ノーローンは、新生銀行グループに属する消費者金融です。
アコム・アイフル・プロミスといった大手消費者金融に比べると知名度は劣りますが、他社にないサービスを展開し、メリットに感じる部分はたくさんあります。
このページでは、ノーローンが他社と比較した際のメリット・デメリットについて徹底的に解説していきましょう。
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他社と比較したノーローンのメリット
ノーローンは他社とは異色のサービスを提供しています。
具体的には、以下の4つのポイントを挙げられます。
- 何度でも1週間の無利息期間
- 最短20分審査で即日融資可能
- 楽天銀行は24時間即日融資可能
- 楽天スーパーポイントが貯まる
それでは、これらのメリットについてもう少し詳しく解説していきましょう。
何度でも1週間の無利息期間が適用される
ノーローン最大のメリットは、この何度でも1週間の無利息期間が適用されることです。
大半の消費者金融は初めて契約する人を対象にしていたり、自社サービスのポイント制度を利用していたりして、何度でも無利息期間を受けられません。
本来、消費者金融は顧客から利息を得ることで利益に直結します。
したがって、無利息で貸付すれば当該期間中は一切利益になりません。
逆に、顧客は少しでも利息が低かったり無利息だったりするほうが嬉しいのは当たり前。
ノーローンは1週間何度でも無利息になるため、短期間に返済できる目途のある人は大変利便性のあるサービスと言えるでしょう。
たとえば、給料日前に借りて無利息期間内に返済すれば、借りた金額以上の返済は必要なく給料の前借り感覚で使えます。
このようにノーローンは何度でも無利息期間を利用でき、他社にない魅力あるメリットを受けることができるんです。
最短20分の審査で即日融資が可能
ノーローンは、最短20分の審査で即日融資を行っています。
銀行カードローンが規制によって即日融資ができなくなった現在、急な出費に困った際は当日中にお金を借りられる消費者金融に魅力を感じるでしょう。
また、インターネットであれば原則的に365日24時間審査に申し込み可能。
自宅からでも外出先でも時間に余裕のあるときに審査を受けることができ、多忙の日々を送っている人でも安心です。
ただし、審査結果の連絡は平日9時~20時まで。
土日祝日や時間帯によっては、即日融資にならない点は注意が必要です。
それでも基本的にノーローンは即日審査・即日融資に対応したスピーディな消費者金融としてメリットがあります。
楽天銀行なら24時間即日融資可能
ノーローンは楽天銀行の普通預金口座を所有していれば、24時間即日融資ができます。
リアルタイム融資という名称で、インターネットに接続できればすぐに手続きが可能。
平日だけでなく土日や深夜の時間帯でも融資ができ、突然の出費にも対応しています。
一方、他社の銀行は当日中にお金を借りる際は時間帯に注意が必要。具体的には、深夜0時~午後13時までに借入の申し込みをしなければ、翌営業日にしか振込してくれません。
スピーディにお金を借りたい場合は、楽天銀行を所有していればリアルタイム融資の恩恵を受けられますね。
返済するたびに楽天スーパーポイントも貯まる
ノーローンは楽天会員を対象に返済ごとに楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天会員以外はこのメリットを受けられませんが、楽天会員になることに対して手数料が発生するわけではないので、ノーローンを利用する場合は楽天会員に登録しておきましょう。
返済金額※によって貯まる楽天ポイントは異なり、以下に表を用意してみました。
※支払い利息額です。
支払い利息額 | 楽天スーパーポイント |
---|---|
1,000円未満 | 0 ポイント |
1,000円以上 ~ 5,000円未満 | 30 ポイント |
5,000円以上 ~ 10,000円未満 | 70 ポイント |
10,000円以上 ~ 15,000円未満 | 150 ポイント |
15,000円以上 ~ 20,000円未満 | 300 ポイント |
20,000円以上 ~ 25,000円未満 | 500 ポイント |
25,000円以上 | 700 ポイント |
※返済日が経過すると楽天スーパーポイントの付与はなし。
このように返済額が増えれば増えるほど楽天スーパーポイントが貯まります。長期的にノーローンで返済を続ける計画を立てている場合は、楽天会員に登録しない意味はありません。
楽天スーパーポイントは楽天のショッピング等で使えるため、少しずつでも貯めておけば間違いなくお得です。
他社と比較したノーローンのデメリット
ここまでノーローンのメリットを中心に解説してきました。
しかし、ノーローンにもデメリットがないわけではありません。
気になるデメリットとしては、以下のポイントを挙げられます。
- 大手消費者金融より下限金利が少し高い
- 最大限度額は300万円と低め
- 24時間即日振込できる銀行は楽天だけ
それでは、ノーローンのデメリットについても詳しく解説していきましょう。
大手消費者金融と比べると下限金利が若干高い
ノーローンの下限金利は、他社消費者金融と比べると若干高いです。
消費者金融名 | 下限金利 |
---|---|
ノーローン | 4.9% |
アコム | 3.0% |
プロミス | 4.5% |
アイフル | 3.0% |
SMBCモビット | 3.0% |
ただ、ノーローンは他社大手消費者金融と比べて最大限度額が300万円と低く、どうしても下限金利は高くなるのは仕方ない部分もあります。
また、そもそも最大限度額をすぐに借入できるケースは滅多にないので、このデメリットはそこまで深く考える必要はありません。
限度額の上限が300万円と低め
ノーローンの最大限度額は300万円で低めです。
ここでは、他社大手消費者金融の最大限度額と比較した表を用意してみました。
消費者金融 | 最大限度額 |
---|---|
ノーローン | 300万円 |
アコム | 800万円 |
プロミス | 500万円 |
アイフル | 800万円 |
SMBCモビット | 800万円 |
他社大手消費者金融と比べてノーローンの最大限度額は明らかに低いですね。
しかし、最大限度額はあくまで最大でしかなく、自身が利用できる限度額ではありません。
加えて、消費者金融は貸金業法の総量規制の関係で、年収の1/3以上の融資は不可能。
たとえば、年収300万円の人は最大でも設定できる利用限度額は100万円です。
仮にノーローンの最大限度額300万円を自信の利用限度額に設定できる人は900万円以上の収入が必要ですし、アコムであれば2,400万円の収入を得ていなければなりません。
そういった事情により、最大限度額は深く考える必要はないでしょう。
24時間即日振込可能な金融機関が少ない
ノーローンは、24時間即日振込に対応する金融機関は楽天銀行のみ。
楽天銀行の口座を所有している場合は問題ありませんが、他の金融機関の口座しか所有していない場合は、時間帯に注意しなければ即日振込にならないケースがあります。
他の金融機関は、深夜0時~13時までに手続きしなければ即日振込はしてくれません。
このように特定の金融機関しか24時間即日振込に対応していない点は、デメリットと感じる人も少なくないでしょう。
ノーローンのスペック・特徴
ノーローンのスペックや特徴については、以下の表にまとめてみました。
金利 | 4.9~18.0% |
---|---|
最大限度額 | 300万円 |
無利息期間 | 何度でも1週間 |
遅延損害金利率 | 20.0% |
返済日 | 毎月6日または26日 |
毎月最小返済額 | 4,000円 |
返済方式 | 借入金額スライドリボルビング方式 |
担保/保証人 | 不要 |
ノーローンの特徴であり最大のメリットは、とにかく何度でも使える1週間無利息。
他社では提供していないサービスなので、メリットに感じる人も多いはずです。
現在他社で借入しては返済を繰り返している場合、ノーローンのほうが確実にお得。
なにしろ無利息ですから低金利カードローンよりも利用する説得力があります。
それでは、この魅力ある消費者金融ノーローンの申込条件といった他の部分についても詳しく解説していきましょう。
申し込み条件
ノーローンの申し込み条件は、単純明快に以下の内容だけです。
20歳から70歳までの安定した収入がある方
安定した収入とはいえパートタイマーやアルバイトでも問題ありません。
単に自身で収入を得ていればノーローンの申し込み条件はクリアしています。
確実に審査通過が決定しているわけではありませんが、申し込み条件にひっかかっていなければ審査に申し込む価値は充分あるでしょう。
申込み方法
ノーローンは、審査を受けるうえで複数の申込み方法を提供しています。
- パソコン・スマートフォン
- レイク自動契約コーナー
- 専用フリーダイヤル
パソコン・スマートフォンを所有している場合は、インターネットに接続すれば申込みができます。
24時間いつでも受け付けしているので、利用しやすい環境でしょう。
レイク自動契約コーナーを使える理由は、ノーローンは新生銀行グループだからです。
近所に自動契約コーナーがあれば土日祝日でもキャッシングができる魅力があります。
専用フリーダイヤルは、一般的なノーローンダイヤルや女性専用レディースダイヤルを用意しています。
このようにノーローンは複数の申込み方法がありますが、スムーズに契約したい場合はいつでも申込みできるパソコン・スマートフォンがおすすめです。
返済方法
ノーローンは、複数の返済方法を用意しています。
- インターネット返済(リアルタイム返済)
- 提携ATM/CD返済
- 振込返済
- 自動引き落とし/口座振替返済
インターネット返済は、振込手数料無料です
ただし、取扱い金融機関は以下の4社のみです。
- 楽天銀行
- 三井住友銀
- りそな銀行
- ゆうちょ銀行
金融機関の営業時間外でも返済ができるため利便性は高いですね。
ノーローンを利用する予定の場合は、対応している銀行の普通預金口座を作成しておくべきでしょう。
提携ATM※はコンビニ等で使えて便利ですが、金額に応じて手数料が発生します。
※新生銀行カードローンのレイクATMは無料です。
1万円以下 | 108円 |
---|---|
1万円超 | 216円 |
ほんの数百円の手数料ですが、何度も繰り返し利用すれば積もり積もって大金になりかねませんので、積極的に利用するべき返済方法ではありません。
振込返済は指定の銀行に振込ますが、これも振込手数料は利用者負担です。
インターネットバンクの一部でも回数限定で振込手数料無料をサービスの一環にしていることもあり、そういった銀行を利用すれば振込手数料の負担を失くせますね。
自動引き落とし/口座振替は、毎月6日または26日のいずれかを選べます。
手数料はありませんが、約定返済日に口座残高不足に陥らないようにしましょう。
忘れていて返済遅延になると遅延損害金の発生もあり、損をするので注意しなければなりません。
このようにノーローンは複数の返済方法を提供していますが、手数料無料で24時間対応のインターネット返済が最もおすすめできます。
借入方法
ノーローンの借入方法は、返済方法同様に複数あります。
- インターネット借入(リアルタイム融資)
- 提携ATM借入
- 電話借入(指定口座に振込)
インターネット借入は、楽天銀行を所有していれば24時間リアルタイムで入金します。
その他の金融機関の場合、振込依頼はできますがリアルタイムではありません。
提携ATMの借入は、返済方法と同じく新生銀行カードローンのレイクATMは無料ですが、他の提携ATMは所定の手数料が発生してしまいます。
電話借入は問い合わせダイヤルに電話すれば手続きは完了します。
インターネットの操作が苦手だったりATMは使いたくなかったりする人におすすめです。
消費者金融の中では審査基準は厳しめ
ノーローンは、消費者金融の中で審査基準を厳しめに設定していると言われています。
審査基準はブラックボックスなのでノーローンの審査担当者しかわかりませんが、特定の条件が審査を厳しめにしているのではないでしょうか。
第一にノーローンは新生銀行グループです。
一般的に消費者金融と銀行カードローンは、後者のほうが審査基準が厳しめです。
ノーローンはシンキという会社ですが、新生銀行のグループなので厳しいのでは、と推測することができます。
第二にノーローンの最大の目玉である「何度でも使える1週間の無利息期間」です。
金利は低ければ低いほど貸し倒れリスクが高まります。
何度でも使える無利息は金利が低いどころではありませんから、消費者金融の他社以上に貸し倒れリスクは高くなるでしょう。
このような理由からノーローンの審査基準は厳しめと言われているんです。
一方、ノーローンの申込条件自体は安定した収入を得ていれば大丈夫なので、審査に申し込む前からあきらめる必要はまったくないでしょう。
ノーローンはどんな人におすすめ?
それでは、最終的にノーローンはどんな人におすすめできるのかまとめてみました。
- 1週間の無利息期間を何度も利用したい
- 楽天銀行の口座を所有している
- 楽天スーパーポイントを貯めたい
- 即日融資を希望している
- 複数の借入・返済方法があるほうが良い
しつこくなりますが、ノーローンは何度でも使える1週間の無利息期間が最大のメリット。
無利息でお金を借りることがカードローンの利用者にとって最もお得になることです。
自身の借入・返済スタイルにもよりますが、ノーローンは魅力のある消費者金融なので、積極的に検討してみてはいかがでしょうか。