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目次
ダイレクトワンの審査は2段階ある
ダイレクトワンの審査には大きく分けて2段階あります。
まず1段階目の仮審査では、申込者が申し込み条件を満たしているのかどうか、またその上で無理なく借金を返済してくれる能力があるのかどうかを判断します。
さらに、そもそも信用できる人間なのかどうか判断するために、信用情報に傷がついていないかどうかを開示します。
つまり、返済能力を確かめる与信審査がこの仮審査にあたります。
その後、仮審査に問題がないと判断されれば、2段階目の本審査に移ります。
本審査では、申し込み情報にウソがないかを確かめるために、本人確認を行い、場合によっては収入証明書の提出もしてもらって情報の照合を行います。
そして、本審査に問題がなければ、最後の確認事項として勤務先への在籍確認が行われます。
本人確認や収入証明書はやろうと思えば偽造ができてしまうので、在籍確認で申し込み情報や提出書類に誤りがないかを最終的に判断します。
在籍確認まで済ませて問題なければ、無事審査に通過することができます。
仮審査に通るかどうかが重要
ダイレクトワンの審査で重要なのは仮審査に通過できるかどうかです。
そもそも仮審査で返済能力がない人間と判断された場合、本審査に移る前に落とされてしまいます。
そのため、まずは何よりも自分に返済能力があることを証明しなくてはいけません。
ダイレクトワンの仮審査でチェックされる項目は以下のようなものがあります。
- 申し込み条件を満たしているのかどうか
- 信用情報に傷がないか
- 年収、勤務先、勤続年数、雇用形態
- 他社からの借入額
- 住宅ローンなどその他ローンの有無
- 家賃、居住年数
- 家族構成
など
これらの情報から、その人がどこでいくら稼いでいるのか、また月々の出費はいくらなのかがおおよそわかります。
このように、仮審査ではその人の収支状況を見て、収入や出費に対して希望借入額は適正かどうかを審査しており、無理な借金にならないかを判断します。
逆に言えば、仮審査に通過すればあとは在籍確認などの確認事項を済ませるだけなので、与信は基準を満たしており、すでに借入を受けられる可能性が高いということです。
そのため、仮審査に通過するかどうかが非常に重要となります。
仮審査はスコアリングシステムによっておこなわれる
ダイレクトワンの仮審査はスコアリングシステムによって進められます。
スコアリングシステムとは、統計的モデルに基づき、個人の信用度を点数化し、公平にその個人の信用度をチェックするためのものです。
クレジットカードの入会審査や消費者金融の審査などに使われるのがこのスコアリングシステムですが、主に顧客の基本属性や信用情報などを参考にスコアリングします。
これはコンピューターのシステムで実施されるため、審査基準を満たしていないとその場で審査落ちとなるのです。
ダイレクトワンの申し込み条件をチェック
ダイレクトワンの申し込み条件は以下の通りです。
「20歳〜69歳までの、安定した収入のある方」
まずは、この条件を満たしているのかどうかチェックしましょう。
例えば、未成年の方の申し込みなど、申し込み条件を満たしていない場合は収入状況に問わず、仮審査に落とされてしまいます。
ただし、安定した収入はアルバイトやパートなども含まれます。
そのため、アルバイトをしている学生や、パートの主婦の方なども申し込みが可能です。
ダイレクトワンの審査は甘いって本当?ダイレクトワンの審査に通る秘訣
ダイレクトワンの審査ポイントは3つ
ダイレクトワンの審査ポイントは主に3つです。
ダイレクトワンが審査するポイントは
- 信用情報の審査
- 借入状況の審査
- 収入状況の審査
以上の3つです。
ダイレクトワンはこれらのポイントを審査時に重視するため、逆にいえばこの3つを対策すればダイレクトワンの審査に通過することができるのです。
①:信用情報を審査し、過去に問題がないか調査する
信用情報とは、個人のお金に関する経歴をすべてまとめた情報のことです。
クレジットカードやカードローンなどでの金融機関の利用履歴だと考えて良いでしょう。
信用情報は金融機関に登録されているのではありません。
信用情報は信用情報機関という日本に3つある機関に登録されています。
なかでもダイレクトワンは株式会社日本信用情報機構と株式会社シー・アイ・シーという2つの信用情報機関を利用しています。
この信用情報機関に登録されている情報を基に、ダイレクトワンは審査をおこなっています。
ローンや携帯電話の利用料金の延滞や滞納によって信用情報に傷はつくので、心当たりがある人は気をつけたほうが良いでしょう。
②:借入状況を審査し、総量規制に引っかかっていないか確認する
3社以上の金融機関から既に借り入れをしている場合は、ダイレクトワンは申し込み者を「お金の管理が上手ではない」と認識します。
また、ダイレクトワンは貸金業者であるため、貸金業法の総量規制によって「年収の3分の1以上の借り入れはできない」と決められています。
他社と合わせて申し込み者の年収の3分の1を超えてしまうと、ダイレクトワンも法律に違反することになります。
そのため、ダイレクトワンでは総量規制のリスクを考え、申し込み者の借入状況を確認するのです。
③:収入状況を審査し、返済能力を確認する
ダイレクトワンに限らず、金融機関はその人の返済能力を審査します。
そしてその返済能力を一番顕著に表すのが申し込み者の収入状況です。
ダイレクトワンの申込資格には「安定した収入があること」という項目があります。
文字通り、継続的に安定した収入があることが審査を突破するためのカギになってきます。
返済能力が低いのにも関わらず、借入希望額が大きいと審査落ちをする可能性が高いです。
ダイレクトワンの審査に落ちる人の12の特徴
ダイレクトワンの審査に落ちる人には以下のような特徴があります。
- 申し込み条件を満たしていない
- 信用情報に事故情報がある
- 過去に返済の延滞・滞納がある
- 申し込み情報に不備がある
- 在籍確認に対応していない
- 提出書類に不備がある
- 他社借入が多い
- 総量規制に引っかかっている
- 虚偽の申し込みをした
- 収入が安定していない
- 他社借入の利用状況が悪い
- 短期間に複数の申し込みをしている
ここからは、それぞれの特徴について深掘りしていきます。
現在ダイレクトワンの利用を考えている方は、目を通しておきましょう。
特徴1:申し込み条件を満たしていない
上記で説明した通り、申し込み条件を満たしていなければ、仮審査を進める前に落とされてしまいます。
繰り返しではありますが、ダイレクトワンの申し込み条件は以下の通りです。
「20歳〜69歳までの、安定した収入のある方」
申し込み条件は借入を行うための絶対条件ですので、いくら収入が多くても、返済能力が高くても仮審査で落とされてしまいます。
そのため、今一度申し込み条件を満たしているかどうか確認しておきましょう。
特徴2:信用情報に事故情報がある
信用情報に事故情報があると、極めて高い確率で審査に落とされてしまいます。
信用情報とは、個人信用情報機関とよばれる会社に記録される情報のことで、債務者の返済実績などが記されています。
一方で事故情報とは、債務者が借金返済の延滞や強制解約、債務整理などの金融事故を起こした実績のことです。
通常、消費者金融などの賃金業者はそれらの個人信用情報機関と加盟・提携しており、融資したお金の返済がされない場合、信用情報機関に事故情報を記録します。
このように、各消費者金融は実質的に債務者情報を共有しており、申し込みした人が他社の借金を踏み倒した過去があるかどうかは明快となっています。
そのため、信用情報に事故情報がある場合は、どの消費者金融を申し込んでも、返済の能力が低いと判断され、非常に高い確率で審査に落とされてしまうのです。
なお、ダイレクトワンが加盟・提携している個人信用情報機関は以下の3社です。
- CIC
- JICC
- KSC
つまり、これらの機関に事故情報が記録されいている方は、基本的にダイレクトワンの審査に通過することは難しいです。
債務整理をするとブラックリスト扱いになる
特に気をつけなければいけないのが債務整理です。
任意整理、民事再生、自己破産などの債務整理の過去がある方は、およそ5〜10年の間、個人情報に傷がついた状態になります。
いわゆるブラックリスト扱いです。
そして、債務整理で懸念されるのがその期間です。
どのくらいの期間ブラックリスト扱いにされるのかは個人信用情報機関によって異なる上、正式な期間は公表されていないので、およそ5〜10年と言われています。
数年前に債務整理をした人でも、いまだにブラックリスト扱いとされていることもあるので、自分の信用情報がどうなっているのか知りたい方は、個人信用情報機関にて情報開示を求めましょう。
主な個人信用情報機関は以下の3社です。
- CIC(指定信用情報機関)
- JICC(日本信用情報機構)
- KSC(全国銀行個人信用情報センター)
特に、過去に複数の債務を踏み倒した場合は、これらすべての情報機関に記録されている可能性が高いので、3社とも情報開示することをオススメします。
なお、情報開示には手数料がかかります。
特徴3:過去に返済の延滞・滞納がある
過去に返済の延滞・滞納がある方は審査に落とされる人の特徴の一つです。
1〜2週間程度の延滞・滞納であれば、ダイレクトワンの審査に影響することはあまりありませんが、1〜2ヶ月以上の延滞は要注意です。
賃金業社によっても異なりますが、1〜2ヶ月返済が遅れると、カードローンやクレジットカードを強制解約させられて、その事故情報を信用情報機関に記録されてしいまいます。
つまり、軽いブラックリスト扱いとなり、少なくとも1年間は新規の申し込みが難しくなります。
そのため、過去に返済の延滞や滞納がある方はダイレクトワンの審査に落とされる特徴の一つなので要注意です。
特徴4:申し込み情報に不備がある
申し込み情報は不備がないようにしましょう。
申し込み情報に不備があった場合、直接確認されることがありますが、そのまま審査に落とされることがほとんどです。
本来審査に通過してもおかしくない与信評価にも関わらず、申し込み情報の不備が原因で審査に落とされるのは非常にもったいないです。
また、審査に通りやすいようにと、収入の水増しや他社借入額の引き下げなどの悪質な申し込みは必ず発覚するので絶対にやめましょう。
悪意がなくても、申し込み情報と事実が大幅に異なれば、悪質な申し込みとみなされ、審査に落とされる可能性が高くなります。
申し込み情報の不備は審査落ちにつながるので、どうしてもダイレクトワンから借入れたければ、申し込みは慎重に行いましょう。
特徴5:在籍確認に対応していない
ダイレクトワンからの在籍確認は必ず対応しましょう。
ダイレクトワンでは、本審査の際に必ず在籍確認が行われます。
在籍確認に対応しなければ、そのまま審査に落とされてしまうことがほとんどなので、できる限り在籍確認には素直に応じることが大切です。
しかし、仮審査の与信評価や希望借入金額によっては、在籍確認を免除してくれる場合があります。
そのため、どうしても在籍確認をしてほしくない場合は、そのことを一度ダイレクトワンへ相談してみましょう。
ダイレクトワンの在籍確認は非通知でかかってくることもある
ダイレクトワンの在籍確認は非通知でかかってくることもあります。
電話番号からダイレクトワンであるということをさとられないための対策です。
そのため、非通知からの着信を拒否していると在籍確認の電話が取れない可能性が出てきます。
非通知からの着信を拒否している場合はダイレクトワンの審査を受ける前に非通知設定を解除しておくことをおすすめします。
特徴6:提出書類に不備がある
提出書類に不備がある場合も審査に落とされる原因の一つです。
例えば、WEBアップロードで提出した本人確認書類の写真が明瞭ではなかったり、収入証明書が規定のものでなかったりすると、提出書類に不備があるとみなされてしまいます。
もし、ダイレクトワンが提出書類に不備を見つけた場合、正しい書類を改めて送付するように直接連絡が来ることが一般的です。
しかし、提出書類の不備が原因で審査に通過できない可能性はゼロではありません。
必要書類は必ずダイレクトワン規定のものを提出し、規定の書類の準備が難しい場合は、一度ダイレクトワンに問い合わせてみましょう。
特徴7:他社借入が多い
他社借入が多い方もダイレクトワンの審査に落ちる可能性があります。
消費者金融がお金を貸し付けるの返済してもらうのが大前提なので、収入に対して借入が多すぎる、つまり返済してもらえる可能性が低い場合はお金を貸してもらえません。
特徴8:総量規制に引っかかっている
総量規制に引っかかっている方は、審査に落ちてしまいます。
総量規制とは、消費者金融で借りられる上限金額のことで、個人は年収の3分の1以上の借入ができないという法律です。
つまり法律上、ダイレクトワンをはじめとした消費者金融では総量規制に引っかかっている債務者への貸付はできないのです。
特徴9:虚偽の申し込みをした
言わずもがな、虚偽の申し込みをした場合はその時点で審査落ちです。
審査に受かりたい一心で虚偽の申告をしたとしても、それは悪い結果しか呼び込みません。
収入状況や家族構成、住所、連絡先などは決して偽らないようにしましょう。
偽らないほうが確実にダイレクトワンの審査に通過する確率は高いです。
特徴10:収入が安定していない
収入が安定していないと、ダイレクトワンの審査に落ちる傾向にあります。
ダイレクトワンの申込み条件として「安定した収入」というものが挙げられます。
収入が安定していないと、この申込み条件を満たすことができないのです。
アルバイトやパートであったとしても収入が安定さえしていればダイレクトワンに申し込むことができます。
そのため、現在収入が安定していない人はアルバイトやパートなどを始め、収入の安定化を図ることをおすすめします。
特徴11:他社借り入れの利用状況が悪い
他社からの借入状況が多すぎたり、利用状況が悪かったりするとダイレクトワンの審査に落ちます。
他社からの借入状況というものはダイレクトワンにとって、申し込み者のお金に関する管理状況などを確認するための格好の材料です。
そのため、他社借入の利用状況が悪かったり、他社からの借り入れが多すぎたりすると、ダイレクトワンの審査に落ちることになります。
特徴12:短期間に複数の申し込みをしている
短期間にダイレクトワン以外で複数の金融機関へ申し込みをしていると、「よほどお金に困っている」と認識されてしまい、審査落ちに一歩近づきます。
なりふり構わず申し込みたい気持ちはわかりますが、ダイレクトワンなどの金融機関の審査を受ける際には一社ずつ申し込むことをおすすめします。
短期間に複数の申し込みをしていて良い顔をする金融機関はありません。
ダイレクトワンの審査を受ける際には同時並行での他社への申し込みを控えるようにしましょう。
ダイレクトワンの審査に落ちたときの対処法3つ
「中小のダイレクトワンの審査に落ちたらどうすればいいの?」
このように、大手消費者金融の審査に落ちた人の受け皿となっているダイレクトワンでさえ、その審査に落ちてしまったらどうすればいいのでしょうか?
そのときの主な対処法は以下の3つが挙げられます。
- 最低半年は空けて他社へ申し込む
- 中小のサラ金業者にも申し込む
- 質屋など審査なしで利用できる借入先も検討する
ここからは、それぞれの対処法についてくわしく解説していきます。
①:最低半年は空けて他社へ申し込む
ダイレクトワンの審査に落ちたら、最低でも半年は期間を空けて他社へ申し込むことをオススメします。
その理由は申し込みブラック扱いにされるからです。
申し込みブラックとは短期間で複数の消費者金融やクレジットカードの申し込みを行なっている状態のことを言い、通常申し込みブラックの人は審査に落とされます。
また、審査落ちの情報は信用情報機関に一定期間記録され、返済能力がない人と判断されてすまうので、審査通過が難しくなってしまいます。
そのため、一度ダイレクトワンの審査に落ちたにも関わらず、半年しない間にまた申し込みをすると最悪の場合、申し込みブラック扱いにされてしまい、長期間はどこの審査にも通りづらくなる可能性があります。
申し込みブラックの記録がなくなるのがおよそ半年とされているので、ダイレクトワンの審査に落ちたら半年間は空けて他社へ申し込むようにしましょう。
②:中小のサラ金業者にも申し込む
ダイレクトワンの審査に落ちたら、中小のサラ金業者にも申し込みを検討しましょう。
サラ金とはサラリーマン金融の略称で、サラリーマンや主婦などを対象とした消費者金融のことです。
中小サラ金業者は大手消費者金融よりも高利ですが、独自の審査基準を持っており、他の金融業者に落ちても中小サラ金業者の審査には通過するということがあります。
そのため、ダイレクトワンの審査に落ちたら、別の中小サラ金業者の申し込みを行いましょう。
また、しっかりと賃金業者に登録している、中小サラ金業者には以下のような会社があります。
など
申し込み時はそれぞれの金利や申し込み条件などを確認することが大切です。
③:質屋など審査なしで利用できる借入先も検討する
ダイレクトワンの審査に落ちたなら、質屋などの借入先も検討しましょう。
大黒屋や高山質店といった、有名な質屋は品物を担保としてお金を貸し付けるサービスを行なっています。
質屋の借入は与信審査に関係しないことが特徴で、自分の大切な品物や高価な品物を鑑定してもらい、それ相応のお金を借り入れることができます。
ただし、質屋の金利は月利計算だという点に注意が必要です。
例えば、大黒屋の月利は0.95〜8%となっており、年利に換算すると年利11.4%〜96%ととんでもない高金利となります。
質屋の借入を利用するなら、早めの返済を行いが大切です。
また、友人や家族に相談してみて、お金を貸してもらうのも一つの大切な手段です。
ダイレクトワンの審査は誰でも通るわけではない
ダイレクトワンの審査は誰でも通るわけではありません。
ダイレクトワンは独自の審査基準を有しているため、たとえ大手消費者金融の審査に落ちた人でも十分に借入られる可能性があります。
しかし、審査基準が異なるといっても、おおまかな審査は同じです。
例えば、ブラックリスト扱いの人や、総量規制に引っかかっている人、他社借入額が大きく収入が少ないなど返済能力が著しくかける人などは、もちろん審査に通過するのは難しいでしょう。
たとえダイレクトワンでも返済してもらうことが大前提です。
そのため、返済能力はない人でも借入られると勘違いしないようにしましょう。