年金収入だけだとアイフルは利用できない!年金受給者がアイフルを利用する方法と注意点

アイフルは幅広い人を対象に貸付している消費者金融です。

日本は少子高齢化ということもあり、年金収入だけの人も増えてきました。

実際、年金収入だけでは生活費に困ることも珍しくありませんが、アイフルは年金受給者を対象に融資を行っているのでしょうか。

このページでは、年金収入を得ている人がアイフルの審査を受ける方法はあるのかについて、対処法から注意点まで徹底的に解説していきます。

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年金収入だけではアイフルからお金を借りられない

結論として、アイフルは年金収入だけの人にお金を貸していません。

年金収入しかない場合は、残念ながらアイフルでの契約はあきらめる必要があります。

どうしてもアイフルで借入しなければならない事情があればともかく、年金収入のみでも融資を行っている金融機関はあるため、キャッシング自体をあきらめることはありません。

アイフルは契約対象外の人として年金収入のみの人以外にも複数ありますので、念のために紹介しておきましょう。

年金収入、生活保護、失業保険は収入の対象外

アイフルは契約対象外の人を以下に定めています。

  • 年金収入のみの人
  • 生活保護の人
  • 失業保険の給付を受けている人

アイフルの契約条件として安定した収入を本人が得ている必要があります。

しかし、上記に示した人の場合は安定した収入を得ているとは認められません。

現実的には、年金収入や生活保護は安定してお金を得ていますが、アイフルでは認めていないのであきらめるしかないでしょう。

ただ、アルバイトやパートタイマーといった具合に他の収入を得ていればそのかぎりではないため、場合によっては融資を受けられるケースもあります。

支給される年金だけでは無職扱い

年金収入しか得ていない人の場合、アイフルでは無職扱いです。

年金生活者に対して無職という言葉は違和感がありますが、あくまで定職に就いていないという意味で無職の扱いになります。

年金の支給金額は人によって異なり、国民年金や厚生年金といったさまざまなものがあり、それなりの金額の支給を受けている人もいらっしゃるでしょう。

たとえば、アイフルの審査に通っているアルバイトの人の年収よりも多いといったケースもあるかもしれません。

しかし、金額がどれだけ多かったとしても年金のみの収入ではアイフルの審査に通ることはないので、例外はないと覚えておきましょう。

アイフルからお金を借りるには年金収入だけでなく定期収入が必要

ここまで説明してきたようにアイフルは年金収入のみの人は融資を行いません。

しかし、年金収入を得ながら定期的に働いて収入を得ていれば、アイフルの審査に通る可能性はあります。

たとえば、年金収入を得ながらアルバイトをしていれば契約対象者になります。

ただし、年金収入は年収に該当しないため、あくまで働いた収入のみが年収の対象です。

年金収入と定期的な収入を合算して年収にするのではなく、働いている定期的な収入のみを年収にとして記入するようにしましょう。

アイフルは69歳までしか利用できないことに注意

アイフルの契約は69歳までしか利用できません。

年金収入だけでなく他に定期的な収入を得ている場合でも69歳を超えていれば絶対に契約を結べないということです。

つまり、69歳以上の人はアイフル以外の金融機関での契約を検討するべきでしょう。

アイフルでは69歳までしか契約を結べませんが、他の金融機関であれば69歳以上の人でも契約が結べることもあるので、キャッシング自体をあきらめる必要はありません。

アイフルを利用するためには仕事による収入が必須条件

結論としてアイフルと契約を結ぶ場合は、仕事をして収入を得る必要があります。

仕事をしていればアイフルの審査に通る可能性は充分あるでしょう。

しかし、審査を受けるうえで有利不利というものはあり、その違いを知っておけば有利に審査を進められるかもしれません。

具体的には、短期の仕事と長期の仕事で異なってきます。

それでは、その差についてもう少し詳しく解説していきましょう。

短期の仕事はアイフルの審査では不利になる

短期の仕事はアイフルの審査では不利になってしまいます。

不利だから絶対に審査通過ができないわけではありませんが、有利に審査を受けたい場合は短期の仕事で申し込むべきではありません。

また、審査に通ったところで借入可能限度額が少額に設定される可能性も高いです。

可能であれば短期の仕事でアイフルの審査に申し込まないようにしましょう。

長期の仕事をしていれば堂々とアイフルに申し込むことができる

短期の仕事ではアイフルの審査を有利に受けられませんが、長期の仕事であれば基本的に問題ありません。

長期の仕事に就いていれば、堂々とアイフルの審査に申し込みましょう。

ただし、長期の仕事に就いているからといってかならずしも審査に通るわけではありません。

あくまでアイフルの審査で短期の仕事に比べれば有利になるという意味でしかないので、審査に通るだろうと勘違いしないようにしましょう。

それでも、アイフルの審査に申し込むときはなるべく長期の仕事に就いてからにするべきです。

仕事によって得られる収入がない場合は問答無用で審査落ちになる

仕事によって得られる収入がない場合は、アイフルの審査に通ることはありません。

アイフルは仕事で得られる収入がないかぎりは契約を結ぶことができないため、審査に申し込むときはかならず仕事で収入を得た状態にしておきましょう。

たとえ数千万円の資産を持っていたところでアイフルの審査には関係ないので、膨大な資産を持っているから大丈夫だろうと考えるべきではありません。

このようにアイフルの審査では絶対条件として仕事で収入を得ているという条件があることを覚えておくべきです。

「働いている」と収入をでっちあげるのはNG

絶対にしてはいけないことが、「働いている」と虚偽の収入を記載することです。

働いていることがアイフルの審査に通る条件のため、働いていない場合は「働いていると嘘をつけば大丈夫かも」と考える人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、それは間違いです。

というのも、アイフルは審査のプロで働いていると虚偽の申告をしても即バレます。

うまくすればバレないのではと思っていると大変なことになるので、働いていない場合は就職をするかアイフルの審査を受けることはあきらめてください。

虚偽の申告をすると必ず審査に落ちる

アイフルの審査で虚偽の申告をすれば、絶対に審査に落ちてしまいます。

今回の審査に落ちるだけでなく社内ブラックリストで情報を共有された場合、今後アイフルの審査に通ることはありません。

ほんの出来心でちょっとした嘘をついたつもりでも、信用を見極める消費者金融の審査では嘘をついた時点で信用はなくなります。

また、アイフルの審査では「本当に仕事をしているのか」を徹底調査します。

その方法のひとつとして勤務先への在籍確認の電話連絡があり、この電話連絡で虚偽の申告をしていないか調べています。

審査申込者が虚偽の申告をしてもバレるだけでメリットはまったくありません。

在籍確認からは逃れられない

アイフルの在籍確認を避けることは絶対にできません。

たしかに在籍確認さえ逃げられれば嘘の申告で審査に通るように思えます。

しかし、アイフルは審査の段階で確実に在籍確認の電話連絡をしているため、対処法はないんです。

したがって、虚偽の申告をすること自体が誤りですが、たとえ虚偽の申告をしたところで在籍確認の結果バレてしまうので無駄です。

過去に起こした金銭・借金トラブルはアイフルの審査に悪影響

過去に起こした金銭や借金トラブルはアイフルの審査で非常に悪影響です。

アイフルの審査では、信用情報機関に審査申込者の情報の開示請求をします。

信用情報機関は、現在または過去のローン利用状況についての情報を保存しており、トラブルがあった場合はいわゆるブラックリストと呼ばれています。

実際に信用情報機関にブラックリストなるものが存在するわけではありませんが、滞納状況や債務整理の状況は一目瞭然でわかるように記載しています。

アイフルとしては、これからお金を貸す人が過去に滞納や債務整理をしていると、信用に値しないと判断する可能性が高いです。

過去のトラブルがかならずしもアイフルの審査に落ちると確定してはいませんが、大きなマイナスポイントになることは覚えておきましょう。

働いて安定した収入を得てもアイフルの審査に通過しない可能性もある

アイフルの審査は、働いていて安定した収入を得ていることが最低限の上限です。

勘違いしないで欲しいことは、あくまで働いて安定した収入を得ていることは審査に申し込める条件でしかなく、審査に通ることを確約しているわけではありません。

また、過去に金銭トラブルを起こしていたり問題がなかったりする場合でもアイフルの審査に落ちることもあり得ます。

こればかりはアイフルの審査担当者しかわからないですが、なんらかの落ちる要因があったと予想できます。

たとえば、些細な入力ミスでも審査に落ちることもあります。

アイフルの審査に申し込むときは正直に入力したうえで記入ミス等の細かい部分にも注意しましょう。

アイフルの審査基準を徹底解説!審査に落ちる理由と対処法

年金収入だけで借り入れが可能なカードローンもある

年金収入だけでもお金を貸してくれるカードローンはあります。

もちろん数多く存在するわけではありませんが、希望がないわけではありません。

たとえば、メガバンクのみずほ銀行カードローンは年金収入だけでの人でも審査に申し込むことは可能です。

つまり、探せば年金収入のみでも審査に申し込めるカードローン自体はあります。

ただし、利用限度額はそれほど高額に設定されることはなく、少額だと考えるほうが無難でしょう。

どうしても審査に通りたい場合や利用限度額を大きめに設定したい場合は、やはり仕事に就くことが最も手っ取り早いです。

年金受給者がお金を借りられる場はカードローンだけじゃない

年金受給者がお金を借りる場はカードローンだけと考えるべきではありません。

年金受給者を対象にした貸付制度があり、具体的に以下のものがあります。

  • 年金担保付制度
  • 生活福祉資金貸付制度

この制度を利用すれば年金受給者でもお金を借りることができます。

それでは、年金担保制度と生活福祉資金貸付制度についてもう少し詳しく解説していきます。

年金担保付制度(年金の前借り制度)

年金担保付制度とは、国民年金や厚生年金を担保にした前借り制度です。

ただし、連帯保証人または信用保証制度の利用をしなければなりません。

また、即日融資にも対応していないことも注意点になるでしょう。

他にも利用方法が決まっており、保健・医療・介護・福祉・住宅改修・教育・冠婚葬祭・事業維持・債務の一括整理・生活必需品の購入です。

旅行代金や生活資金のために借入はできないので、限定的な貸付になっています。

メリットは年金担保付制度は金利が年2.8%で低金利に設定していることでしょう。

債務の一括整理に使えるため、多重債務で生活に困っている人はおまとめローンの感覚で利用を検討してみてはいかがでしょうか。

生活保護を受けている人は年金担保付制度を利用できない

年金担保付制度はあくまで年金を担保にした制度です。

生活保護受給者は担保にする年金がないため年金担保付制度の利用はできません。

生活保護受給者でお金に困っている場合はケースワーカーや役所に相談する等して出費の改善を模索してもらってはいかがでしょうか。

また、生活保護受給者は消費者金融や銀行のカードローンの利用もできません。

そのため闇金融に手を出してしまうこともあるようですが、大きなトラブルに巻き込まれてしまうため、利用する前に困ったときは行政に相談するようにしましょう。

生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度は、無利子または低金利が最大のメリットです。

しかし、利用方法が限定的ですし、多重債務者は審査に落ちたり他の貸付制度を利用していると使えなかったり、利便性としては厳しい側面が多いです。

また、即日融資に対応していないことや地域の民生委員が世帯相談にくるといったデメリットもあり、気軽に利用できる制度ではありません。

お金を借りる方法のひとつとしては検討するべきですが、実際にお金を借りられるまで時間もかかるため、いざというときに役に立つものではないでしょう。

すぐにお金を借りられるのはカードローン

結局、すぐにお金を借りられるのはカードローンしかありません。

特に即日融資に対応しているアイフルのような大手消費者金融が緊急の出費でも安心して使えます。

年金担保付制度や生活福祉資金貸付制度は、出費までに時間的余裕があるうえでかつ限定的な利用方法に該当しているという条件があります。

利便性を考えれば、間違いなくカードローンを利用する方がメリットは高いはずです。

年金受給者でも仕事をしていればアイフルを利用できる

このページの結論としては、年金受給者でも仕事に就いて安定した収入を得ていればアイフルを利用できるということです。

アイフルは決して厳しい審査を行っているわけではありません。

高収入でなければ契約できないような消費者金融ではないため、アルバイトやパートタイマーでもとにかく働いていれば審査に通る可能性はあります。

また、年金収入以外に働くことで収入を得れば生活の質を向上させることもできるでしょう。

もちろん今現在すでに働いて収入を得ている人は、さっそくアイフルの審査に申し込んでみてはいかがでしょうか。

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