財布の中を見ると、クレジットカード、キャッシュカード、ポイントカード、さらにキャッシング用のカードと様々なカードが、財布一杯に入っている人は多いかと思います。
実際に少しでもカードを減らして財布を軽くしたいと思うかもしれませんが、必要なカードばかりなので減らせない人も多いですよね。
そこで、消費者金融を利用している人であれば、クレジットカードとキャッシング用のカードを一緒にすることができるのです。
それは消費者金融系クレジットカードであり、クレジットカードとキャッシングが一体になっているものです。
今回は、消費者金融系クレジットカードについてメリット・デメリットを紹介します。
さらに消費者金融系クレジットカードは、速攻で発行することもできるので、すぐにクレジットカードが欲しいという方にもおすすめできるので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
消費者金融系クレジットカードとは?
消費者金融系クレジットカードとは、消費者金融が発行するクレジットカードとなります。
特徴としては、単なるクレジットカードだけではなくキャッシング機能が一体となっているクレジットカードになります。
そのため、消費者金融でキャッシングを利用している人であれば、消費者金融系クレジットカードを持つことで、1枚のカードにしてしまうことができます。
クレジットカードの種類
消費者金融系クレジットカードということで、他にも大きく3つの種類のクレジットカードが存在しています。
- 信販系クレジットカード
- 銀行系クレジットカード
- 流通系クレジットカード
信販系クレジットカードは、昔からクレジットカードを扱っている信販会社が発行するクレジットカードで、一般的なクレジットカードとなっています。
銀行系クレジットカードは、銀行が発行するキャッシュカードと一体となっているクレジットカードになります。
流通系クレジットカードは、コンビニや家電量販店、百官店などが発行するクレジットカードとなっています。
もちろん、VISAやJCBといったブランドによってもクレジットカードは種類分けすることができますが、消費者金融系クレジットカードで比較をするのであれば上記の通りになっているのです。
消費者金融系クレジットカードのメリット
それでは実際に、消費者金融系クレジットカードを持って利用する場合にどのようなメリットがあるのかを紹介します。
審査・発行スピードが早い
通常のクレジットカードであれば、申し込みをしてから審査が終わり発行されまでに、1週間以上かかります。
すぐにクレジットカードが必要だとしても、1週間は待たなくてはいけなく、さらに申し込みのタイミングや審査に時間がかかると2週間程度待つ必要もあるのです。
しかし、消費者金融系クレジットカードであれば最短即日発行可能で、審査も発行も早いというメリットがあるのです。
つまり、明日から旅行や海外出張などでクレジットカードが欲しいと思った時には、消費者金融系のクレジットカードであれば、その日に手に入れてしまうこともできるのです。
キャッシング枠の限度額が大きい
消費者金融系クレジットカードにはキャッシング枠の限度額が大きいというメリットもあります。
他のクレジットカードであれば、限度額が50万円や80万円であるのに対して、消費者金融系クレジットカードは300万円程度で設定することができるのです。
もともと消費者金融が発行するクレジットカードということもあり、キャッシングについては力を入れることができる部分となっているので、大きい限度額を設定することができるのです。
年会費がかからない
還元率が良く、様々な機能が付いているクレジットカードを利用しようと思うと、年会費を払う必要があります。
場合によっては、初年度は無料でそれ以降は年会費が発生するカードもあったりします。
しかし、消費者金融系クレジットカードであれば、年会費が無料で利用できるので、非常にお得なクレジットカードとなっているのです。
それに、年会費も毎年払う必要があり、気づくとかなりの金額を年会費に払っていたということもあるので、なるべく年会費がかからないクレジットカードの方がお得なのです。
消費者金融系クレジットカードのデメリット
消費者金融系クレジットカードにメリットが存在するのであれば、必ずデメリットも存在します。
もちろん、カードを利用する上ではデメリットも知っておいた方が良いのです。
ここからは、消費者金融系クレジットカードのデメリットについて紹介していきます。
サービス内容が充実していない
消費者金融系クレジットカードには、サービス内容が充実していないデメリットがあります。
通常のクレジットカードだと、ショッピング保険や海外国内旅行保険、ポイントなどのサービスが付帯しているのですが、消費者金融系クレジットカードには保険が付帯しなかったり、ポイントサービスがないものもあるのです。
そのため、クレジットカードを普段使いで利用して、ポイントをマイルに交換してお得に旅行しようと考えている場合には、消費者金融系クレジットカードはおすすめできません。
他にも、消費者金融系クレジットカードではETCカードについても作ることができないので、車を利用している人は注意が必要です。
リボ払い専用のカードが多い
基本的に消費者金融系クレジットカードは、支払い方法がリボ払いとなってしまいます。
他の一括払いや、分割払いがそもそも選択できないので、リボ払いを望まない人にはおすすめできません。
ただ、はじめからリボ払いで大丈夫という方には、消費者金融系クレジットカードでも問題ないでしょう。
ブランド力が低い
消費者金融系クレジットカードは、どうしても消費者金融が発行するクレジットカードのためブランド力が低いというデメリットがあります。
例えば、アメリカンエキスプレスカードであるアメックスのゴールドカードやプラチナカードを持っていれば、それだけでビジネスマンとしてのステータスを認められることがあります。
同時にブランド力が高いカードだと、サービス内容もかなり充実しているメリットもあるのです。
ただ、ゴールドカードなどの上級カードでなければ、現在はそこまでブランド力が影響することがないので、特に消費者金融系カードで何か問題があるのかと言えば、問題はありません。
信用実績のプラスにならない
消費者金融系クレジットカードは、信用実績でプラスにならないデメリットがあります。
これは、消費者金融系クレジットカードの審査が通常のクレジットカード基準ではなく、カードローンであるキャッシング基準となっているためです。
つまり、消費者金融系クレジットカードはお金を借りることを目的としている面が強いクレジットカードなのです。
信用実績を積み重ねるためには、お金を借りるよりも使う方が実績を貯めることができます。
そのため、通常のクレジットカードであれば信用実績を積み重ねていくことができるのですが、消費者金融系クレジットカードでは信用実績がプラスとならないのです。
消費者金融系クレジットカードは審査が甘い?
審査や発行が早い消費者金融系クレジットカードですが、審査の厳しさについてはどのようになっているのでしょうか。
審査については、これまで通常にクレジットカードを利用していたり、キャッシングを利用してもきちんと返済しているのであれば問題なく通過することができるでしょう。
そもそも、消費者金融系クレジットカードはキャッシングとしての機能がメインとなるため、クレジットカードの審査ではなく消費者金融のキャッシング審査の方で行われるのです。
そのため、消費者金融系クレジットカードの審査が他のクレジットカードと同じ条件で比べることが少し難しいのですが、信用情報に傷が付いてたりなどしなければ、問題なく審査に通過することできると思われます。
流通系クレジットカードの方が審査に通りやすいという噂も?
クレジットカードの中でも流通系クレジットカードの審査は通りやすい傾向にあります。
そして、消費者金融系クレジットカードと流通系クレジットカードの審査の通りやすさを比較すると、一概にどちらが通りやすいと断定することは難しいのですが、流通系クレジットカードの方が審査に通りやすいでしょう。
流通系クレジットカードは普通に定期的な収入があれば作ることができやすく、審査も消費者金融系クレジットカードと比べて厳しくない特徴があります。
それに対して、消費者金融系クレジットカードはお金を貸すことをメインとしているため、どうしても安定した収入を確認するために在籍確認などの審査があるので、消費者金融系クレジットカードの審査の方が通りにくい可能性は十分考えられるのです。
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キャッシングにおすすめ消費者金融系クレジットカード
ここからは、キャッシングにおすすめの消費者金融系クレジットカードを紹介します。
ACマスターカード
ACマスターカードとは、三菱UFJフィナンシャルグループのアコムが発行する、消費者金融系クレジットカードです。
利用限度額は最高300万円までで、カードローンと合わせると800万円までとなります。
つまり、クレジットカードのショッピング枠としては上限300万円、キャッシング枠としては500万円が上限となるのです。
カードのブランドはMastercardで、国内だけではなく海外でも利用することができます。そのため、急な海外出張や海外旅行の際に、海外対応のクレジットカードが無くてもACマスターカードで対応することができます。
申し込み方法については、インターネットからと店頭窓口か自動契約機(むじんくん)から選ぶことができます。
そして、自動契約機(むじんくん)からの申し込みであれば、その場でカードを発行することができ、最短即日発行に対応しているのです。
ただ、ACマスターカードには保険などの付帯サービスがなかったり、ポイントサービスが存在しません。
その代わりに、毎月の利用金額から0.25%自動でキャッシュバックがあるため、完全にお得ではないとは言えないのです。
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SMBCモビット Tカード プラス
※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります
大手消費者金融カードローンであるSMBCモビットにも、消費者金融系クレジットカードであるTカードプラス(SMBCモビット next)があります。
Tカードプラスは利用限度額が800万円までとなっており、クレジットカードとしてのショッピング枠については80万円までとなっています。
ブランドについてはMastercardとなっているため、国内だけではなく海外でも利用可能です。
そしてACマスターカードとの一番の違いが、Tカードプラスにはその名の通りにVポイントが付いているのです。
Tカードプラスの利用金額が200円についてVポイントを1ポイントもらえ、1ポイント1円として利用することができます。
もちろんVポイントを現金として使わなくても商品と交換することも可能です。
さらにVマネーと呼ばれる電子マネーも付いており、Vマネー加盟店でチャージをすることができます。
Tカードプラスは年会費無料のクレジットカードで、ApplePayにも対応しているのでiPhoneを利用している人であれば登録して利用することができます。
消費者金融系クレジットカードはどんな人におすすめ?
消費者金融系クレジットカードは、すでに消費者金融を利用している人や、これから利用しようと考えている方におすすめです。
すでに消費者金融を利用している人であれば、クレジットカードが一体となっているので1枚のカードで済ませることができます。
これから消費者金融でキャッシングを利用しようと考えている人も、初めての利用でも消費者金融系カードを申し込むことができるので、単体でカードローンに申し込むよりもおすすめとなっています。
ただ、基本的には現在ある消費者金融系クレジットカードはブランドがMastercardしかないため、VISAやJCBのクレジットカードが欲しい方は、クレジットカードは他社で作った方が良いでしょう。
それと、消費者金融系クレジットカードは即日発行に対応している物もあるので、とりあえずすぐにでもクレジットカードが必要な方についてもおすすめできます。
消費者金融系クレジットカードは、キャッシングとしての面が強いカードとなっていますが、即日発行や消費者金融を利用している人などであれば、非常におすすめできる一枚となっているのです。