α倶楽部カードのメリット・デメリット!利用者の口コミを参考に解説

α倶楽部カードは、新生銀行のグループであるアプラスが提供するサービスです。

系列の中でもアプラスは中堅に位置する信販・クレジットカード会社で、大阪で1950年代に設立された長い歴史を持っています。

ここでは、そんなアプラスのカードローン・α倶楽部カードとはどのようなものなのか、口コミを交えてメリット・デメリットなどを詳しくご紹介します。

※本ページにはPRが含まれます。

α倶楽部カード詳細情報(スペック表)

α倶楽部カードのスペックは、以下のようになっています。

申込み条件 契約時の年齢が満20歳~満64歳で、日本国内に在住し安定した収入がある方(※20歳未満の方や収入がない方は申込不可)・メールアドレスを持っている方
必要書類 本人確認書類(健康保険証、運転免許証または運転経歴証明書のコピーなど
※1本人確認書類の住所と現住所が異なる場合、発行日から6ヶ月以内の現住所が記載された社会保険料の領収書・国税や地方税の領収書または納税証明書・公共料金の領収書のいずれかのコピー
※2融資額が50万円以上の場合、源泉徴収票か給与明細のコピー
審査時間 最短即日
使用用途 自由
契約期間 満65歳まで
限度額 10万円~300万円
保証会社 なし

α倶楽部カードのメリット

  • メリット1 全国どこからでもキャッシングが利用できる
  • メリット2 返済方法の種類が豊富
  • メリット3 ポイントが付与される
  • メリット4 インターネットで申込が完結できる

メリット1 全国どこからでもキャッシングが利用できる

α倶楽部カードは、全国の銀行ATMの他に、提携しているコンビニATMなどでキャッシングが利用できるので、どこに住んでいても便利です。

利用できる銀行は、セブン銀行・イオン銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・東京スター銀行・第三銀行・広島銀行・西日本シティ銀行・福岡銀行・親和銀行・熊本銀行などがあります。

このうち、広島銀行・福岡銀行・親和銀行・熊本銀行はキャッシングのみで、その他の銀行はキャッシング・返済・一括返済が可能です。

キャッシングが利用できるコンビニエンスストアは、セブンイレブン・ファミリーマート・デイリーヤマザキ・セイコーマート・ポプラなどがあります。

その他に、スーパーなどでもイーネットのATM端末が設置されていれば利用可能です。

ただ、コンビニエンスストアでは、利用できる時間帯がそれぞれ異なるので、利用する前に確認が必要です。

セブンイレブンは、月曜日が05:00~23:50、火曜日・水曜日が00:10~23:50、木曜日が01:30~23:50分、金曜日・土曜日・日曜日は00:10~23:50です。

クレジットカード・信販でのキャッシングは、クレディセゾンのATMが設置されている店舗で利用できます。

メリット2 返済方法の種類が豊富

α倶楽部カードは、返済方法がたくさんあるのもメリットになっています。

一般的に大手のカードローンでは、指定された口座から自動的に引き落とされるか、提携するATMでの返済となっており、返済方法の種類が少ないです。

これは、銀行のカードローンも同様です。一方、α倶楽部カードは、銀行口座からの自動引き落としやインターネット返済、店舗での振込、提携する銀行や信販・クレジットカードのATMからの返済、提携コンビニATMからの返済と種類が豊富で、どのような状況でも返済しやすくなっています。

メリット3 ポイントが付与される

α倶楽部カードは、ポイント付与サービスが付いています。付与されるタイミングは返済時で、500円で1ポイントが貯まります。

貯まったポイントは、ギフトカードに交換することができます。

また、貯まったポイントの有効期限も3年間と長いので、返済をしながらじっくりとポイントを貯めていくことができます。

ポイントの還元サービスはクレジットカードなどでよく行われていますが、カードローンでポイントが付与されるのはあまり例がなく、α倶楽部カードを利用するメリットと言えます。

メリット4 インターネットで申込が完結できる

α倶楽部カードは、インターネットで申込が完結できるのでとても便利です。

インターネット環境さえあれば来店せずにすぐに申し込めるので、忙しい方やすぐに申込をしたいという方にメリットは大きいです。

α倶楽部カードのデメリット

  • デメリット1 収入がない方への融資は行われない
  • デメリット2 50万円以上の融資から源泉徴収票か給与明細のコピーが必要
  • デメリット3 銀行系のカードローンと比較して金利が高い
  • デメリット4 申込時に書類をたくさん用意しなければいけない

デメリット1 収入がない方への融資は行われない

α倶楽部カードでは、基本的に収入がない方の申込は受け付けられていません。

他の消費者金融や銀行のカードローンでは、少しでも収入があったり、配偶者に安定した収入があれば申込ができることもあります。

このようなことから、収入がなくて融資が必要な方にはデメリットになっています。

デメリット2 50万円以上の融資から源泉徴収票か給与明細のコピーが必要

α倶楽部カードで申込をする際に、希望融資額が50万円を超えると、本人の収入を証明する源泉徴収票か給与明細のコピーが要ります。

カードローンは総量規制の対象で、年収の3分の1以上は法律で融資をすることができない決まりになっており、申込者の年収を確かめるために必要となります。

つまり、収入が低い方でたくさん融資を受けたいと考えている方は、デメリットになります。

デメリット3 銀行系のカードローンと比較して金利が高い

α倶楽部カードの金利は6.9%~18%で、銀行系カードローンより金利が高いこともデメリットになっています。

特に大手都市銀行の金利の相場は2.0~14.0%と低く、同銀行の住宅ローンを利用しているなど条件付きでさらに金利を低くする得点が付くこともあります。

一方、α倶楽部カードの金利は、利息制限法で元金が10万円を超えない場合は年率20%まで、元金が10万円超100万円未満の場合は年率18%まで、元金が100万円以上の場合は年率15%までと上限金利が定められています。

これを見ても分かるように、金利を少しでも抑えたいという方には、デメリットになります。

デメリット4 申込時に書類をたくさん用意しなければいけない

α倶楽部カードを申し込む際には、いろいろと用意する書類があります。

50万円を超える融資でなければ、上述のような収入を証明する書類は必要ありませんが、たくさん融資を受けようとする方は手間暇がかかるのでデメリットになります。

α倶楽部カードの審査基準は他社より甘い?

α倶楽部カードの審査基準については、公式ホームページではっきりとしたことが書かれていません。

同じ新生銀行グループのレイクアルサの審査基準を参考にすると、他の消費者金融と同じくらいで特に甘いということはありません。

ただ、口コミでは、他社金融業者から40万円近く借入があったけれど審査に通過したとあり、また他の消費者金融や大手都市銀行などがパートやアルバイトなど収入が比較的低い人に融資が消極的であるのに対し、レイクアルサは積極的に融資を行っていることから、他社よりも審査はやや甘いと言えるでしょう。

注意することとして、複数社から借入があったり、滞納などの金融事故を起こしている場合は、α倶楽部カードに限らず審査に通る可能性は低くなります。

α倶楽部カードの金利は他社より高い?

上述のデメリットでも述べたように、α倶楽部カードの金利は銀行系のカードローン金利よりも高い傾向にあります。

α倶楽部カードの金利と他の大手消費者金融の金利を比べると、以下のようになっています。

α倶楽部カードの金利  6.9%~18.0%
プロミスの金利 4.5~17.8%
アコムの金利 3.0~18.0%
SMBCモビットの金利 3.0~18.0%
アイフルの金利 3.0~18.0%

上記の金利を比較してみると、α倶楽部カードの最高金利と他社の最高金利はほとんど18.0%で変わりがありません。

ただ、最低金利ではアコムやアイフルなどの3.0%より3.9%高い金利になっています。

例えば、α倶楽部カードで10万円の融資を受けた場合、3.0%の金利の業者より3900円利息が高くなり、50万円借りると1万9500円高い利息を支払わなければいけないことになります。

このことから、α倶楽部カードの金利は、融資額が低いと大手消費者金融よりも高くなることが分かります。

α倶楽部カードは返済しやすい?

α倶楽部カードは、返済方法を5種類の中から選ぶことができるので、返済しやすい便利なカードローンです。

カードローンによっては、返済場所や返済方法が指定れていることもあり、指定の銀行口座に普通口座を開設したり、店舗窓口や決められたATMへ毎月足を運んで返済しなければいけないケースもあります。

α倶楽部カードは、豊富な返済方法の中から、自分に合ったものを選ぶことができる利便性の高いカードです。

インターネットで返済もできるので、ネット環境がある人は特に使い勝手が良くなっています。

返済方式

α倶楽部カードは、借入時残高スライドリボルビング方式がとられています。

この方式は、多くの消費者金融カードローンで行われている返済方法です。返済額が毎月の残高に応じてスライドしていく返済方法で、借入をした残高に応じてその月の最低返済額が決定します。

メリットとして、返済が進むにつれて借入残高も減っていくので、返済月の最低返済額ももちろん減ることになり、返済計画が立てやすくなります。

ただ、注意点として、返済中に借入を行わなければ毎月の返済は少なくなりますが、途中で借入をすると返済残高に新しく借り入れた金額を足した金額に貸金業者の定める定率を乗じた額が最低返済額になるので、追加で借り入れる際はシミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てることが重要です。

返済日

α倶楽部カードの返済日は、銀行口座振替の場合は毎月27日に引き落とされます。引き落とし日が休みの場合は、翌金融機関営業日に引き落としが行われます。

提携するATMで返済する場合、5日・10日・15日・20日・25日の5の倍数日と末日の中から返済日を選ぶことができます。

また、インターネットの公式ホームページやモバイルサイトで、普通口座から繰り越し返済をすることも可能です。

ただ、キャッシュカードを持っていない場合は、ATM返済をすることができないので注意が必要です。

α倶楽部カードの借り入れ方法

α倶楽部カードの借入方法は、インターネットを利用した普通預金口座への振り込みをはじめ、提携銀行ATMやコンビニATMなどからキャッシングが可能です。

インターネットでの融資申込は24時間できますが、銀行やコンビニATMは利用できる時間帯がそれぞれ違うので、利用したい店舗の利用可能な時間帯をあらかじめ調べておくことが大切です。

α倶楽部カードへ申し込んだ人の口コミ

申込み年 2016年
年齢 27歳
職業 事務
年収 220万円
利用目的 旅行
希望限度額 50万円

このカードを作った目的は、親友と国内旅行をするためです。毎月のお給料もそれほど高くないので審査に通るかどうかとても心配していましたが、その日のうちに審査結果を通知してもらえ、あまりの速さにびっくりしました。お給料日前はお財布の中身が厳しいので、たまにお世話になっています。普通のカードローンは返済だけですが、α倶楽部カードはポイントが貯まっていくのでただ返済するよりも楽しみがあります。貯まったポイントはギフトカードに交換できるのも魅力です。

申込み年 2015年
年齢 30歳
職業 IT関係
年収 400万円
利用目的 新生活準備資金
希望限度額 150万円

今までにカードローンを利用したことがなくて、結婚式を挙げて今まで自分が住んでいた家で暮らすはずだったのですが、突然転勤になり新生活の準備資金が足りなくて借り入れることにしました。結果は、α倶楽部カードで良かったです。引越準備などでとても忙しいなか、インターネットで申込ができるのは、とても助かりました。審査もスピーディーで、申し込んだその日のうちに審査結果が送られてきました。利用できるATMもたくさんあり、とても使い勝手が良いカードです。

申込み年 2017年
年齢 23歳
職業 アパレル
年収 160万円
利用目的 交際費
希望限度額 10万円

大学を卒業して今の職場に1年勤務しています。最近結婚式が続いていて、来月も友人が結婚するので収入証明書などが必要ない10万円を借り入れました。金額が少ないこともあり毎月の返済も楽で、少額でも借りられるので利用しやすいです。