楽天銀行カードローンは個人向け融資の一種で、無担保かつ無保証人で借り入れや返済ができます。
利用限度額の範囲内であれば、何度でも自由に利用できるため、とても便利です。
楽天銀行カードローンには、どのようなメリットがあるでしょうか。隠れたデメリットにも目を向けながら、楽天銀行カードローンの特徴に迫っていきます。
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目次
- 1 楽天銀行カードローン詳細情報
- 2 楽天銀行カードローンのメリット
- 3 最大限度額800万円で使用用途は自由
- 4 ネット銀行ならではの低金利水準で無理のない返済計画
- 5 諸手続きに対する高い利便性
- 6 楽天銀行カードローンのデメリット
- 7 事業性資金には利用できない
- 8 審査によって借入利率や利用限度額が決まる
- 9 申請内容によっては、審査に落ちてしまう場合も
- 10 楽天銀行カードローンの審査基準は他社より甘い?
- 11 楽天銀行カードローンの金利は他社より高い?
- 12 楽天銀行カードローンの利息一覧
- 13 楽天銀行カードローンは返済しやすい?
- 14 楽天銀行カードローンの借り入れ方法
- 15 楽天銀行カードローンへ申し込んだ人の口コミ
- 16 関連ページはこちら
楽天銀行カードローン詳細情報
申込条件 | 日本国内に居住している満年齢20歳以上62歳以下の人(専業主婦は60歳まで) |
---|---|
必要書類 | 楽天銀行スーパーローン申込書兼保証依頼書、本人確認書類、収入証明書類 |
審査時間 | 翌営業日から数日間程度 |
利用用途 | 事業性資金を除き、原則自由 |
契約期間 | 1年毎の自動更新 |
限度額 | 800万円(専業主婦は50万円まで) |
保証会社 | 楽天カード株式会社、株式会社セディナ |
楽天銀行カードローンのメリット
- 最大限度額800万円で使用用途は自由
- ネット銀行ならではの低金利水準で無理のない返済計画
- 諸手続きに対する高い利便性
最大限度額800万円で使用用途は自由
利用限度額の範囲内で、自由に借り入れや返済をできるのが楽天銀行カードローンのメリットですが、最大800万円まで10万円単位で利用額を選択できるためとても便利です。
使用用途は原則自由のため、子どものための教育資金や、友人や知人などとのお付き合いで発生した急な出費、不慮の病気やけがによる入院費や治療費の対応など、様々な場面での活用が期待できます。
入会金や年会費がかからないため、いつ訪れるか分からない急な出費に備え、前もって楽天銀行スーパーローンを申し込んでおく、といった使い方も可能です。
振り込みによる借り入れの場合、1回あたりの借入額は1万円以上ですが千円単位で利用できるため、必要以上に融資額を受け取る必要はありません。
ネット銀行ならではの低金利水準で無理のない返済計画
金利は融資額によって異なりますが、2016年7月19日現在、年1.9%から14.5%で組まれており低水準であることもメリットの1つです。
融資額が800万円の場合、変動金利で1.9%から4.5%の利率が組まれていますが、返済時は融資残高に応じて返済額が確定する「残高スライドリボルビング返済方式」が適用されています。
融資額800万円での返済額は月々10万円であることから、無理のない返済計画が立てられるため非常に便利です。
カードローンの利息計算方法は付利単位1円で1年を365日とする日割り計算が適用されており、10万円を30日借りた場合の利息額は1,191円と低額なのも魅力的です。
適用金利は、金融情勢などの変化により見直しが入ることがあるため、定期的にチェックしておきましょう。
諸手続きに対する高い利便性
楽天銀行カードローンを書面で申し込む際に、申込書兼保証依頼書の準備が必要ですが、スマホを使用する場合は楽天銀行アプリやウェブサイトから申し込みができます。
申し込み書類に手書き入力する手間や郵送の手続きが不要になるだけでなく、楽天IDがあれば個人情報を入力する時間を大幅に減らせます。
運転免許証などの個人確認書類も、通常の郵送手続きに加え楽天銀行アプリからも提出できることから、楽天銀行カードローンを手軽に申し込むことが可能です。
借り入れの手続きを済ませると、銀行口座に振り込まれる仕組みですが、楽天銀行の口座を登録しておくと、手数料無料で利用できます。
インターネット手続きは1日24時間対応しており、利便性の高さがメリットの1つです。
楽天銀行カードローンのデメリット
- 事業性資金には利用できない
- 審査によって借入利率や利用限度額が決まる
- 申請内容によっては、審査に落ちてしまう場合も
事業性資金には利用できない
楽天銀行カードローンの使途理由は原則自由ですが、事業目的による借り入れは契約上で禁止されています。
楽天銀行カードローンは、基本的に個人名義による借り入れのため、事業用の必要経費として認められる可能性が低く、使用した分が課税対象になるため注意が必要です。
個人利用によるカードローンを事業性資金にしていることが発覚した場合、契約違反で強制解約となり一括返済を求められるケースも少なくありません。
事業目的の融資が必要なときは、事業計画書などを提出して融資先から審査を受ける必要があります。
ビジネスローンは一般的に審査が厳しいだけでなく、融資に至るまでの期間も要するため、事業用資金を調達したい場合は、時間に余裕を持って行うようにしましょう。
審査によって借入利率や利用限度額が決まる
楽天銀行スーパーローンで800万円の融資を受ける際、借入利率は1.9%から4.5%までと金利幅が存在します。
原則として、借入利率は変動金利制を敷いていますが、審査結果に応じて楽天銀行が借入利率を決定するため、希望に沿わない可能性があるのがデメリットの一つです。
利用限度額についても借入利率と同様に、審査結果によっては希望限度額から減額される可能性があります。
一方、申込者が楽天会員の場合、会員ランクに応じて審査優遇する制度が設けられており、ランクのグレードが高い場合は優遇される可能性が高くなるため、有効に活用すると便利です。
楽天カードを所持した上で、楽天市場で頻繁に買い物をするユーザーは優遇対象となるため覚えておきましょう。
申請内容によっては、審査に落ちてしまう場合も
一般社団法人の全国銀行協会が2017年3月に公表した「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」では、健全な消費者金融市場の形成を目的とした内容が書かれています。
銀行の貸付契約が、消費者に対して過剰な借り入れにならないような審査体勢を構築するように求めています。
全国銀行協会が、各銀行に対して貸付体制の見直しを要請したことで、楽天銀行カードローンの審査が厳しくなっており、申請内容によっては契約を断られてしまうことがあります。
安定的で継続した収入がなく勤続年数が短いケースや、他社からの借入残高が多い場合は要注意です。
信用情報に傷が付いている場合も審査に落ちてしまう可能性が高いため、金融事故が起きないように注意しておきましょう。
楽天銀行カードローンの審査基準は他社より甘い?
楽天銀行カードローンに申し込める人は、毎月安定した定期収入のあるお勤めの方、または専業主婦が対象です。
審査基準の中に、年収に関する制約条件は定められていないため、毎月安定した収入があれば、正社員に限らずパートやアルバイトといった非正規雇用者も申し込むことができます。
担保の保証人として、株式会社セディナと楽天カード株式会社が存在しますが、どちらかの会社から保証を受けられれば審査は通ることが多いです。
申し込み年齢は満年齢20歳から62歳までで、未成年者や63歳以上の人は申し込むことができません。
一方、楽天銀行カードローンの審査に通らなかった時は、審査に落ちてから半年を過ぎると再度申し込みができるため、覚えておくと便利です。
審査に通らなかった理由が何かを考え、他に割賦契約を結んでいるものはないか、希望限度額は年収に見合ったものなのかどうかなど、申し込み条件に合致しているかどうか確認することが大切です。
楽天銀行カードローンの金利は他社より高い?
楽天銀行カードローンの適用金利は、1.9%から14.5%の間で設定されています。
なお、利用限度額が100万円未満の場合の金利は一律14.5%です。
銀行系カードローンのうち、じぶん銀行カードローンの1つである「じぶんローン」の金利は2.2%から17.5%、オリックス銀行カードローンは1.7%から17.8%、三菱UFJ銀行カードローンバンクイックは1.8%から14.6%であることから、楽天銀行カードローンの金利は低水準であることが分かります。
ただし、下限金利の1.9%が適用されるのは、利用限度額上限の800万円に設定した場合に限られるだけでなく、借りる人の信用度によって金利が変わるため注意が必要です。
信用度を計る尺度として、年収や勤続年数のほか、他社からの借り入れ件数や金額、過去の返済遅延の有無などが該当します。
一方、楽天会員で会員ランクが最も高いグレードを所持している人に対して金利が優遇される仕組みがあります。
楽天カードを持っている人や、楽天市場でのネットショッピングの頻度が高い人は、金利を低く抑えられる可能性があるため覚えておきましょう。
楽天銀行カードローンの利息一覧
1万円 | 464円 |
---|---|
5万円 | 10483円 |
10万円 | 52066円 |
20万円 | 115587円 |
50万円 | 467492円 |
100万円 | 586,170円から1,383,646円の範囲 |
150万円 | 642,706円から3,302,158円の範囲 |
200万円 | 898,323円から4,550,124円の範囲 |
300万円 | 938,620円から5,173,184円の範囲 |
500万円 | 1,813,771円から4,478,524円の範囲 |
限度額上限 | 1,076,297円から3,172,688円の範囲 |
楽天銀行カードローンは返済しやすい?
楽天銀行カードローンは、毎月の約定返済に加えて随時返済ができるため、返済計画を柔軟に立てることが可能です。
毎月の返済は自動口座による引き落としで行い、いくつかの定められた返済日の中から自身が希望する日を選択します。
楽天銀行はインターネット専業銀行のため実店舗を持ちませんが、随時返済を行う際には全国に10万台以上設置されている提携ATMやインターネットを利用して手続きを行えるため便利です。
返済金額は千円単位で行いますが、提携先店舗によっては、1円単位からでも返済できます。
楽天銀行カードローンでは、一括返済がいつでも利用できる仕組みづくりが整っています。
提携会社や金融機関のATMから手続きが可能なだけでなく、楽天銀行の指定口座への振込返済というやり方もあり、返済しやすい環境です。
返済方式
楽天銀行カードローンの返済方式は、利用残高に応じた一定額を返済する「残高スライドリボルビング返済」と、利用限度額に対して一定額を返済する「元利込定額返済」があります。
新規申込の場合は、残高スライドリボルビング返済のみの適用で、利用残高が少なくなるほど月々の返済額が減っていく方式が採られています。
月々の返済とは別に、好きなタイミングで追加の返済をすることができる随時返済という制度があり、随時返済を利用することで、支払い総額を減らすことが可能です。
随時返済は楽天銀行への事前連絡を必要とせず、好きな時に自由に返済ができるため非常に便利です。
月々の支払い方法として、登録した銀行口座からの自動振替に加え、提携CDやATMからの返済、ペイジーを活用したインターネットバンキングによる返済から選べます。
随時返済を行うことで、利息を減らした上で当初の支払い計画よりも早く完済できるため、周囲の環境に合わせて利用しやすい返済方式を選択するようにしましょう。
返済日
月々の約定返済日は、毎月1日、12日、20日、27日の中から選ぶことができ、返済当日が土日祝日など金融機関の休業日にあたる場合は、翌営業日が引き落とし日です。
ただし27日に限り、楽天銀行の口座を引き落とし用に指定していることが条件です。
登録している預金口座から自動引き落としされるため、約定返済日の前日までに入金を済ませておきます。
月々の返済額は、返済日の15日前に確定しますが、請求確定日の翌日から返済日の前日までの間で任意に返済することもでき、確定した返済額よりも多く返済した場合は、返済日当日の引き落としはありません。
返済日を変更したい場合は、メンバーズデスクかカードセンターに変更届を提出することで切り替えられるため覚えておくと便利です。
毎月の返済額
残高スライドリボルビング返済
1万円 | 2000円 |
---|---|
5万円 | 2000円 |
10万円 | 2000円 |
20万円 | 5000円 |
50万円 | 1万円 |
100万円 | 1万5千円 |
150万円 | 2万円 |
200万円 | 3万円 |
300万円 | 4万円 |
500万円 | 5万円 |
限度額上限 | 10万円 |
元利込定額返済
1万円 | 残高全額 |
---|---|
5万円 | 1万円 |
10万円 | 1万円 |
20万円 | 1万円 |
50万円 | 2万円 |
100万円 | 2万円 |
150万円 | 2万5千円 |
200万円 | 3万5千円 |
300万円 | 4万円 |
500万円 | 5万円 |
限度額上限 | 上限設定なし |
楽天銀行カードローンの借り入れ方法
ネットキャッシングによる借り入れ
パソコンやスマホ、携帯電話からの借り入れが可能で、手数料がかからないためとても便利です。
楽天銀行を登録口座に設定している場合、24時間365日いつでも振込サービスを受け付けており、手続きが完了すると即時に振り込まれます。
他行の口座を登録している場合でも、平日の0時10分から14時45分までの間であれば、当日中に振り込みが完了します。
14時45分から23時50分までの間で手続きを済ませると、翌金融機関営業日中に振り込まれますが、金融機関によっては当日の振り込みが適用される場合があります。
インターネット申込みの際に、「融資予定日」が画面表示されるため、日付をチェックしておきましょう。
着金したかどうかは、金融機関側の明細書などで確認できます。
提携CDあるいはATMによる借り入れ
楽天銀行カードローンは2019年6月現在、全国100,000台以上の提携CDやATMで利用できます。
同月内に借り入れが可能な融資金額は、利用限度額と同額までであり、返済のために入金をした場合でも融資可能額は変わりません。
楽天銀行カードローンでは、借入金額に応じたATM手数料が発生し、1万円以下の借り入れで108円、1万円を超えると216円がかかります。
ただし、提携金融機関のATMを利用することで、手数料を無料にすることが可能です。
1回あたりの借り入れ上限は、提携金融機関によって異なるため、1度の借り入れで希望額に満たない場合は、複数回操作を繰り返します。
なお、「MY ONEネット特約会員」は提携CDやATMの利用ができないため、注意しましょう。
楽天銀行カードローンへ申し込んだ人の口コミ
申し込み年 | 2019年 |
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年齢 | 32歳 |
職業 | 会社員 |
年収 | 400万円 |
利用目的 | 生活費、趣味、レジャー |
希望限度額 | 100万円 |
審査が早く、申込み翌日には電話確認がありました。当初は希望限度額に届きませんでしたが、後から増額できたので良かったです。審査結果の電話口で「急を要するようでしたら、この電話で借り入れなさいますか?」との提案があり、急ぎではなかったためお断りしましたが、丁寧な対応に満足しています。借り入れ手続き後すぐに振り込まれており、楽天銀行を指定口座にしているためポイントもどんどん貯まっていくのがうれしいです。
申し込み年 | 2018年 |
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年齢 | 28歳 |
職業 | 会社員 |
年収 | 300万円 |
利用目的 | ローンの借り換え |
希望限度額 | 100万円 |
消費者金融ローンの借り換えを目的に、楽天銀行カードローンを利用しました。金利が低い点や、楽天ポイントが付くのが魅力と感じ、ウェブサイトから申し込みました。楽天銀行アプリを使って本人確認書類を提出しましたが、煩雑さは感じずスムーズな手続きができて良かったです。返済にはコンビニATMを使っていますが、入金操作が簡単で時間もかかりません。完済時に数百円残ってしまいましたが、銀行からの送金で対応できました。
申し込み年 | 2017年 |
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年齢 | 51歳 |
職業 | 会社員 |
年収 | 600万円 |
利用目的 | ローンの借り換え |
希望限度額 | 300万円 |
私は、年末に申込み手続きを行いましたが、年明けしてほどなく審査結果を受け取りました。ネットで申し込んだ後、電話で確認があり少し緊張しましたが、オペレーターの方から丁寧に対応をしてもらったことで安心感があり良かったです。借り入れはコンビニATMで手軽に行えるため便利に感じます。残高スライドリボルビング返済を利用していますが、完済までの期間が間延びするため、意識して繰り上げ返済することが大切だと思います。
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