「住信SBIネット銀行カードローンの審査基準手厳しいの?」
「住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちる人ってどんな人?」
このように、現在住信SBIネット銀行カードローンの審査について気になっていませんか?
結論からいえば、住信SBIネット銀行カードローンの審査基準はそれほど厳しいものではないといえます。
特別審査が甘いとはいえませんが、銀行カードローンの中では平均的と考えておいていいでしょう。
申し込み条件を満たし、信用情報にも問題がない方なら審査通過の余地は十分あります。
では具体的にどのような審査基準で、どういった特徴を持つカードローンなのか?
そこで今回は、住信SBIネット銀行カードローンの審査基準から審査の流れ、審査に落ちる人の特徴まで紹介していきます。
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目次
住信SBIネット銀行カードローンの審査基準は厳しい?
住信SBIネット銀行カードローンの審査基準は平均的で、特別厳しいものではないと考えられます。
なぜなら、金利は年1.59%〜14.79%と銀行カードローンの中では一般的ですし、申し込み条件のハードル高いものの、保証会社が2社あるからです。
金利は低ければその分審査が厳しくなることが一般的です。
たとえば、金利の低いりそなカードローンやイオン銀行カードローン、みずほ銀行カードローンの審査は比較的厳しいとされています。
銀行カードローンの平均的な上限金利は14.5%程度なので、住信SBIネット銀行カードローンの審査難易度は平均的で、それほど難しいとはいえないでしょう。
以下では、そのほかの理由である申し込み条件と保証会社について解説していきます。
申し込み条件のハードルが高い
住信SBIネット銀行カードローンの申し込み条件は以下のとおりです。
次の条件を全て満たす個人のお客さま
- 申込時年齢が満20歳以上満65歳以下であること
- 安定継続した収入のあること
- 外国籍の場合、永住者であること
- 保証会社の保証を受けられること
- 当社の普通預金口座を保有していること(同時申込可)
住信SBIネット銀行カードローンは、アルバイトやパートなどで安定収入がある人でも、学生は申込不可となっています。
さらに、専業主婦や年金生活者など、安定した労働収入がない人も申込不可です。
これは、審査が厳しい銀行カードローンの特徴で、基本的に正社員や公務員などの正規雇用者を対象としています。
このように、住信SBIネット銀行カードローンは申し込み条件のハードルが他の銀行カードローンよりも高いことから、審査の難易度も高いと考えられます。
保証会社が2社ある
住信SBIネット銀行カードローンの保証会社は以下の2社です。
- SMBCコンシューマーファイナンス
- 住信SBIネット銀カード株式会社
複数の保証会社を持つ銀行カードローンは、いずれかの会社から保証が受けられれば審査に通過することが一般的です。
住信SBIネット銀行カードローンでたとえると、住信SBIネット銀カード株式会社の保証審査に落ちても、SMBCコンシューマーファイナンスの保証審査に通過すれば、カードローンの利用ができます。
そのため、保証会社が2社ある住信SBIネット銀行カードローンは、保証会社が1社しかない銀行カードローンよりも審査に通過する可能性が高いといえるでしょう。
住信SBIネット銀行カードローンの審査の流れ
住信SBIネット銀行カードローンの審査の流れは以下のとおりです。
- 申し込み
- 仮審査
- 必要書類の提出
- 本審査
- 契約・借入
ここからは、それぞれの手順について解説していきます。
1.申し込み
まずは公式サイトから申込をしましょう。
住信SBIネット銀行カードローンのWEB申し込みなら24時間365日申し込みが可能です。
すでに住信SBIネット銀行の口座持っている人は「ログインして申し込み」、口座を持っていない人は「口座開設して申し込み」をクリックして申し込みます。
2.仮審査
仮審査では主に収入状況や信用情報をもとに、申込者の返済能力がチェックされます。
その返済能力はコンピュータで自動的に点数化され、その点数が基準値を満たせば仮審査の通過です。
また、仮審査は主に2社の保証会社が行うため、仮審査を通過するためには、住信SBIネット銀行カードローンの保証審査に通過する必要があります。
なお、仮審査は最短1時間で完了し、その結果が登録したメールアドレスあてに送られます。
3.必要書類の提出
仮審査に通過したら必要書類である「本人確認書類」と「収入確認書類」が求められます。
住信SBIネット銀行カードローンの審査に必要なそれぞれの書類は以下のとおりです。
本人確認書類
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード
- 在留カード特別永住者証明書
- 各種健康保険証
- 個人番号カード
- パスポート
など
収入確認書類
- 源泉徴収票
- 市区町村が発行する所得証明書
- 確定申告書
- 給与明細(直近1ヶ月分)
- 所得証明書
- 確定申告書
など
書類はWEBアップロードかFAXで提出可能です。
なお、審査結果によっては収入確認書類の提出が免除されることがあります。
4.本審査
本審査では在籍確認が行われます。
在籍確認は申し込み内容や提出書類に誤りがないことを確認するものなので、原則免除してもらうことはできません。
住信SBIネット銀行から職場へ連絡が来るので必ず対応するようにしましょう。
5.契約・借入
契約完了後、手持ちのキャッシュカードで借入ができます。
借入方法は銀行振込か提携ATMの2種類があり、いずれも手数料無料です。
住信SBIネット銀行カードローンの提携ATMは以下の5つがあります。
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネット
- イオン銀行
- ゆうちょ銀行
なお、口座開設を同時に申し込んだ人はキャッシュカードが届いてから借入が可能となります。
口座開設の申し込みからキャッシュカードが手元に届くのは、約1週間です。
住信SBIネット銀行カードローンでは在籍確認は避けられない
住信SBIネット銀行カードローンでは、在籍確認は避けられません。
銀行によっては特別な条件のもと在籍確認を免除してもらえるところがありますが、住信SBIネット銀行では必ず在籍確認が行われます。
在籍確認は申し込み内容や提出書類に誤りがないことを確認するものです。
そのため、住信SBIネット銀行カードローンの在籍確認は必ず対応しましょう。
ただし、電話先の担当者は個人名で電話をかけてくるので、銀行カードローンの申し込みが同僚にバレたくないという人でも安心して受けられます。
また、実際に本人が現場にいない時間帯でも、申込者が勤務していることがわかれば在籍確認の完了となります。
住信SBIネット銀行カードローンでは、在籍確認について不安事項があれば対応してくれるので、何か要望等があれば一度相談してみましょう。
住信SBIネット銀行カードローンには2種類のコースがある
住信SBIネット銀行カードローンには、「プレミアムコース」と「スタンダードコース」の2つのコースがあります。
コースによって借入限度額や適用金利が異なります。
以下の表はプレミアムコースとスタンダードコースの違いをまとめたものです。
プレミアムコース | スタンダードコース | |
---|---|---|
適用金利 | 年1.59%〜7.99% | 年8.99%〜14.79% |
借入限度額 | 10万円〜1,100万円以上 | 10万円〜300万円 |
このように、プレミアムコースは適用金利が低く、借入限度額の面からも優遇されます。
しかし、これらのコースは申込者が任意で決めることはできず、審査結果によってどちらのコースかに決められます。
審査基準を大幅に満たし、優良な申込者として審査されれば、プレミアムコースにふり分けられるでしょう。
なお、契約後のコース変更はできません。
条件を満たせばさらに金利の引き下げが可能
住信SBIネット銀行カードローンには適用金利の優遇措置があります。
金利引き下げの利率とその条件は以下のとおりです。
条件 | 引き下げ率 |
---|---|
「ミライノ カード(JCB)」を保有し、かつ引落口座を住信SBIネット銀行に設定 | 年0.1% |
SBI証券口座保有登録済、または住宅ローンの残高がある | 年0.5% |
このように、住信SBIネット銀行の他の金融商品を利用することで、カードローンの金利を引き下げることができます。
また、これらの優遇措置は併用できるので、最大で年0.6%の金利引き下げが可能です。
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住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちる3つの理由
住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴として以下の3つがあげられます。
- 他社からの借入額・借入件数が多い
- 過去に保証会社とトラブルを起こしている
- 同時期に複数のカードローンを申し込んでいる
ここからは、それぞれの特徴について解説していきます。
他社からの借入額・借入件数が多い
他社からの借入額や借入件数が多い人は審査に落とされる可能性が高いです。
一般的には3社以上からの借入がある人を多重債務者と呼び、信用取引の審査では返済能力が低い人として判断されます。
住信SBIネット銀行カードローンだけでなく、その他の銀行カードローンの審査も不利になります。
とはいえ、他社からの借入が多いからといって審査に落とされるとは限りません。
それらを滞りなくしっかり返済している実績があれば、逆に信用情報が高まり、審査を有利に進めることができます。
そのため、他社からの借入額や件数が多い人は審査に落とされる可能性がありますが、そういう人はしっかり返済を続けていることが大切となります。
過去に保証会社とトラブルを起こしている
過去に保証会社とトラブルを起こしている人は審査に落とされる可能性が高いです。
保証会社によっては複数の銀行カードローンの保証業務を行なっていることがあり、別の銀行カードローンでも保証会社が同じであれば、過去の記録をさかのぼって申込者の信用情報を知ることができます。
特に住信SBIネット銀行カードローンの保証会社「SMBCコンシューマーファイナンス」は、他の銀行カードローンの保証も行なっているので注意しなければいけません。
SMBCコンシューマーファイナンスが保証審査を行なっている銀行カードローンには以下があります。
- ジャパンネット銀行カードローン
- 横浜銀行カードローン
- 福井銀行カードローン
- みなと銀行カードローン
- 広島銀行カードローン
など
たとえば、過去にジャパンネット銀行カードローンを利用していて、長期的な延滞をしたことがあるのであれば、住信SBIネット銀行カードローンの審査もやや不利になります。
そのため、過去に銀行カードローンを利用したことがある人は、その保証会社も調べておくことをオススメします。
同時期に複数のカードローンを申し込んでいる
同時期に複数のカードローンを申し込むと審査に落とされることがあります。
金融業者への申し込み状況や審査結果は個人信用情報機関に記録され、銀行はその情報を共有することができます。
そこで複数業者へ申し込みをしていることがわかると、審査担当者から「他社からも一気に借りて貸し倒れするつもりなのでは?」と怪しまれてしまうのです。
住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちたときの保険として申し込んだつもりでも、銀行側はリスクを避けるために、複数の申し込みをしている人を審査に落とす傾向があります。
そして、複数の申し込みしている人は「申し込みブラック」として記録され、その後半年間はどこの審査にも通りづらくなります。
そのため、住信SBIネット銀行カードローンを申し込むなら、審査結果がわかるまで他の業者への申し込みは避けましょう。
住信SBIネット銀行カードローンの審査が有利な人の特徴
住信SBIネット銀行カードローンの審査が有利な人の特徴として以下の3つがあります。
- 住信SBIネット銀行の金融商品を利用している
- 不要なカードローンやクレジットカードは解約している
- 信用情報を高めている
ここからは、それぞれのコツについて解説していきます。
住信SBIネット銀行の金融商品を利用している
住信SBIネット銀行のほかの金融商品を利用している人は、カードローンの審査を有利に進めることができます。
住信SBIネット銀行のユーザーは優良顧客として登録され、審査でも優遇されやすいです。
その他金融商品には、普通預金や定期預金、クレジットカード、各種ローンなどがあります。
住宅ローンやSBI証券口座など契約していなくても、普段から給料の振込先を住信SBIネット銀行に設定しているだけで高い評価を得られます。
そのため、まだ住信SBIネット銀行を使ったことがないという人は、口座開設やその他金融商品を利用することで、カードローンの審査を有利に進めることが可能です。
不要なカードローンやクレジットカードは解約している
不要なカードローンやクレジットカードをこまめに解約している人は、審査を有利に進めることができます。
先ほど他社からの借入件数が多い人は審査が不利になると説明しましたが、クレジットカードなどは使っていなくても借入件数としてカウントされます。
なぜなら、複数のカードを持っているだけで、実質的に借入限度額が高くなっているからです。
銀行カードローンは返済してもらうことが大前提なので、借入限度額が高くて将来的に返済が滞りそうな人には融資を行いません。
そのため、住信SBIネット銀行カードローンの審査を有利に進めるためには、不要なカードローンやクレジットカードを解約しておくことが大切です。
特に今まで借入をしたことがない人で、クレジットカードを持っているだけの人は信用情報が蓄積されておらず、審査に落とされる可能性が高いので注意しましょう。
信用情報を高めている
信用情報を高めている人は住信SBIネット銀行カードローンの審査に通る可能性が高いです。
信用情報とは、過去の借入金をしっかりと返済し続けているのか、また返済に対する姿勢は良好かどうかを表したものです。
それらの情報は個人信用情報機関に記録されており、どの金融業者も申込者の信用情報を知ることができます。
たとえば、これまで延滞をせずに借金を返済し続けている人は、返済能力が高く責任感のある人として高く評価され、審査が有利になります。
そのため、現在返済中のローンがある人は、その返済を続けて信用情報を高めることが大切です。
住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちたら?
住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちて、どうしてもお金を準備したいという人は、消費者金融を利用するのも選択肢の一つです。
一般的に銀行カードローンよりも消費者金融の審査の方がやさしいとされています。
銀行カードローンの審査に落ちた人でも、消費者金融の審査に通過するということは少なくありません。
さらに、消費者金融によっては無利息期間を設けているところがあり、その期間を有効活用することで、高い利息を抑えることができます。
ただし、長期的な利用や高額の借入となると、利息が非常に高くついてしまうので、借入は銀行カードローンよりも慎重にならなくてはいけません。
とはいえ、審査難易度は比較的低めなので、住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちたら消費者金融を検討してみましょう。
まとめ
住信SBIネット銀行カードローンの審査基準は平均的で、特別厳しいというものではありません。
申し込み条件のハードルは高いものの、金利は平均的で保証会社も2社あるので、申し込み条件を満たして信用情報にも問題がない人なら審査通過の余地は十分あるといえます。
しかしながら、誰でも審査に通過するというものではありません。
信用情報に欠ける人や、過去にSMBCコンシューマーファイナンスが審査を行う銀行カードローンで問題を起こしている人などは審査通過は難しくなります。
もし住信SBIネット銀行カードローンに落ちてしまったら、消費者金融を利用するというのも選択肢の一つです。
金利は高いものの、銀行カードローンの審査に落ちた人でも、消費者金融の審査には通過するということは少なくありません。
とはいえ、住信SBIネット銀行カードローン同様に信用情報に問題があるのであれば、消費者金融の審査にも通過することは難しいので注意しましょう。
住信SBIネット銀行カードローンのメリット・デメリット!他社と比較した特徴を徹底解説