大手と違い、数万円などの少額から借り入れをできるのが中小業者のメリット。
北海道でそのような少額の借り入れをできる業者の1つがキャネットです。
道内に8店舗を構えているため、建物の看板や広告を見たことがある北海道民もいるでしょう。
ここでは、そのキャネットの借り入れにどのようなメリットやデメリットがあるのかを解説します。キャネットでの借り入れを検討している人には、きっと参考にしていただけるでしょう。
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目次
キャネット詳細情報(スペック表)
申込み条件 | 満20歳以上で、原則北海道に住んでいること |
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必要書類 | 本人確認書類(運転免許証など) |
審査時間 | 最短30分 |
利用用途 | 自由 |
契約期間 | 契約成立日から5年間(60回以内)以降自動更新 |
限度額 | 新規利用…5~50万円/取引実績あり…300万円まで |
保証会社 | なし(自社審査) |
キャネットのメリット
- 最短30分の審査で即日融資が可能
- 中小業者だがネットから申し込みできる
- 北海道在住の人は審査で比較的有利になる
最短30分の審査で即日融資が可能
キャネットは最短30分で審査から契約まで完了します。30分で完了する条件をまとめると下記のとおりです。
- 最寄りの支店窓口に電話する
- 店舗に書類を持参する
- 書類に不備がなければ、最短30分で契約が完了
本店も各支店も営業時間は明記されていませんが、たとえば午前9時だとしましょう。
その場合、午前9時より前に書類を揃えて店舗の前で待機すればいいのです。そして、午前9時になると同時に電話します。
そのまま、電話が終わったら店舗に入ればいいのです。このタイミングから最短30分で審査と契約が完了します。
実際には最初の電話の時間がプラスされるため、35分や40分になる可能性が高いでしょう。しかし、概ね最短30分で審査から契約まで完了するということです。
中小業者だがネットから申し込みできる
キャネットのような中小規模の貸金業者は「ネットからの申し込みができない」ということがしばしばあるものです。
しかし、キャネットは手持ちのパソコンやスマホ、携帯電話などのすべての端末からネット申込みをできます。
契約手続きでは郵送が必要ですが、審査の作業はネットだけで完了するわけです。即日融資は不可能となりますが、借り入れまでに数日かかってもいいのであれば、便利なシステムと言えるでしょう。
北海道在住の人は審査で比較的有利になる
キャネットの申し込み条件には「原則北海道に住んでいること」という内容があります。
これは北海道に住んでいない人が申し込みにくいということです。お金を借りる側からすれば「ライバルが少ない」と言えるでしょう。
キャネットも企業である以上、事業を継続するために毎月ある程度の融資をする必要があります。
他の申し込み者が少なければ、キャネットの経営サイドの事情から「ギリギリの信用度だが審査を通す」ということもあり得るでしょう。
あくまでそのように「信用度がギリギリ」というケースに限られますが、北海道在住の人にとっては、他社より審査で有利になるということです。”
キャネットのデメリット
- 原則北海道在住でなければ借り入れできない
- 初回の契約で借りられる金額が少ない
- 追加の借り入れは毎回店舗に申し込む必要がある
原則北海道在住でなければ借り入れできない
キャネットのサービスは、原則として北海道在住の人を対象としています。
そのため、北海道以外に住む人は借りにくいのがデメリットとなっています。
通常、北海道に住んでいない人があえてキャネットに申し込む理由はないと言えます。
しかし、何らかの理由によりキャネットで借り入れをしたいというときには、この点がネックとなるでしょう。
初回の契約で借りられる金額が少ない
初めてキャネットで借り入れをする人の場合、限度額は最高で50万円となっています。
大手の消費者金融では信用度さえ高ければ、最初の契約で最大500万円を借りることも可能です。
こうした大手のシステムと比較すると、キャネットは高額の融資を受けたい人には向いていないと言えるでしょう。
逆に言えば「そこまで高額の借り入れをするつもりはない」という人や、生活費の足しにしたい人などには、キャネットの限度額は十分ではないでしょうか。
追加の借り入れは毎回店舗に申し込む必要がある
限度額の範囲内であれば、キャネットでは追加の借り入れも可能です。
ただし、毎回店舗に追加の借り入れを申し込む必要があります。審査はすでに通っているので否決されることは基本的にありません。
しかし、電話に時間をとられることに加え、口頭で依頼してお金を借りるという気恥ずかしさもあるでしょう。この点で、追加の借り入れをしにくいのがデメリットです。
これに対して、大手の消費者金融などは「ローンカード」が発行されます。
銀行のキャッシュカードのようなもので、これを銀行やコンビニのATMに差し込むだけで、自分の都合で好きな時間に追加の借り入れをできるのです。
このようなシステムと比べると、キャネットの追加借り入れの方法は不便と言えるでしょう。
ただ、借りにくいことは「借金が増えにくい」ということでもあります。その点では「借り過ぎるリスクがない」というメリットであるとも言えるでしょう。
キャネットの審査基準は他社より甘い?
審査基準については、キャネットが他の貸金業者より甘いということはありません。
北海道在住という条件がついているぶん、むしろ厳しいと言えるでしょう。
ただ、北海道に住んでいる人については「若干優遇されている」と見ることもできます。
北海道に住んでいる人については、少なくとも他社より厳しいということはないと言えるでしょう。
専業主婦(主夫)の借り入れについては、条件が比較的やさしめです。
理由は、借り入れの条件について「配偶者の同意が必要な場合もある」とキャネットの公式サイトで説明されている点にあります。
これは専業主婦(主夫)でも借り入れができるだけでなく「場合によっては配偶者の同意も不要」ということです。
大手の消費者金融では専業主婦が借り入れできるかどうか明記されていないこともあります。それと比べると、キャネットは専業主婦(主夫)が借りやすいシステムになっていると言えるでしょう。
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キャネットの金利は他社より高い?
“借入利率については、キャネットは実質年率で15.0%~20.0%となっています。
これは、単純に数値だけを見ると、上限金利が他社よりやや高いと言えます。大手の消費者金融の場合、上限金利は「18.0%」が一般的です。
つまり、単純に上限金利だけ比べると、キャネットは大手の消費者金融より「2.0%高い」ということになります。
ただし、大手の消費者金融は借り入れの最小金額が「10万円から」というルールになっていることがほとんどです。
一方、キャネットは5万円という少額から借り入れできます。5万円から10万円未満の少額の借り入れの場合のみ、20.0%という金利になる可能性もあるでしょう。
10万円以上になったら、大手の消費者金融のように「18.0%」になる可能性もあります。
最終的にキャネットの金利が高くなるかどうかは、その借り手の信用度と、借りる金額によると考えましょう。
なお、基本的に貸金業者では融資額が少ないほど金利が高くなるという仕組みです。
そのため、少額の融資を受けたいと考える場合は、どこの貸金業者に融資をお願いしても上限金利が適用されるのが一般的と考えたほうがよいでしょう。
キャネットは返済しやすい?
中小業者のなかでは、キャネットは返済のしやすさでも評価できます。
まず、返済方法は2種類から選ぶことが可能です。店頭窓口での返済と、指定口座への振り込みです。
現代ではスマホのアプリを使い、いつでもどこでもネットバンキングから振り込みをできるようになっています。
ネットバンキングに登録していないと少々不便に感じられるかもしれませんが、登録していれば返済は非常にしやすいでしょう。
大手の消費者金融と違い、銀行口座からの引き落としを設定できないのは、少々不利な部分と言えます。
しかし、お金に余裕ができたときに小まめな返済を繰り返していれば、返済日にうっかり遅れるということもないでしょう。
万が一返済日までに支払いをできない場合も、公式サイトには「お気になさらずにお取引店まで是非ご連絡ください」と、書かれています。
この文面からも、誠実に連絡するのであれば、わずかな遅れには柔軟に対応してもらえると期待できるでしょう。このように、精神的な面でも返済をしやすいと言えます。
返済方式
残高スライドリボルビング方式が、キャネットでは採用されています。この返済方式の特徴は下記のとおりです。
- 毎月一定金額を返済する
- その金額は残高に応じて変わる
たとえば、毎月の一定金額が「1万円」なら、借り入れの残高が10万円だろうと50万円だろうと、毎月1万円だけ払えばいいのです。
ただし、完全に固定してしまうと、残高が少ないときも多いときも、状況に合わない返済金額になります。
そのため、一定とはいうものの「残高に合わせて調整する」ということです。残高が増えれば毎月の返済金額が増えます。
しかし、リボルビング方式である以上、通常の返済方式よりは完済が遅くなるのが注意点です。可能な限り、資金繰りに余裕ができたら追加の返済をしましょう。
返済日
キャネットは返済日も自由に選べます。月初や月末、給料日の直後などいつでも都合のいい日を設定しましょう。
特に給料日の直後は「高い確率でお金がある」「日付も忘れにくい」という2点でおすすめできます。
万が一返済日を忘れてしまった場合は、会員専用ページにログインすればわかります。
インターネットが使える環境でなく、ログインができないという場合には、支店に電話で問い合わせることも可能です。
なお、他社では返済日が「30日サイクル制」などで、最後の支払いから30日後に、毎回繰り延べされていくこともあります。
このシステムでは返済日を忘れてしまうことも多くなりますが、キャネットのように返済日が固定されていれば、忘れにくいと言えるでしょう。
キャネットの借り入れ方法
借り入れの方法は2通りで、店頭窓口と銀行振込による借り入れを選べます。
どちらも限度額の範囲内であれば、原則審査されることはなく、希望金額での借り入れが可能です。
銀行振込はキャネット側で手続きをしてもらう必要があるため、電話で希望金額などを伝えます。
借り入れが必要になってから、振り込まれるまでに電話のやり取りなどの時間がかかるため、この点は少々不便に感じる人もいるでしょう。
しかし、借り過ぎを防げるという点では、むしろいいシステムとも言えます。
なお、振り込みによる借り入れは、キャネットの営業日の午後5時までに依頼した場合、原則翌営業日に振り込まれるシステムです。
当日中の振り込みを受けられるのは初回のみです。追加の借り入れを当日中にしたいときは、店舗窓口で直接依頼しましょう。
キャネットへ申し込んだ人の口コミ
申し込み年 | 2019年 |
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年齢 | 37歳 |
職業 | 自営業 |
年収 | 420万円 |
利用目的 | 生活費 |
希望限度額 | 30万円 |
一時的に生活費の支払いが苦しくなってしまい、キャネットさんでお金を借りることにしました。私の年収で自営業という属性で審査に通るか心配でしたが、1時間程度ですんなり審査に通って安心しました。他の借金などがなかったためか、希望どおりの金額で30万円の限度額を設定してもらえました。今はほぼ満額の25万円まで借りてしまっている状態のため、がんばって働き早めに完済したいと思っています。
申し込み年 | 2016年 |
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年齢 | 31歳 |
職業 | けいやくしゃいん |
年収 | 280万円 |
利用目的 | 冠婚葬祭費 |
希望限度額 | 5万円 |
私は友だちの結婚式に出るための費用が足らず、キャネットさんのローンをお借りしました。交通費と宿泊費の5万円が足りないだけだったので、それで希望を出しました。10万円借りても良かったのですが、私の年収や職業では審査に落ちてしまうのではないかという不安がありました。審査はすぐに終わり、全部の手続きを含めても数時間程度で振り込みをしていただけました。迅速に対応していただき、とても感謝しています。
申し込み年 | 2012年 |
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年齢 | 50歳 |
職業 | 主婦(パート) |
年収 | 90万円 |
利用目的 | 子供の学費 |
希望限度額 | 20万円 |
子どもの大学院進学に伴い、入学金が20万円不足してしまい、キャネットさんからお借りしました。キャネットさんを選んだのは、実は結婚前の2000年代にお借りして完済した経験があったためです。過去の利用データもすぐに調べてくださり、審査もスムーズに通していただけました。2012年の借り入れなので、今はとっくに完済しました。子どもも無事に大学院を卒業して就職しています。ピンチのときに助けていただき感謝しています。