消費者金融のセントラルは、初回契約時に結んだ利用限度額だけではありません。
なんらかの事情によりお金が必要になったときは、利用限度額の増額はできないのだろうかと考えることは至って当たり前のことでしょう。
一般的に消費者金融は利用限度額の増額を審査に通れば行えますが、セントラルの増額審査では手続きは簡単に行えるのかという疑問が浮かぶかもしれません。
また、セントラルの増額審査に通るためのコツや落ちる人の特徴まで、増額審査を受ける前に知っておくべき情報を完全網羅しました。
それでは、セントラルの増額審査に興味のある方は、ぜひ最後までご覧になってください。
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目次
セントラルの増額審査は公式サイトで申し込みできる
セントラルの増額審査は、会員ページにログインして所定の手続きを進めます。
具体的には、以下のような流れで増額審査を受けることが可能。
- 会員ページで増額審査に申し込む
- 審査担当者から登録した電話番号に連絡
- 増額審査開始
- 電話にて増額審査の可否を通知
- 利用限度額の再設定が行われる
増額審査だからといって特別難しい手続きが踏まれることはありません。
すでにセントラルの審査に申し込んだ経験のある方であれば、スムーズに理解できるのではないでしょうか。
ただし、増額審査では以下の点に注意する必要があります。
- 収入証明書類の提出が必要になるケース
- 勤務先への在籍確認が行われるケース
それでは、上記の内容についてもう少し詳しく解説していきましょう。
増額審査では収入証明書類の提出が必要になる場合もある
セントラルの増額審査では、以下に該当する場合は収入証明書類の提出が必要です。
- 利用限度額が50万円以上になる
- 他社含めて借入限度額の総額が100万円以上になる
- セントラルが必要だと判断した場合
利用限度額に関しての問題は貸金業法という法律で決まったもので、セントラル以外の消費者金融を利用する場合でも提出が必要になります。
また、セントラルが判断した場合は審査申込者に理由はわかりませんが、申し込み時に怪しい点があれば提出を求められると思われます。
セントラルで提出できる収入証明書類は、以下の書類があります。
- 給与明細書(直近2ヶ月分)
- 源泉徴収票(最新)
- 確定申告書
上記のような収入証明書類の提出を求められることがあるため、あらかじめ用意しておくとスムーズに増額審査を受けることができるでしょう。
勤務先への在籍確認の電話連絡が行われることもある
セントラルの増額審査では、場合によっては勤務先への在籍確認が行われます。
これはかならずしも行われませんが、たとえば勤務先が変更していれば絶対に行います。
また、セントラルが必要だと判断した際にも勤務先への在籍確認はするため、事前に電話連絡がある可能性を考えておくべきでしょう。
勤務先で電話に出る可能性がある人に、個人向けの電話があるかもしれないと伝えておけば、在籍確認を失敗せずにすむはずです。
仮にクレジットカードの審査の電話連絡とでも伝えておけば恥ずかしいこともないので、可能であればなるべく会社の人に伝えておくことをおすすめします。
セントラルの増額審査に通りやすくする4つのコツ
セントラルの増額審査に通りやすくするコツは、以下の4つがあります。
- セントラルから増額案内を受け取った
- 契約時から最低でも半年以上は利用している
- 契約時よりも明らかに年収等が増えている
- 必要以上の利用限度額の増額を希望しない
上記のコツについてはかならず知っておくほうが審査で有利になります。
それでは、それぞれのコツについて詳しく解説していきましょう。
セントラルから増額案内を受け取った
セントラルから通知を受け取っていれば、増額案内のお知らせがくる場合があります。
増額案内がくれば絶対に利用限度額の増額ができるわけではありませんが、可能性が高まることは間違いありません。
まったく増額案内がきていない人に比べれば希望は持てるため、まずは増額案内を受け取っていないのか確認してみるべきでしょう。
契約時から最低でも半年以上は利用している
初回契約時から最低でも半年以上の期間を空けてから増額審査を受けるべきです。
そもそも契約時に利用限度額は決まっているため、年月が経過していなければ自身のスペックが向上していることはまずありません。
また、ある程度は返済実績を積んでいなければ、信用できる人という信頼性を持たれることもないでしょう。
まずは返済を続けたうえで自身のスペックが高まってから増額審査を受けるようにするべきです。
契約時よりも明らかに年収等が増えている
初回契約時よりも明らかに年収等が増えている必要があります。
なにも変化していない状態では、正直のところ増額審査に通る希望は下がるでしょう。
特に年収は大事な項目で、初回契約時よりも明らかに上昇していると利用限度額の再度組み直しを検討する理由にもなります。
それなりに年収等が増えてから増額審査に申し込むことが大事です。
必要以上の利用限度額の増額を希望しない
セントラルの増額審査では希望する利用限度額を入力できますが、必要以上の増額を希望しないようにするべきです。
というのも、必要以上に増額を希望してしまうと審査に落ちる可能性が高まります。
仮に現在の利用限度額よりも10万円の増額と50万円の増額では、明らかに後者のほうが審査の目線が厳しくなるでしょう。
したがって、自身が必要になる利用限度額の増額のみにするほうが審査に通りやすくなることは言うまでもありません。
セントラルの増額審査でいくらまで増額可能か
セントラルの増額審査では、決して無限に利用限度額を組むことはできません。
具体的には、以下の注意点があります。
- 最大限度額は300万円
- 貸金業法の総量規制の範囲内
上記のルールにしたがってしか増額はできません。
仮に最大限度額の300万円以上が必要な場合は、セントラル以外のカードローンを検討するようにしましょう。
セントラルの最大限度額は300万円まで
セントラルの最大限度額は300万円です。
つまり、増額審査で行える最大利用限度額は300万円しか設定できません。
すでに利用限度額が300万円の場合は、セントラルで増額審査ができないんです。
先にも説明しましたが、300万円以上のお金が必要なときは他のカードローン会社の利用を検討しましゅ。
貸金業法の総量規制の年収の1/3まで
セントラルは消費者金融なので、貸金業法という法律を遵守しています。
貸金業法には総量規制という項目があり、これは年収の1/3以上の融資を禁止しているものです。
たとえば、年収300万円の方であれば利用限度額は最大でも100万円まで。
しかもセントラルだけでなく他の消費者金融の利用限度額やクレジットカードのキャッシング枠を含めた数字なので、意外に総量規制の上限に達しているケースもあります。
セントラルの最大限度額と貸金業法の総量規制、両方の規制をクリアしていなければ増額審査に通ることはないと覚えておきましょう。
セントラルの増額審査に落ちる人の3つの特徴
セントラルの増額審査に落ちる人は、以下の3つの特徴があります。
- 増額後の希望利用限度額が貸金業法の総量規制を超えている
- セントラルの返済に遅れたことがある
- 信用情報機関にキズがついている可能性がある
いずれの特徴もセントラルの増額審査に落ちる決定打になります。
とても大事な内容になるため、すべて詳しく解説していきましょう。
増額後の希望利用限度額が貸金業法の総量規制を超えている
増額後の希望利用限度額が貸金業法の総量規制を超えていれば、審査に通ることは絶対にありません。
貸金業法の総量規制は年収の1/3以上の融資を禁止しているので、セントラルがその法律を破って利用限度額を組むことはないんです。
セントラルはもちろん他の消費者金乳やクレジットカードのキャッシング枠の利用限度額を総合して年収の1/3の上限に達していないか調べましょう。
もしも利用していないカードがあれば退会したうえでセントラルの増額審査に申し込むようにするべきです。
そうすることで貸金業法の総量規制の枠が広がり、セントラルの増額審査に通る希望が出てくるでしょう。
セントラルの返済に遅れたことがある
すでにセントラルを利用していて、返済に遅れた経験のある方は審査に落ちやすいです。
当たり前のことですが、返済に遅れた場合の信頼度は致命的にダウンしてしまいます。
現在の利用限度額の返済すら遅れてしまうのであれば、増額すれば返済額が増えることが予想されるため、より返済できなくなるのではと思われてしまいます。
これまでセントラルの返済に遅れたことのある方は、増額審査に落ちる可能性が高いことを覚えおきましょう。
信用情報機関にキズがついている可能性がある
セントラルの増額審査では、信用情報機関を確認されます。
たとえば、セントラル以外の消費者金融を利用していて遅延や滞納をしていたり、債務整理や強制解約あるいは代位弁済をしていれば増額審査にまず通りません。
上記に挙げた内容に心当たりのある方は、信用情報機関に記載されています。
セントラルの増額審査に通ることは絶望的なので、増額審査を受けることはおすすめできません。
セントラルの増額審査は厳しい?増額審査を受ける際の3つの注意点
セントラルの増額審査は厳しいのかという質問については、かならずしも厳しいとは断言できません。
というのも、ここまで説明してきたとおり、人によって増額審査を受けるタイミングが異なりますし、貸金業法の問題点もあります。
したがって、すんなり増額審査を通過する場合もあれば落ちてしまう場合もあります。
ただ、注意点として以下の3点については絶対に把握しておくべきでしょう。
- 増額審査は最短即日融資にならない可能性がある
- 減額または利用停止にされてしまうケースもある
- 増額審査中に追加借入ができない状態になる場合もある
それでは、上記の注意点を詳しく解説していきます。
増額審査は最短即日融資にならない可能性がある
セントラルは最短即日融資を実施していますが、増額審査に関しては慎重に行う場合があります。
したがって、増額審査に通ったとしても新たな利用限度額の枠が組まれるのは2営業日~3営業日程度の時間がかかってしまう覚悟はしておきましょう。
すぐにお金が必要だというケースでは、セントラルの増額審査に申し込むよりも、最短即日融資を売りにしている大手消費者金融のほうが望ましいこともあります。
少なからずとも時間に余裕を持った状態で増額審査は受けるようにするべきです。
減額または利用停止にされてしまうケースもある
セントラルの増額審査では、場合によっては利用限度額の減額または利用停止になってしまう可能性があります。
これは信用情報機関を確認したり利用者のスペックが逆にダウンしていたりすると初回契約時よりも返済能力が落ちたと判断されてしまいます。
返済能力が落ちたと判断されれば、減額または利用停止になることは至って普通です。
増額審査を受けたばかりに利用限度額の減枠や利用停止になれば本末転倒なので、大きなデメリットになり得る可能性もあるでしょう。
増額審査中に追加借入ができない状態になる場合もある
セントラルの増額審査を受ける状態で、すでに利用限度額まで借入していると増額審査中に追加で借入できない状態になる場合があります。
これは全員が対象ではないですが、増額審査を受けるときはおそらく現在の利用限度額の上限に達しているケースが多いでしょう。
このような状態で増額審査を申し込むと利用制限がかかってしまい、借入ができなくなることも大きなデメリットになります。
セントラルの増額審査の手続きは簡単!ただしデメリットやリスクもあり
このページでは、セントラルの増額審査についてあらゆる視点から解説してきました。
増額審査の手続き自体は会員ページから簡単に行えますが、増額審査を受けるうえでのデメリットやリスクについては把握しておく必要があります。
今回解説してきた重要なポイントを以下にまとめましたので、確認しておいてください。
- 増額審査は通らない可能性がある
- 勤務先への在籍確認や信用情報機関の信用情報を再確認される
- 利用限度額は貸金業法の総量規制の影響を受ける
- 即日で増額ができる保証はない
- 現在の利用限度額の減枠が行われることもある
- 利用停止や利用制限を受けることがある
上記のポイントは増額審査を受けることのリスクになり、問題ないだろうと判断できる方のみセントラルの増額審査に申し込んでみてはいかがでしょうか。
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