他社借り入れ5件以上でも融資可能なキャッシングはある?

他社借り入れ5件以上でも融資可能なキャッシングはある?

キャッシングは便利でお金に紺困っている状況では、つい使ってしまうはずです。

最初は1社でしか借入するつもりがなくても生活の状態によっては2社、3社と借入件数が増えていってしまうことも珍しくありません。

それでもお金に困っている場合は、他の金融機関からキャッシングするしかないでしょう。

ただし、借入件数が増えれば増えるほど審査が厳しくなったり貸金業法の総量規制だったり、あらゆる側面から借入が厳しくなる可能性もあります。

そこで、このページでは他社借入件数が5件以上になっている多重債務者の状態でも審査に通る可能性があるのかについて徹底解説していきます。

今現在、複数社で借入している人が知っておくべき情報を完全網羅していますので、ぜひ最後までご覧になってください。

※本ページにはPRが含まれます。

他社借入件数が5件を超えてもキャッシングは利用できる?

結論として、他社借入件数が5件を超えてもキャッシングは利用できます。

日本の法律にも貸金業者の規約にも他社借入件数5件を超えたらキャッシングを利用できないとはどこにも明記されていません。

極論では他社借入件数が何件でもキャッシングができるできないは関係ないんです。

したがって、他社借入件数5件を超えても審査に申し込むことはできますし、審査に通る可能性もあるでしょう。

ただし、審査を受けるうえで有利になることはなくむしろ不利になることは理解したうえで審査に申し込む気持ちは必要です。

大手消費者金融・銀行カードローンの借り入れは難しい

他社借入件数5件以上の場合、大手消費者金融や銀行カードローンの審査に申し込んでも審査通過は絶望的です。

大手消費者金融や銀行のカードローンは毎日審査に申し込む人がおり、顧客を選べる立場にあるキャッシング業者。

他社借入件数5件以上という多重債務者に貸付しなくても、まだキャッシングをしたことがない人や他社借入件数が少ない人を選ぶほうが返済負担リスクを減らせます。

他社借入件数5件以上どころか3件以上でも厳しいくらいで、大手消費者金融や銀行カードローンは多重債務者に甘いことはありません。

したがって、他社借入件数5件以上の人は、中小消費者金融を検討することが第一条件になってくるでしょう。

総量規制の範囲内であれば審査に通る可能性あり

他社借入件数5件以上は審査に通さないという法律や規約はないですが、貸金業法の総量規制の範囲外であれば審査に通りません。

貸金業法の総量規制は年収1/3以上の融資を貸金業者に禁止した法律で、消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠がそれに該当します。

すでに他社借入限度額で年収の1/3に達していれば審査に通ることは絶対にありません。

しかし、逆に言えば貸金業法の総量規制の範囲内であれば審査に通る可能性はあります。

今現在の借入限度額を総合して年収の1/3以内の金額であれば、他社キャッシング業者の審査に申し込む価値はあるでしょう。

キャッシングの審査基準と審査に落ちる理由のすべて

他社借入件数5件以上でも審査可能なキャッシング

他社借入件数5件以上でも審査に通る可能性があるキャッシング業者はかぎられています。

中小消費者金融でも多重債務者はお断りのケースもありますし、対応しているキャッシング業者を探すのは大変です。

そこで、以下に他社借入件数5件以上でも審査に通る可能性があるキャッシング業者を紹介しましょう。

  • ダイレクトワン
  • キャッシングのフタバ
  • キャッシングのエイワ

いずれも中小消費者金融の中では知名度が高く歴史もあり、安心して利用できるキャッシング業者ばかりです。

それでは、上記3社のメリットについてもう少し丁寧に解説していきましょう。

ダイレクトワン

ダイレクトワン

申し込み条件 20歳~69歳までの、安定した収入のある方
即日融資の有無 可能
最大限度額 300万円
適用金利 4.9%~20.0%

ダイレクトワンは、スルガ銀行グループの消費者金融です。

地方銀行傘下の消費者金融なので銀行カードローンのように勘違いしがちですが、あくまで消費者金融なので貸金業法の総量規制の範囲内です。

最大限度額は300万円で大手消費者金融に比べて少な目ですが、多重債務者の状態ではそこまで大きな限度額になることはないためあまり関係ないでしょう。

また、即日融資にも対応していますので、スピーディに借入することもできます。

一方、ダイレクトワンの最大のデメリットは上限金利が年20.0%で高金利という点です。

審査基準は大手消費者金融に比べて緩いですが、返済時の負担は大きいと覚えておきましょう。

ダイレクトワンの審査は甘いって本当?ダイレクトワンの審査に通る秘訣

キャッシングのフタバ

キャッシング フタバ

申し込み条件 20歳以上70歳以下の安定した収入と返済能力を有する方
即日融資の有無 可能
最大限度額 200万円
適用金利 14.959%~17.950%

キャッシングのフタバは、東京都に本社を置く中小消費者金融です。

即日融資に対応しており、いざというときの出費にも間に合います。

最大限度額は200万円までで、そこまで高額の借入可能限度額は組めません。

上限金利に関しては大半の大手消費者金融よりも少し低く、最大30日の無利息期間サービスを提供しているのも中小消費者金融にしては珍しいです。

高額の借入限度額には期待できませんが、その他のサービス面では優れた消費者金融に感じるのではないでしょうか。

キャッシングのフタバのメリット・デメリット!他社と比較した特徴を徹底解説

キャッシングのエイワ

キャッシングエイワ

申し込み条件 安定した収入がある20歳以上79歳までの方
即日融資の有無 可能
最大限度額 50万円
適用金利 10万円未満は年率19.9436%、10万円以上50万円までは年率17.9507%

キャッシングのエイワは、対面審査が必須の中小消費者金融です。

対面審査のためには来店しなければならず、近くにキャッシングのエイワの店舗がなければ利用は躊躇してしまうのではないでしょうか。

最大限度額は50万円で少額ですが、そのぶん審査は緩いですし、なにより多重債務者は高額の限度額になることはまずありません。

適用金利も決して低金利ではなく、金利面でも大きなメリットはないでしょう。

ただ、当日中に融資を受けることができ、審査もそこまで厳しくないので、とりあえずお金を借りたい人は検討する価値があるのではないでしょうか。

キャッシングのエイワの審査基準と審査に落ちる人の特徴を解説

同じ借入金額でも借入件数が多いと審査は不利になる

同じ借入金額でも借入件数が多ければ多いほど審査は不利になります。

その証拠に、大手消費者金融等の簡易診断では他社借入件数を入力する項目があるくらいです。

たとえば、1社で100万円借入している場合と20万円ずつ5社で借入している場合は、どちらも借入金額は同額ですが、審査を受けるうえでは後者のほうが不利です。

あちこちで融資を受けるよりも1社に絞って借入するほうが後々のキャッシングの審査でも有利になってくると覚えておきましょう。

可能な限り借入先をまとめることをおすすめ

他社借入件数が少ないほうが審査で不利にならないのは理解していても、すでに複数社から借入している場合はどのように対処するべきでしょうか。

多重債務状態であれば、おまとめローンの利用を検討するべきです。

おまとめローンはその名のとおり他社の借金をまとめるローンで、これを活用すれば借入件数を減らすことができます。

おまとめローンでは、貸金業法の総量規制の影響を受けません。

たとえば、貸金業法の総量規制以前に借入していた人でも、おまとめローンの審査に通れば借入件数1社にできる可能性もあるでしょう。

おまとめローンでは新規借入はできず返済していくだけのローンですが、貸金業法の総量規制内の金額であれば他社のキャッシング業者で借入することはできます。

つまり、現在の借入総額が総量規制の対象内でかつ上限まで余裕があり、おまとめローンの利用によって借入件数を減らしたうえで、審査の緩めのキャッシング業者を利用すれば借入できる可能性はあるでしょう。

借入額が年収の1/3に近い人は返済不可能に陥っている可能性大

借入額が年収の1/3に達しているまたは近い人は、返済不可能ではないでしょうか。

もしも新たなキャッシングの審査を受ける理由が返済のためであれば、その考えはあらためたほうが無難です。

借金に借金を重ね続けても基本的にいずれは返済不可能に陥ってしまいます。

未来に引き延ばすだけでは時間を遅らせる効果しかないので、そもそも借金を減らすまたは返済負担を軽くする方法を検討するべきではないでしょうか。

幸いにも多重債務者でも返済負担を減らす方法は用意されているので、これから紹介するおまとめローンや債務整理を考えてみてください。

おまとめローンや債務整理を検討しよう

まずは複数社の借金を減らすのであれば、おまとめローンを検討するべきです。

おまとめローンでも審査はありかならずしも利用できるわけではないですが、債務整理を行う前にまずは審査に申し込んでみるべきでしょう。

おまとめローンであれば信用情報機関にキズもつきませんし、毎月の約定返済額が減る可能性は充分にあります。

金利面に関しても1社にまとめるほうが普通は適用金利が下がるため、おまとめローンの利用は積極的に検討するべきです。

しかし、おまとめローンの審査に通らなかった場合は、債務整理を考えましょう。

債務整理は自己破産だけに思っている人も多いですが、任意整理や特定調停あるいは個人再生といった方法があり、自身に向いているものを選択できます。

債務整理は借金が0になったり大幅に返済総額を減らせたりする効果がありますが、一方で信用情報機関の信用情報にキズがつきます。

信用情報機関の信用情報にキズがつけば、いわゆるブラック状態になり、今後数年から数十年間はローンの審査に通らなくなる可能性が高いです。

現状の多重債務状態と生活費と返済費を総合的に考えたうえで、おまとめローンまたは債務整理を検討してみてはいかがでしょうか。