという点です。
金利が高く、保証会社が2社あるので、さまざまな属性の人たちに融資を行なっていることが予想されます。
ただし、誰でも借入が可能かというとそういうわけではありません。
学生や専業主婦はもちろん、信用情報に傷がある人や収入が低い人は審査に落とされる可能性が高いので注意が必要です。
オリックス銀行カードローンを利用する際は、他社銀行カードローンと比較して、メリットとデメリットを理解した上で申し込むようにしましょう。