栃木銀行カードローンのメリット・デメリット！他社と比較した特徴を徹底解説

栃木県宇都宮市に本店を構える第二地方銀行の栃木銀行は、個人を対象にしたカードローンを提供しています。

普段、栃木銀行を利用する方も利用しない方も、栃木銀行カードローンに興味を持ったことでこのページに辿り着いたはずです。

ここでは、栃木銀行カードローンのスペックからメリット・デメリットまでわかりやすく解説していますので、興味のある方はぜひ最後までご覧になってください。

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栃木銀行カードローンのスペック情報

申し込み条件	・契約時の年齢が満20歳以上69歳以下の方 ・安定継続した収入のある方（年金収入者は不可） ・栃木銀行営業区域内に在住する方 ・他に栃木銀行の無担保カードローンを利用していない方 ・保証会社の保証を受けられる方
提出書類	本人確認書類・所得証明書類
即日融資の有無	不可
利用用途	原則自由
最大限度額	800万円
適用金利	1.9％～14.5％
保証会社	ＳＭＢＣコンシューマーファイナンス(株)

栃木銀行カードローンの3つのメリットとは

栃木銀行カードローンは、以下の3つのメリットがあります。

• 栃木銀行の普通預金口座を所有していればWEB完結に対応
• 最大限度額800万円まで可能
• 専用ローンカード到着前でも振込融資ができる

栃木銀行の普通預金口座を所有していればWEB完結に対応

栃木銀行の普通預金口座を所有していれば、WEB完結を利用できます。

WEB完結とは審査申し込みから契約を結ぶまで来店不要のシステムで、インターネットに接続できればどこでも問題ありません。

最近はWEB完結に対応したカードローンが増加傾向ですが、地方銀行では対応していない場合も多いので、栃木銀行カードローンのメリットになります。

ただし、栃木銀行の普通預金口座を所有していない方は、WEB完結は利用できません。

事前に栃木銀行の普通預金口座を開設するか、WEB完結を利用せずに審査の申し込みのみインターネットを利用するか、いずれかを選択するようにしましょう、

最大限度額800万円まで可能

栃木銀行カードローンの最大限度額は800万円です。

この800万円という最大限度額は高額融資になりますが、ここでは有名所のカードローンと比較した表を用意しましたので、まずは確認してみてください。

金融商品名	消費者金融/銀行	最大限度額
栃木銀行カードローン	銀行	800万円
アコム	消費者金融	800万円
プロミス	消費者金融	500万円
アイフル	消費者金融	800万円
みずほ銀行カードローン	銀行	800万円
三井住友銀行カードローン	銀行	800万円
バンクイック	銀行	500万円

大手銀行カードローンや大手消費者金融と比較しても決して劣ることなく、むしろ栃木銀行カードローンのほうが優れている場合もあることが理解できたのではないでしょうか。

最大限度額は少しでも多いほうが良いという方は、栃木銀行カードローンの利用にデメリットを感じることはないはずです。

ただし、あくまで最大限度額は「最大でも融資できる金額」という意味で、決して無条件に誰でも最大限度額を借入できるわけではありません。

最大利用限度額は審査申込者の希望限度額と所定の審査によって決まるため、その点は勘違いしないように注意してください。

専用ローンカード到着前でも振込融資ができる

栃木銀行カードローンはその名のとおりカードを用いたローンです。

専用のローンカードが自宅に郵送され、到着次第ATMで借入する方法が基本になります。

しかし、栃木銀行カードローンは専用ローンカード到着前でも振込融資に対応しているため、契約を結ぶことができれば融資を受けられます。

専用ローンカードが郵送で到着する約1週間の時間を待たずに借入できるので、専用ローンカードを用いてしか借入できないカードローンよりは利便性が高くなるでしょう。

栃木銀行カードローンの2つのデメリットとは

栃木銀行カードローンは、以下の2つのデメリットがあります。

• 栃木銀行の普通預金口座がなければWEB完結に対応していない
• 栃木銀行の営業区域内の人しか利用不可

栃木銀行の普通預金口座がなければWEB完結に対応していない

メリットの項目でも少し触れましたが、栃木銀行カードローンのWEB完結は栃木銀行の普通預金口座を所有していなければ対象外です。

栃木銀行の普通預金口座を所有していない場合は、事前に栃木銀行の普通預金口座を開設するかWEB完結をあきらめるしかありません。

たとえば大手消費者金融であれば銀行口座の開設をせずともWEB完結の利用が可能です。

審査に落ちた場合は使わない銀行口座が増えてしまうので、解約手続きの手間や管理をしなければならないため、デメリットになるでしょう。

栃木銀行の営業区域内の人しか利用不可

栃木銀行カードローンは、栃木銀行の営業区域内に居住または勤務している方を対象にしたカードローンです。

営業区域外の方の場合は栃木銀行カードローンの審査に申し込むことができないため、どれだけ興味があっても絶対に利用することができません。

一方、大手消費者金融や大手銀行カードローンは原則的に日本全国を対象にしていますので、営業区域内外を調べる必要なく審査を受けられる利点があります。

このように栃木銀行カードローンは特定地域の方しか利用できないというデメリットがあると覚えておいてください。

栃木銀行カードローンの審査基準は他社と比べて普通くらい？

栃木銀行カードローンの審査基準は、厳しいとも甘いとも言えません。

審査基準の目安としては、アルバイトやパートといった雇用形態でも利用対象者にしているのか、年金収入だけの場合でも大丈夫なのかというものがあります。

栃木銀行カードローンは、アルバイトやパートの審査は受け付けている一方、年金収入のみの方は審査を受けることができません。

よって、栃木銀行カードローンの審査は特別甘いわけではないものの、厳しいというわけでもないと判断できます。

審査を受けるうえで最も大事なポイントは、なんらかの形で労働をして安定継続した収入を得ているか否かという部分になるでしょう。

キャッシングの審査基準と審査に落ちる理由のすべて

栃木銀行カードローンの金利は消費者金融よりは低い！

栃木銀行カードローンの適用金利は、年1.9%～14.5%です。

これは消費者金融より低金利なことは間違いないですが、ここでは有名所の消費者金融や銀行カードローンと比較した表を用意したので確認してみてください。

金融商品名	消費者金融/銀行	適用金利
栃木銀行カードローン	銀行	年率1.9％～14.5％
アコム	消費者金融	年率3.0%～18.0%
プロミス	消費者金融	年率4.5%～17.8%
アイフル	消費者金融	年率3.0%～18.0%
みずほ銀行カードローン	銀行	年率2.0%～14.0%
三井住友銀行カードローン	銀行	年率4.0%～14.5%
バンクイック	銀行	年率1.8%～14.6%

注目は適用される確率が高い上限金利です。

栃木銀行カードローンの上限金利は年14.5%ですから、今回の表で比較したカードローンではそれなりに低い金利になりました。

銀行カードローンと比較すると大差ないですが、消費者金融よりは明らかに低金利です。

ただし、栃木銀行カードローンは大手消費者金融のような無利息期間サービスの提供はしておらず、場合によっては大手消費者金融のほうがお得な場合もあります。

利用する際は、金利の低い栃木銀行カードローンのほうがお得か無利息期間サービスのある消費者金融のほうがお得か考えたうえで契約を結ぶべきでしょう。

栃木銀行カードローンは毎月7日に返済用用金口座から自動引落し

栃木銀行カードローンの約定返済日は、毎月7日（銀行休業日は翌営業日）です。

返済用普通預金口座から自動引落しされるため、事前に口座へ入金しておきましょう。

もしも口座残高が不足していた場合、返済遅延につながります。

返済に遅れてしまうと遅延損害金利率の適用で余計な利息を支払ったり、悪質な際は信用情報機関に記録されたりしてしまいます。

毎月7日までには口座残高を確認して、返済に遅れないよう心がけることが大事でしょう。

最低返済額は2,000円から可能

栃木銀行カードローンの最低返済額は2千円です。

ただし、前月末の借入残高によって最低返済額は変わるため、以下の表を確認してください。

前月末の借入残高	最低返済額
10万円以下	2,000円
10万円超30万円以下	5,000円
30万円超50万円以下	10,000円
50万円超100万円以下	20,000円
100万円超200万円以下	30,000円
200万円超300万円以下	40,000円
300万円超400万円以下	50,000円
400万円超500万円以下	60,000円
500万円超600万円以下	70,000円
600万円超700万円以下	80,000円
700万円超800万円以下	90,000円

このように前月末の借入残高に応じて最低返済額は変わりますので、借り過ぎには注意してください。

自動融資機能を搭載

栃木銀行カードローンは自動融資機能を搭載しています。

自動融資機能とは、公共料金やクレジット等の口座振替時に残高不足の場合、自動的にカードローンから口座に充当してくれるサービスです。

また、自動融資機能を希望しない依頼をすれば停止することも可能。

ただし、以下に該当するものは自動融資機能のサービス対象外です。

• 預金の払い戻し
• 預金口座の振り替え・送金
• 栃木銀行カードローンの約定返済金の支払い

自動融資機能は便利な反面、カードローンの利用を助長してしまうデメリットもあるため、使い方についてはよく考えるようにしましょう。

随時返済に対応

栃木銀行カードローンは専用ローンカードを介してATMから随時返済可能です。

随時返済とは約定返済額以上に返済できるもので、すべて元金に充当します。

お金に余裕があれば積極的に随時返済していけば借金を早く減らせるため、活用していくメリットがあるでしょう。

一方、生活費を圧迫してまで随時返済してしまうと再び借入する原因になるため、あくまでお金に余裕があるときだけ活用するべきです。

栃木銀行カードローンは振込融資とATM借入ができる

栃木銀行カードローンの借入方法は、振込融資とATM借入の2種類があります。

振込融資は無料ですが、ATMは提携ATMを利用すると利用手数料が発生してしまいます。

ほんの数百円の利用手数料とはいえ何度も利用すれば無駄な出費になってくるため、利用手数料の発生しない栃木銀行のATMを使うか振込融資がお得になります。

したがって、栃木銀行カードローンを利用する際は、手数料の発生しない方法をなるべく使うようにしましょう。

栃木銀行カードローンへ申し込んだ方の口コミを紹介

申し込み年	2019年
年齢	33歳
職業	農業
年収	300万円
利用目的	生活費
希望限度額	50万円

栃木銀行カードローンの審査に申し込んだときは、害虫の影響で農業の出荷額に影響がでて生活費に困ったときでした。これまでローンというものは一度もしたことがなく、非常に不安でしたが、電話がかかってきた方が丁寧な女性で、とりあえず安心したことも覚えています。結局、希望限度額50万円の借入することができ、特に専用ローンカードでATM借入ができたので便利でした。今でも苦しいときは借りては返済してを繰り返して栃木銀行カードローンのお世話になっています。

申し込み年	2018年
年齢	22歳
職業	飲食業
年収	220万円
利用目的	冠婚葬祭費
希望限度額	10万円

栃木銀行カードローンを利用したときは、友人の結婚ラッシュであっという間にお金がなくなったときでした。仲良くしていた友人たちなので祝い金を渡さないわけにもいかず、どうしようかと困ったときに栃木銀行カードローンの審査に申し込みました。栃木銀行カードローンの審査はWEB完結を利用でき、栃木銀行に行くことは一切ありませんでした。希望限度額は10万円でしたが、驚いたことに50万円の枠を組んでくれました。今は完済しているので利用していませんが、いざというときのために専用ローンカードは金庫に保管しています。