マイホームを持つことはほとんどの人が夢に見ることではないでしょうか。
そんなマイホームを手に入れるための手段が住宅ローンです。
コンスタントに毎月返済できれば何の問題もありません。
しかし、急な出費や環境の変化で住宅ローンの返済計画というものはいとも簡単に崩れてしまいます。
このページではそんなときの対処法と住宅ローンを返済できないときのリスクを余すところなく紹介しています。
「住宅ローンを今月だけ払えない…」という人は必見の内容です!
※本ページにはPRが含まれます。
目次
住宅ローンが今月だけ支払えないケース3選
最初に、住宅ローンが今月だけ支払えないケースを3つ紹介します。
あてはまるケースによって対応の方法も変わってくるため、是非目を通してみてください。
ケース1:転職やリストラで収入が減った
今月だけ住宅ローンが支払えないケースとして挙げられるのが転職やリストラです。
急な転職やリストラによって収入が減ってしまうと、それまで払えていた住宅ローンが支払えなくなることがあります。
何かのきっかけで急遽転職を決めたり、突然リストラされて収入を失ったりということは、さほど珍しいことではありません。
もともと支払えると思っていたものでも、きっかけひとつで支払えなくなる可能性があるのです。
ケース2:子どもに使う費用が予想以上にかかった
教育費や育児にかかる費用が想像以上に高くつき、住宅ローンが支払えないケースもあります。
子どもにかかる費用はその時になってみないとわかりません。
どんな習い事をするのか、私立の学校に行くのか、公立の学校に行くのかによって金額は変動します。
住宅ローンを組んだ時に子どもは何歳だったのか、もしくは生まれていたのかなど、家庭によって支払い状況が変わってきます。
そのため、養育費や教育費が想像以上にかさばってしまい、住宅ローンを今月だけ支払えないというケースも存在するのです。
ケース3:急な出費に貯金だけでは対応しきれなかった
急な出費に対応できないケースも比較的多くみられます。
冠婚葬祭や事故、家電などが壊れてしまったために買換えをしなきゃいけない時など、急な出費はいつ発生するかわかりません。
急な出費となる要因は限られますが、住宅ローンを支払えるように対応するためにはそれらを把握する必要があります。
事故や冠婚葬祭は予測できなくても仕方がありませんが、家電などの買い替えの場合は別です。
寿命が近いと判断できる家電があるようであれば、頭に入れておく必要があるでしょう。
住宅ローンが払えないと発生する5つのリスク
住宅ローンを今月だけ支払えないからといって、自宅や給料がその月のうちに差し押さえられるということはありません。
1回程度であれば「一時的にお金が用意できなかった」と判断され、柔軟に対応してくれる金融機関がほとんどです。
しかし、今月だけでなく来月も、ましてやそれ以降も住宅ローンが払えないとなると、金融機関側の対応も変わってきます。
最終的には自宅を競売にかけられるか、任意売却の対象となる可能性があります。
しかし、今月だけ住宅ローンが払えないとなると、他にもリスクは生じ始めます。
リスク1:信用情報に傷がつく
今月だけ住宅ローンが支払えない1つ目のリスクとして挙げられるのが信用情報です。
次の月以降も住宅ローンの支払いに応じることができない場合、個人の信用情報に傷がつきます。
信用情報は個人信用情報機関に5年から10年間登録されます。
そのため、一度個人信用情報機関に傷がついた信用情報を登録されてしまうと、最低でも5年間はクレジットカードの審査など、金融機関の利用に支障をきたします。
信用情報に傷がつくということはシビアな問題であるため、できるだけ避けたいリスクです。
リスク2:代位弁済による保証会社への支払い義務
2つ目のリスクとして挙げられるのが代位弁済による支払い義務の移行です。
住宅ローンを契約する際、金融機関との契約とはまた別に、指定の保証会社と保証委託契約を結びます
ここで結ぶ保証委託契約は、万が一住宅ローンが支払えなくなった際に、契約する保証会社が金融機関への残金をすべて肩代わりするというものです。
つまり、金融機関にではなく保証会社に返済をしないといけない可能性も出てきます。
保証会社は銀行とは違い、職場や自宅へ電話をかけてきます。
電話などの連絡によって身内や友人にばれる可能性は高くなります。
リスク3:団体信用生命保険の解約
ほとんどの金融機関で、住宅ローンを組み際には団体信用生命保険への加入を条件としています。
しかし、住宅ローンが支払えない状態が続いてしまうと、返済先が金融機関から保証会社へと変わります。
その際に団体信用生命保険も解約されます。
金融機関との契約が終了すると同時に保険料に支払いも打ち切られます。
保険料を支払わなくなったその瞬間、団体信用生命保険も同時に解約となるのです。
リスク4:ローン残金の一括請求を受ける
保証会社による代位弁済が始まると、金融機関が住宅ローン残金の一括請求をおこないます。
また、支払いを滞納したままにしていると、本来であれば払わなくてもよかった遅延損害金の支払いも発生します。
住宅ローンは支払いが遅くなれば遅くなるほど自分の首を絞めることになるのです。
リスク5:住宅を競売にかけられる
今月だけでなく、次の月以降も支払いができないと、ローンを組んでいる住宅が競売にかけられます。
競売にかけられた住宅はネットに掲載され、最高落札額で落札されたのちに所有権の移行が進みます。
競売で落札される額は、住宅ローンの残りよりも少額であることがほとんどです。
そのため、たとえ競売にかけたとして、落札されたとしても、返済を続けなければいけないことがあります。
住宅ローンの返済が一度遅れただけではすぐに退去にならない
重要なのは「今月だけ住宅ローンが支払えなかったからといってすぐに立ち退きをしなくてはならないわけではない」ということです。
住宅ローンの支払いができなかった場合の対応は金融機関によって変わってきます。
そのため、「今月の支払いができなかった=立ち退き」というわけではないのです。
たいていの金融機関は立ち退きまでに何段階か踏んで返済の催促をします。
今月だけ住宅ローンが払えない人のための解決策
ここからは、今月だけ住宅ローンが支払えない人のための対策を紹介します。
状況によってとるべき対策は変わってきます。
そのため、自分にマッチした対策方法を見極めましょう。
対策1:ローン会社に相談してみる
今月だけどうしても住宅ローンの支払いができない、という場合は、まずローン会社に電話をしましょう。
債務者を取り巻く状況にもよりますが、ある程度は寛大な措置を取ってくれる可能性があります。
返済期日の延期や返済額の一時的な低減など、金融機関によって対応は様々です。
しかし、早めに電話を入れておくことで損はありません。
対策2:親や知り合いに援助を頼んでみる
困ったときに頼れるのはやっぱり家族です。
そのため、今月だけどうしても住宅ローンが支払えないというのであれば、親や知り合いに一時的な援助をお願いすることも考えましょう。
ただし、もし返済できなかった場合に信頼を失うことになります。
親しい人の知り合いを失うリスクがあることは頭に入れておきましょう。
今月分だけカードローンを利用して対応することもできる
自力でお金を用意したり、誰かに助けを求められたりすることができるのであれば、迷わずその手段を選択しましょう。
しかし、お金が絡むと対人関係は途端にシビアになります。
信頼を失いたくない、リスクを冒したくない場合はカードローンの利用を検討しましょう。
今月だけ住宅ローンの支払いをするためにカードローンを利用するメリット
今月だけ住宅ローンの支払いをするためにカードローンを利用するメリットは主に2つです。
カードローンはATMなどの身近な場所で借り入れができ、近年どんどん利用度が高まってきている返済方法です。
最近ではテレビCMも頻繁に放映されるようになり、これからますますポピュラーになっていくであろう借り入れ方法です。
①今月の返済額分をすぐに用意できる
住宅ローンの支払いにカードローンを利用する1つ目のメリットは、返済額分を一気に用意できる点です。
審査に通過さえすれば手軽に利用することができるため、限度額いっぱいまで借り入れをおこない、住宅ローンの支払いに充てることができます。
②その日のうちにお金を用意することができる
カードローンはその日のうちにお金を借りることができます。
支払いが切羽詰まっているとき、カードローンの存在は非常に嬉しいものとなります。
カードローンは利用しすぎに注意が必要
住宅ローンの支払いをするためにカードローンを利用する際の注意点としては、何度も利用しないことです。
連続して何度も住宅ローンの支払いのためにカードローンを利用してしまうと今度はキャッシングの返済で頭が回らなくなってしまいます。
そうなってしまうと本末転倒。
ただ返済先が変わっただけという状態になります。
そのような状態を避けるためにも、カードローンに頼りすぎないことが非常に重要になってきます。
今月だけ住宅ローンが支払えない人におすすめのカードローン
ここからは今月だけ住宅ローンの支払いを切り抜けるためにおすすめのカードローン会社を3社紹介します。
おすすめのカードローン会社は
- アコム
- アイフル
- プロミス
です。
以上の3社はテレビCMも頻繁に放送しているため、信頼と人気を兼ね備えた大手カードローン会社です。
アコム
アコムは申し込みの手軽さとスピーディーな審査で人気を博している業界最大手のカードローン会社です。
審査は最短30分で終了し、融資までにかかる時間は最短で1時間となっています。
限度額は最大800万円まで設定することができ、金利は3.0%から18.0%です。
⇒アコムのメリット・デメリット!他社と比較した強みを徹底解説
アイフル
アイフルはこっそりお金を借りたい人に是非お勧めしたいカードローンです。
アイフルでは郵便物が届く時間を指定できます。
そのため、自分がいないときに郵便物が届き、家族にばれてしまうという心配がありません。
審査は最短30分で終了し、融資までの最短時間は1時間です。
限度額は800万円となっており、金利は3.0%から18.0%です。
⇒アイフルのメリット・デメリット!他社と比較した強みを徹底解説
プロミス
プロミスは幅広い層からの人気を誇る大手カードローン会社です。
原則24時間振込可能で、審査にかかる時間も最短で30分となっています。
限度額は最大500万円で、金利手数料は4.5%から17.8%となっています。
⇒プロミスのメリット・デメリット!他社と比較した強みを徹底解説
住宅ローンが今月だけ払えないのであればカードローンの利用がおすすめ
住宅ローンが今月だけ払えないのであれば、カードローンを利用することをおすすめします。
しかし、便利なカードローンも使い過ぎは禁物です。
カードローンはあくまで今月の支払いだけ乗り越えるために利用するようにしましょう。
住宅ローンが今月だけ払えない場合はこの記事で紹介した対策を実践し、今月の住宅ローンの支払いを切り抜けましょう!