ビジネクストの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ!赤字でも審査に通る?

ビジネクストの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ!赤字でも審査に通る?

ビジネスローンを取り扱っている消費者金融の「ビジネクスト」。

法人だけでなく個人事業主にも融資を行なっており、最短で即日に借入できることが大きなメリットの一つです。

そこで

「ビジネクストの審査基準って厳しいの?」
「ビジネクストの審査に落ちる人の特徴が知りたい」

このように、ビジネクストの審査基準について気になっている方も多いのではないでしょうか?

ビジネクストの審査はそれほど難しくないと考えられます。

なぜなら、審査期間が短い上に適用金利が高く設定されているからです。

では、具体的にどういうところが他の金融業者と異なり、比較的審査が甘いと考えられるのか?

そこで今回は、ビジネクストの審査基準から審査の流れ、審査に落ちる人の特徴、審査落ちしたときの対処法まで紹介していきます。

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ビジネクストの審査基準は?

結論からいえば、ビジネクストは審査に関する情報を公開していないので、その内容を明確に知ることはできません。

とはいえ、ビジネクストの審査基準は特別厳しいわけではないと考えられます。

なぜなら、ビジネクストの審査時間は最短で即日と短く、金利も年利率8.0%〜18.0%と高く設定されているからです。

一般的に銀行で事業資金を借入れるとなると、審査に2週間〜1ヶ月ほどかかり、金利も年14.0%前後に設定されていることがほとんどです。

審査期間が短いから雑な審査が行われるというわけではありませんが、ビジネクストは金利を上げて返済リスクを下げています。

その点を考えると、ビジネクストは金利を下げて申し込みの間口を広げ、できる限り多くのユーザーに利用してもらうという意図がうかがえます。

そのため、ビジネクストは銀行をはじめとしたビジネスローンの中でも、審査の難易度が低いといえます。

ビジネクストの申し込み資格

ビジネクストの申し込み資格はそれほど厳しいものではありません。

公式サイトによれば、ビジネクストの申し込み資格は以下のようになっています。

「法人または個人事業主 ※お申し込み時年齢 満20歳〜満69歳まで」
引用:ビジネスローン|ビジネクスト

ただし、ビジネクストは業歴が1年以上で決算書もしくは確定申告書のどちらかを提出できる方としています。

開業前の資金としては利用できないので注意しましょう。

ビジネクストは赤字決算でも借入可能

ビジネクストは赤字決算でも借入ができます。

なぜなら、審査では「定量評価」と「定性評価」から総合的に見て融資可否が判断されるからです。

定量評価とは決算などの事業的数値を審査するもので、定性評価は事業内容や市場価値を審査するものです。

赤字決算の事実が定量評価でマイナスに評価されても、事業内容や市場価値、さらに経営者の資質など定性評価の部分でプラスに評価されれば審査通過の余地はあります。

また、ビジネクストの審査は過去の財務内容だけでなく、現状の経営状況も含めて行います。

そのため、ビジネクストは赤字決算でも借入が可能となっています。

ビジネクストの融資は最短即日

ビジネクストの融資は最短即日で受けられます。

ビジネスローンの中には、審査に1週間程度かかる業者も多いので、急いで資金が必要な方におすすめです。

しかしながら、ビジネクストの本審査は機械ではなく人が行なっているので、必ず最短即日で受けられるというものではありません。

たとえば、審査基準をギリギリで満たしている方や、受付時間ギリギリに申し込んだ方などは実際に融資が受けられるまでに数日かかることもあります。

ビジネクストの審査に落ちる3つの原因

ビジネクストの審査に落ちる原因には以下の3つが考えられます。

  • 経営が安定していない
  • 他社からの借入額・借入件数が多い
  • 申込者本人がブラックリスト

ビジネクストは審査基準を公開していないので、その理由を正確に知ることはできません。

しかし、一般的な審査落ちの原因から考えられることは以上の3つがあります。

ここからは、それぞれの原因についてくわしく解説していきます。

経営が安定していない

経営が安定していなければビジネクストの審査に通過することはできないでしょう。

ビジネスローンはあくまでも、安定した経営状況でさらに業績を伸ばすために資金を調達するという使い方が基本です。

事業の立て直しや、そもそもうまくいっていない事業への融資となると、融資を行う金融業者側にとってリスクが高くなるのです。

ビジネスローンは貸したお金が返済されることが目的なので、審査通過は経営状況が安定していて、将来的なリターンが見込めることが前提といえます。

赤字決算でも借入が可能なビジネクストですが、経営が不安定だと借入は難しいでしょう。

他社からの借入額・借入件数が多い

他社からの借入額や借入件数が多いと審査通過が難しいと考えられます。

事業資金を他社からも借入しているとなると、審査において「返済できずにお金に困っているのでは?」と思われてしまいます。

ビジネスローンはお金を投資して業績を伸ばし、得られたリターンから返済を行うという使われ方が一般的なので、他社からの借金返済のために利用はできません。

そのため、他社からの借入が多い場合は、経営状況を改善できる見通しが立っていない限り審査通過は難しいといえます。

申込者本人がブラックリスト

申込者本人がブラックリストに載っていると審査の通過は難しいです。

ビジネクストでは経営状況や事業内容だけでなく、申込者本人の信用情報も審査対象となっています。

プライベートな問題でも他社から借入を行なっていて、その返済が滞っているのであれば「返済能力の低い人」として判断される可能性が高いです。

たとえば、カードローンの長期延滞や自己破産などの金融事故を起こしていると記録されているのであれば、申込者本人の返済への姿勢が疑われます。

そのため、事業性資金としても、申込者本人に問題があればビジネクストの審査通過は難しいでしょう。

ビジネクストの審査に通過するコツ

ビジネクストの審査に通過するコツには主に以下の3つがあります。

  • 法人化前の期間も含める
  • 希望限度額を低めに設定する
  • 申し込み内容に不備がないようにする

基本的に審査基準を満たしていなければ審査に通過することはできません。

とはいえ、審査基準を満たしていても、たとえば申し込み内容が不正確ということで、審査に落とされることがあります。

そこでここからは、そんなうっかりで審査に落ちないようにするために、気をつけるべき点を3つ紹介していきます。

法人化前の期間も含める

法人化の前に個人事業主をしていた方は、その期間も含めて申し込みしましょう。

ビジネスローンの審査では、経営年数が長ければ高い評価が得られることが一般的です。

ビジネクストは審査において創業年度と設立年度を明確に区分しておらず、業歴として判断しています。

申し込み時に入力する年数は法人化後という決まりはないので、個人事業主としての期間も含めることができます。

そのため、個人事業主をしている期間があった方は、その期間も含めて審査を有利に進めましょう。

希望限度額を低めに設定する

希望限度額は低めに設定して申し込みしましょう。

金額が高ければその分審査が厳しくなることが一般的です。

「できるなら多めに借りておきたい」と考える事業主の方も少なくないと思いますが、審査に落ちてしまえば元も子もありません。

はじめは少額で申し込みを行い、返済実績を作ってから増額の相談をするという方法もあります。

そのため、希望限度額を低めに設定して申し込むというのも一つの審査通過のコツです。

申し込み内容に不備がないようにする

審査落ちを避けるために申し込み内容に不備がないようしましょう。

ウソの情報は審査において必ずバレます。

審査に通過しやすいようにと、年収を水増ししたり業歴・業績をごまかすとかえって審査に悪影響です。

また、不本意であっても年収や住所など間違った情報を入力して申し込みすると、審査が正確に行われません。

審査担当者がその事実確認をすることによって審査が長引く可能性がありますし、場合によっては審査落ちも考えられます。

そのため、申し込み内容は必ず正しいものを入力しましょう。

ビジネクストの審査に落ちたときの対処法

ビジネクストの審査に落ちたときには以下のような対処法があります。

  • 他の借入先を検討する
  • 時間を空けて再度申し込みをする

ビジネクストの審査に落ちたということは、審査基準を満たしていなかったということなので、またビジネクストに申し込んでも審査に落ちる可能性が高いです。

どうしても資金を準備したいという方は、ほかの借入先を検討するか、時間を空けて再度ビジネクストへ申し込みしましょう。

ここからは、それぞれの対処法についてくわしく解説していきます。

他の借入先を検討する

ビジネクストの審査に落ちたら他の借入先を検討しましょう。

金融業者によって審査基準や申し込み条件は異なるので、たとえビジネクストの審査に落ちた方でも、ほかの金融業者の審査には通過するということがあります。

事業主を対象としたビジネスローンを提供しているのは、ビジネクストの他にも「ビジネスパートナー」や「オリックス」、銀行各社などがあります。

中には即日融資に対応している業者もあるので、とにかく事業資金を準備したいという方は、ほかの借入先も検討してみましょう。

時間を空けて再度申し込みをする

融資が今すぐじゃなくても大丈夫という方は、時間を空けて再度ビジネクストに申し込むことをオススメします。

なぜ時間を空ける必要があるのかというと、続けざまに申し込みをすると同じ審査結果になるどころか今後の信用情報にも影響するからです。

たとえば審査落ちしてすぐに、希望限度額を下げて申し込んでも審査に通過する可能性は極めて低いです。

さらに、審査落ちの状況などは個人信用情報機関に記録されているので、次別の借入先に申し込んだときに、短期間で2度審査落ちしているという情報が共有されてしまいます。

審査落ちの情報はネガティブに捉えられるので、今後の審査にも大きく影響するのです。

そのため、審査落ち後に再度申し込みをするのであれば、少なくとも半年は時間を空けることをオススメします。

まとめ

ビジネクストの審査基準は比較的甘いと考えられます。

なぜなら、審査期間が最短で即日と早く、適用金利が高く設定されているからです。

銀行をはじめとした一般的な金融業者は、適用金利を下げて返済リスクを高める代わりに、より適正な人に融資するために審査を長く慎重に行なっています。

その点を考えると、ビジネクストの審査基準は一般的な金融業者よりも甘いといえるでしょう。

とはいえ、誰もがビジネクストの審査に通過するわけではありません。

ブラックリストに載っている方はもちろん、返済能力の低い人や経営が赤字続きで不安定な人が借入するのは難しいでしょう。

もしビジネクストの審査に落ちたら別の金融業者を検討することをオススメします。

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