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目次
ダイレクトワンの限度額増額には審査が必要
ダイレクトワンで限度額を増額する場合、改めて審査を受ける必要があります。
なぜなら、増額して貸し付けるというのはあくまでもダイレクトワンにとってリスクのある行為だからです。
仮に滞りなく返済をしている利用者でも、しっかり増額分を返済してくれるか審査が行われます。
なお、初回の申し込み審査に通過しても、必ず増額審査に通過するとは限りません。
初回申し込みとは異なり、現在の収入状況に加えてダイレクトワンの過去の利用状況も審査されます。
そのため、初回申し込み時よりも収入が下がっている場合や、勤務先が変わった場合などは増額審査に落とされる可能性があることを理解しておきましょう。
返済リスクが高まるため審査は慎重になる
増額は利用者の返済リスクが高まるので、ダイレクトワンは審査を慎重に行います。
上記で説明した通り、利用者に増額して融資するということは、ダイレクトワンにとってはリスクです。
増額したことによって利用者が多重債務に陥り、自己破産などで貸したお金が返ってこなくなるという事態にならないよう、本当に完済されるかどうかを審査します。
そのため、ダイレクトワンの増額審査は初回申し込みよりも厳しく行われているのです。
ダイレクトワンの増額を申し込む方法
ダイレクトワンで増額を申し込み手続きの流れは以下の通りです。
- 申し込み
- 内容確認
- 審査
- 審査結果通知
増額の申し込み方法には「店頭窓口」と「電話」の2種類があります。
ここからは、その2種類の具体的な申込方法についてご紹介していきます。
店頭窓口で申し込む
増額の申し込みは近くの店頭窓口で行えます。
近くの店舗は公式サイトの「店舗・ATMのご案内より検索できます。
営業時間は各店舗によってことなり、基本的には月〜金曜日の9:00〜20:00となっています。
また、申し込みの際は本人確認書類を必ず持参しておきましょう。
場合によっては、収入証明書も求められることがあるので、あらかじめ準備しておくとスムーズに申し込みをすることができます。
お客様相談センターに電話で申し込む
増額の申し込みは、お客様相談センター「0120−15−2525」への電話でも可能です。
近くに店舗がない場合や、店舗に行くのが面倒な場合には電話での申し込みがおすすめです。
また、電話問い合わせの受付時間は月〜金曜日の9:00〜18:00となっています。
新規申し込みの際は24時間365日対応していますが、増額申し込みの場合は土日・祝日は休業日で対応していないので注意しましょう。
ダイレクトワン限度額増額の注意点
ダイレクトワンで増額申し込みする際の注意点は主に以下の5つです。
- 審査の結果によって減額・利用停止もある
- 土日は増額審査に対応できない
- 新規申込み時より審査に時間がかかる可能性がある
- 転職をしていると在籍確認が行われる可能性が高い
- 審査に落ちたら増額できない
以下では、それぞれの注意点について具体的に解説していきます。
審査の結果によっては減額・利用停止もある
増額の審査結果によっては、利用停止や減額が行われることがあります。
なぜなら、増額の申し込みとは契約内容を見直す行為だからです。
利用者の返済能力に対して、現在の借入額・限度額が基準を超えていると判断された場合、増額するどころか逆に利用制限をかけられることがあります。
利用制限がかかると借入ができなくなり、返済のみの利用となります。
このように、増額の審査にはリスクがあることを理解しておきましょう。
土日は増額審査に対応できない
ダイレクトワンは土日の増額審査に対応していません。
増額審査は厳しく行われるので、電話や窓口で担当者に申し込んで、直接手続きを進めてもらう必要があります。
しかし、土日祝日は窓口とコールセンターの担当者が不在なので、手続きを進めることができません。
初回の申し込みは24時間365日対応していますが、増額審査はそれができないので注意しましょう。
新規申込み時より審査に時間がかかる可能性がある
増額審査は初回の審査よりも時間がかかる可能性があります。
なぜなら、増額審をすると利用者の返済リスクが伴うので、返済が滞りなく行われるのか初回よりも慎重に行われるからです。
そのため、審査結果が出るまでに数日〜1週間以上かかるのが一般的です。
急ぎでお金が必要な場合は、即日融資を行なっている別の消費者金融の新規申し込みなどを利用しましょう。
転職をしていると在籍確認が行われる可能性が高い
転職や異動で勤務先が変わっていると、基本的に在籍確認が電話によって行われます。
これは利用者情報更新することが目的です。
基本的に限度額が50万円を超える増額申し込みの際などは、収入証明書を求められます。
その収入証明書が発行された会社が新規申し込み時に記入した会社と異なっている場合は、改めて現在の職場へ在籍確認が行われる可能性が高いです。
そのため、勤務先が変わっていることを指摘され、在籍確認を求められたら素直に応じましょう。
また、在籍確認を行うことで現在の収入状況を改めて開示するので、増額審査において信用を獲得する効果もあります。
審査に落ちたら増額できない
当然ですが、審査に落ちたら増額はできません。
審査に落ちるということは、現在の収入状況に対して希望限度額が釣り合っていないと判断されたことになります。
どうしても借入したい場合は、時間をおいて収入状況や借入状況を改善して再度申し込みをするか、他社消費者金融を利用する必要があります。
また、増額の希望額が高すぎた場合は、当初より低く見積もって申し込んでみるのもひとつの方法です。
とにかく、増額審査に落ちたら、現時点でその希望額の増額は諦めるしかありません。
ダイレクトワンの増額審査に落ちる人の特徴
「増額審査に落ちる人ってどんな人?」
このように、増額審査にはリスクがあるために、自分が審査に通過するかどうか不安な方も多いのではないでしょうか?
ダイレクトワンの増額審査に落ちる人には、主に以下の6つの特徴があります。
- 利用期間中に返済の延滞・滞納をした
- 他社借入が増えている
- 総量規制に引っかかっている
- 新規申し込み時より収入が減っている
- 信用情報に傷がついている
- 限度額に余裕があり増額の必要がない
以下では、増額審査に落ちる人の特徴をくわしく解説していきます。
利用期間中に返済の延滞・滞納をした
過去に返済の延滞や滞納がある場合は増額審査に落ちる可能性が高いです。
なぜなら、ダイレクトワンの増額審査では、現在の収入状況を含め、過去のダイレクトワン利用状況を厳しく見られるからです。
しかし、1度でも返済の延滞や滞納があれば審査に落ちるということではありません。
ダイレクトワンを長い期間利用している中で、1〜2回の数日程度の延滞であれば、それが大きく審査に影響することはないでしょう。
返済の延滞や滞納が常習的で、ほぼ毎月延滞していたり、過去に30日を超える大きな延滞などがあれば、増額審査に落とされる可能性が高いです。
過去の利用状況はダイレクトワンの信用に直結するので、増額審査に通過するためにはこれまで誠実に返せているという実績が大切です。
他社借入が増えている
ダイレクトワンの初回申し込み時よりも借入が増えている方は増額審査に落とされる可能性があります。
なぜなら、他社借入額が増えている方は、単純に返済能力が下がっているということだからです。
増額審査ではダイレクトワンの利用状況とあわせて、現在の他社借入額も厳しくチェックされます。
借入が以前よりも増えている状態で増額の申し込みをするということは「借金で首が回らなくなっている状態」と判断されかねません。
そのため、ダイレクトワンに初めて申し込んだ時よりも、他社からの借入が大幅に増えている方は審査に落とされる可能性があります。
総量規制に引っかかっている
総量規制に引っかかっている場合は基本的に増額の審査は通りません。
総量規制とは、個人に貸しつけられる上限金額が定められている法律のことで、総量規制が適応されている金融業者では、年収の3分の1以上借り入れることができません。
ダイレクトワンを含む消費者金融は総量規制の対象となっていることが一般的なので、他社借入額が年収の3分の1をすでに超えている場合、ダイレクトワンで限度額を増やすことは法律上不可能です。
もちろん、ダイレクトワン以外の消費者金融でも同様に借入はできないので注意しましょう。
新規申込み時より収入が減っている
新規申し込み時よりも収入が下がっている方も、増額審査に落ちやすい人の特徴の一つです。
ダイレクトワンが増額して貸し付けることができるのは、基本的に返済能力を有していることが条件です。
収入が下がっているということは、返済能力が下がっているということなので、増額審査の通貨は難しいでしょう。
また、収入に大きな変動がなくても、転職などで雇用形態が変わっている方も注意が必要です。
例えば、正社員から契約社員・派遣社員などに雇用形態が変わっている場合は、安定的収入の信頼性に欠けてしまいます。
そのため、新規申し込みの時よりも収入が下がっている方や、雇用形態が変わっている方は、増額審査に落ちやすいと言えるでしょう。
信用情報に傷がついている
信用情報に傷がついている場合は増額審査に落ちてしまうことがほとんどです。
信用情報とは、他社を含む金融業者の返済歴のことで、過去にカードローンの強制解約や長期延滞などといった「金融事故」を引き起こしてしまった場合、信用情報に傷がついている可能性があります。
信用情報に傷がついている状態を、通称「ブラックリスト」と呼び、増額の審査はもちろんのこと、新規申し込みも落とされることがほとんどです。
自分がブラックリストに載っているかどうか不安な方は、ダイレクトワンが加盟している信用情報機関に一度問い合わせてみることをおすすめします。
ダイレクトワンが加盟・提携している信用情報機関は以下の3機関です。
- JICC(株式会社日本信用情報機構)
- CIC(株式会社シー・アイ・シー)
- KSC(全国銀行個人信用情報センター)
自身の信用情報を開示してもらうためには、手数料がかかります。
また、これらの機関に問い合わせたからといってダイレクトワンの審査に影響することはありません。
このように、基本的に信用情報に傷がある場合は増額審査に落ちてしまうので、心配な方は信用情報機関で確かめてみましょう。
限度額に余裕があり増額の必要がない
限度額に余裕がある場合も増額の審査に落ちてしまう可能性があります。
限度額の増額はあくまでも「限度額では足りないから借入ができる枠を増やして欲しい」という利用者の要望が前提です。
限度額にまだ余裕がある状態で、増額する理由が特にない場合は、無駄に借入が行われないよう審査に落とされることがあります。
そのため、ダイレクトワンをほとんど利用していないような方は、収入状況に問題がなくても落ちることがあることを知っておきましょう。
もし、限度額に余裕があるが、どうしても増額したいというのであれば、その理由を増額申し込み時に伝えておくことをおすすめします。
ダイレクトワンの増額審査に落ちたときの対処法
ダイレクトワンの増額審査に落ちたら、主に以下2つの対処法があります。
- 他の消費者金融へ申し込む
- 返済が難しいなら任意整理も検討する
特に、増額審査に落ちた主な原因が、他社からの多額の借入にあると考えられる場合は任意整理も検討しましょう。
ここからは、それぞれの対処法についてくわしく解説していきます。
他の消費者金融へ申し込む
ダイレクトワンの増額審査に落ちたら、他の消費者金融へ申し込むという手段があります。
他社へ申し込みするというのは、ダイレクトワンを含むほとんどの消費者金融は初回申し込みの審査の方が優しいという特性を利用した方法です。
どうしても借入がしたいのであれば、他社消費者金融で新規申し込みすることをおすすめします。
ただし、借入の金融業者を増やすと複数の返済に追われることになるので、借金のリスクが上がることは理解しておきましょう。
また、銀行のカードローンを利用するという方法もあります。
銀行系カードローンは消費者金融の審査よりも厳しいとされていますが、総量規制の対象外なので、ダイレクトワンの増額審査に落ちても借入れられる可能性はあります。
ダイレクトワンの増額審査に落ちて、どうしてもお金を用意したい方は、他社消費者金融、もしくは銀行のカードローンを検討しましょう。
返済が難しいなら任意整理も検討する
ダイレクトワンの増額審査を申し込む理由が、借金返済のためであれば、任意整理も検討しましょう。
任意整理とは、消費者金融をはじめとした金融機関と交渉して、月々の返済額を減らしたり、利息をカットしてもらう手続きです。
基本的には弁護士を通して協議が行われ、業者と個人との賃借問題の解決を目指します。
しかし、任意整理をすると信用情報に傷がついてしまうので、数年間は基本的にどこの業者でも借入ができないというデメリットがあります。
借金を返済するためにお金を借りるという行為は一時的な解決にしかならず、借入の元本を増やすと利息が高くなり、将来的に借金で首が回らなくなることが予想されます。
そのため、返済に困ったら任意整理することも視野に入れ、一度弁護士に相談することをおすすめします。
ダイレクトワンの増額申し込みは慎重に検討しよう
ダイレクトワンの増額申し込みは慎重に検討しましょう。
初回の申し込みの審査に通過したから増額審査も必ず通過するとは限らず、むしろ増額審査の方が厳しいので、落とされる可能性があります。
特に、今回ご紹介した「ダイレクトワンの増額審査に落ちる人の特徴」に当てはまる方は、審査の結果によっては利用停止などのリスクがあるので要注意です。