消費者金融ノーローンは多くの人から審査を受け付けています。
審査に申し込む条件をクリアしていれば、誰でも審査に通る可能性はあるんです。
一方、審査に申し込めてもかならず通過するわけではありません。
これからノーローンの審査を受ける予定の場合、少しでも審査基準を知っておけば、通過の可能性を高められるでしょう。
このページでは、ノーローンの審査基準を徹底的に調べた結果をわかりやすく解説していきます。
ノーローンの審査を受ける前に必見の情報を解説していきますね。
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目次
ノーローンの審査に落ちる人の特徴
ノーローンの審査は通る人もいれば通らない人もいます。
審査に通らない人の特徴を知れば、対処法を考えられるかもしれません。
実際、ノーローンの審査に落ちる人の特徴はどういったものがあるのでしょうか。
審査に落ちると言われている主な特徴を以下に挙げておきました。
- 申し込み条件に該当していない
- 虚偽の情報で審査を受けている
- 他社借入が多すぎる
- 金融事故を起こしている
- 在籍確認に失敗した
上記に示した特徴は落ちている原因の主なるもの。これからノーローンの審査に申し込む予定の人は、該当していないか確認しておくべきです。
それでは、落ちる人の特徴のそれぞれについてもう少し詳しく解説していきましょう。
申し込み条件に該当していない
ノーローンの審査申込条件は、20歳から70歳の安定した収入を得ている人です。
20歳以下または70歳以上の年齢の場合は審査に通ることはありません。
そして、安定した収入を得ていない人も審査に通らないんです。
安定した収入とは、返済が毎月くることを考えれば毎月収入を得ていることが望ましいでしょう。
雇用形態自体はパート・アルバイトでも問題ないので、継続的に収入を得ていることが証明できれば審査に落ちる人の特徴から外れることができます。
また、宝くじで当選したり競馬で勝ったりといった一時的にお金がある場合は、たとえ高額でも安定した収入に該当しないため気をつけなければなりません。
虚偽の情報で審査を受けている
ノーローンの審査担当者は全員プロです。
審査申込者が虚偽の入力をしていれば、ほぼ確実に見抜きます。
たとえば、自社で蓄えた長年の情報や信用情報機関の情報を申込内容と照らし合わせればカンタンに虚偽の情報だと判断することが可能。
もしも虚偽の情報を入力していれば心象が悪くなることは間違いありません。
また、年収の項目で虚偽の可能性があると判断されれば、収入証明書の提出を求められ、結局のところ虚偽の入力だったとバレてしまいます。
審査で見栄を張りたい気持ちは理解できますが、審査に落ちる可能性を高めるだけなので、本当の情報のみ入力するようにしましょう。
他社借入が多すぎる
他社借入件数や借入金額の多い人は、審査に落ちやすいです。
これは返済する金融機関が多いとそれだけ返済負担が増え、貸し倒れリスクを高めてしまう原因になるためです。
たとえ現在使用していないローンでも借入件数に当てはめられてしまいます。
使用していないローンがあれば、審査に申し込む前に解約するようにしましょう。
また、使用しているローンは可能であれば完済していることが望ましいです。
金融事故を起こしている
過去に金融事故を起こした経験がある人は、審査に落ちる原因になります。
債務整理を筆頭に強制解約や長期的に返済滞納をしていれば金融事故に該当します。
金融事故を起こしている人は返済能力が著しく乏しいと判断されてしまうため、審査に通る可能性は限りなく低下してしまうでしょう。
信用情報機関から情報が削除されるまで待つことはもちろん、現在他のローンを利用している場合は金融事故につながらないように注意しなければなりません。
在籍確認に失敗した
ノーローンの審査は勤務先に在籍確認を行います。
これは記入した勤務先情報に間違いがないか調べるための調査。
もしも現在その会社に勤めていなければ、審査申込者は収入を得ていないと判断され、審査に落ちてしまうんです。
在籍確認は本人だけでなく従業員が在籍の証明をしてくれれば完了しますが、電話を受け取った従業員が知らなかったケース等で失敗してしまうこともあるでしょう。
事前に従業員に電話があることを伝える等の工夫をして、在籍確認に失敗しないように注意してください。
ノーローンの審査に落ちたときの対処法
ノーローンの審査に落ちたときは悔んでいても仕方ありません。
今後のために審査に落ちたときの対処法を考えるほうが大事です。
ノーローンの審査に落ちた場合、原因を尋ねれば教えてくれるのでしょうか
残念ながらノーローンにかぎらず金融機関は審査に落ちた原因の回答はしてくれません。
したがって、審査に落ちた場合は自分で原因を考える必要があります。
以下にノーローンの審査に落ちたときの具体的な対処法を挙げてみました。
- 属性が変わってから再び審査に申し込む
- 信用情報機関の情報が削除されるまで待つ
- 他の消費者金融を検討してみる
それでは、これらの対処法についてわかりやすく解説していきましょう。
属性が変わってから再び審査に申し込む
審査に落ちる原因のひとつに属性が審査基準を超えていなかった場合です。
属性の中でも収入については変わることがあります。
同じ会社でも昇給することは珍しくありませんし、仮に転職してから収入が大幅に増えるといったこともあるでしょう。
また、雇用形態がパートやアルバイトから転職して正社員になれば、属性の評価が上がることは間違いありません。
すぐに属性に変化が起きるケースは稀ですが、属性に変化があると実感してから再びノーローンの審査を受けると審査に通る可能性があるでしょう。
信用情報機関の情報が削除されるまで待つ
過去に債務整理や金融事故を起こしていた場合、信用情報機関からその情報が削除されるまで待てば信用情報の面でマイナスの評価を受けません。
信用情報のせいで審査に落ちたのではと予想できれば、削除されるまで待ちましょう。
長いものでは10年間は記録が削除されません。
かなりの年月が経過しなければ信用情報を回復できないため、そもそも信用情報にキズをうけないように注意することが大事ですね。
すでに信用情報にキズがついて年月が浅い場合は、しばらくのあいだノーローンの審査に通らないと覚悟しておきましょう。
他の消費者金融を検討してみる
ノーローンの審査に落ちた場合、最も手っ取り早い対処法は他の消費者金融の審査を受けることを検討してみるべきでしょう。
どうしてもノーローンで融資を受けたい理由があれば仕方ありませんが、ただお金を借りたいケースはこだわる必要はありません。
日本は他にも何百社もの消費者金融があり、ノーローンよりも審査に通る可能性が高いところもあります。
たとえば、ノーローンは大手消費者金融の中では審査通過率が低めですが、他の大手消費者金融の審査通過率は50%前後の場合もあるんです。
また、大手消費者金融よりも中小消費者金融は知名度が劣るぶん審査基準を低めに設定していることもあり、審査に通りやすい可能性もあるでしょう。
ノーローンの審査に落ちたときは、まずは他の消費者金融の審査を受けてみてはいかがでしょうか。
ノーローンの審査基準は公開されてない!
それではさっそくノーローンの審査基準を伝えたいところですが、大前提としてノーローンは審査基準を外部に一切公開していません。
したがって、審査担当者以外はノーローンの審査基準を知ることはできないんです。
たとえば、年収○○円以上あれば審査に通すといった情報をノーローンが公開していれば対策を練りやすいですが、そういった情報もまったくなし。
これでは審査に通りやすくする方法なんてわからないのでは、と思うかもしれません。
たしかにノーローン側が審査基準を公表していないのは事実ですが、審査に通った人や落ちた人の情報からおおよその実情を把握することはできます。
また、ノーローンは審査基準を公開していないものの申し込み条件は公開しています。
つまり、この申し込み条件をクリアしているかが最低限の条件。審査に通過したい場合、これから紹介する申し込み条件を自身がクリアしているか確認してみてくださいね。
ノーローンの申し込み条件
ノーローンの審査に申し込みする条件は、以下のものがあります。
20歳から70歳で安定した収入がある方(パート・アルバイト可能)
ノーローンの申し込み条件は、上記のもの以外ありません。
この申し込み条件だけを確認するとたいしたことないと思うのではないでしょうか。
というのも、金融機関によって申し込み条件は異なり、厳しい条件であれば年収制限や雇用形態に制限を設けていることもあります。
しかし、ノーローンは年齢制限はあれどその他に制限はありません。
どころかパート・アルバイトという雇用形態でも収入さえ得ていれば審査に申し込んで構わないというスタイル。
そのためノーローンの申し込み条件自体は甘い部類で、審査に通りやすいだろうと思ってしまうことは至って普通のことでしょう。
ただ、現実はそう甘くありません。
ここからはノーローンの審査の現実について解説していきましょう。
ノーローンの審査通過率は50%以下
審査基準を知るための指標のひとつに審査通過率があります。
その審査通過率とは、審査に申し込んだ人の中で通過した人の割合を示したもの。
基本的に審査通過率が高ければ高いほど審査に通りやすいと考えられるでしょう。
先に説明した審査の申し込み条件を考えれば、ノーローンの審査は大半の人が通るのでは、と思ったかもしれません。
しかし、実際のところノーローンの審査通過率は50%以下です。
つまり、審査に申し込んだ2人に1人は落ちてしまうことを示しているんです。
また、ノーローンは消費者金融の中でも審査が厳しいくらいで、審査通過率が20%程度だった時期すらあります。
アイフル・プロミスといった大手消費者金融の審査通過率が40%~50%前後という事実を考えると、いかにノーローンの審査が厳しいか理解できるでしょう。
なんの対策もなしにノーローンの審査に挑むことは無謀と言っても過言ではありません。
ここからはノーローンの審査基準から考えられる審査に落ちる人の特徴から対処法まで詳しく解説していきましょう。
ノーローンの審査では返済能力をスコアリングで審査している
ノーローンでは、申し込み者の返済能力を数値化し、スコアリングシステムによって審査をおこなっています。
申し込み時に記入した情報にスコアを付け、その合計スコアで審査の可否を決めるのです。
スコアリングシステムによる審査は人の手ではなくコンピューターによっておこなわれるため、正確性と速さはお墨付きです。
ただし、良くない情報に譲歩の余地があったとしても、コンピューターは無機質に審査をしてしまうため、容赦がないともいえます。
ノーローンの審査時間は申し込み後最短30分
ノーローンの審査時間は最短30分で融資の可否が通知されます。
ただしこの30分という数字はあくまで最短の時間です。
審査申し込みの混雑具合や、申し込み者の信用情報に問題がある場合は、審査時間も長くなります。
しかし、30分で審査結果が出ないからといって、融資が否決されるわけではありません。
コンピューターによるスコアリングシステムと人の手による審査で、融資をするべき人なのかを慎重に審査しているのです。
遅くとも2営業日以内には結果が出る
ノーローンの審査は結果が出るまでの時間が早いことが多いのですが、場合によっては審査が日をまたぐこともあります。
それでも2日以内には審査結果が出るので安心してください。
審査が長引く原因として考えられることは、
- 申し込み情報に誤りがあった
- 提出書類に不備があった
- 在籍確認が取れなかった
どれも気を付けておけば解決できる問題です。
そのため、ノーローンに申し込む際には間違いがないように慎重に審査を進めるようにしましょう。
ノーローンの属性審査で見られるポイント
審査の内容は大きく分けて2種類あり、属性審査と信用情報審査です。
まずは、属性審査でノーローンに見られるポイントについて解説していきましょう。
属性審査はおおよそ5つのポイントに分けられます。
- 年収
- 勤続年数
- 雇用形態
- 他社借入件数
- 家賃・住宅ローンの負担割合
これらの属性から返済能力の有無を総合的に判断して審査の可否を判断します。
それでは5つのポイントについて解説していきます。
年収は高ければ高いほど良い
年収は高ければ高いほど審査で有利に働きます。
単純に年収100万円の人と年収300万円の人では、明らかに年収300万円の人のほうが返済能力は高いと判断されます。
また、返済能力が高いと判断されれば利用限度額を高く設定してくれるケースもあります。
もちろん年収だけで審査の可否がすべて判断されるわけではありませんが、重要なポイントになっていることは間違いありません。
雇用形態は大事な要素
雇用形態とは、公務員・正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト・自営業といった具合に分類することができます。
ノーローンの申し込み条件にも記載されていますが、安定した収入を得ていることは返済能力の有無を判断するうえでとても大事です。
一般的に評価の高い雇用形態は、公務員や正社員。
逆に安定していない雇用形態に分類するのはパート・アルバイトの場合です。
どうしてもパート・アルバイトは辞めやすい環境にあり、継続的に安定した収入を得ているほうが返済能力は高いと判断するので、評価は低くなります。
かならずしも雇用形態だけで審査の可否は決まりませんが、有利不利については覚えておくべきでしょう。
勤続年数は長いほど有利
勤続年数は長ければ長いほどその会社に勤務している証拠になります。
勤続年数が短ければ現在の年収を維持できるか信頼されず、低い評価を受けます。
具体的に勤続年数1年未満は良い評価を受けません。
逆に勤続年数3年以上で低い評価を受けることはないでしょう。
転職してすぐに審査を受けてメリットになることはないと覚えておいてください。
他社借入件数と貸金業法の関係性
他社借入件数は多いよりも少ないほうが評価されます。
複数の消費者金融からお金を借りていれば収入に対しての返済負担が多いので、返済能力は低くなると判断されてしまうんです。
また、他社借入件数が多いと必然的に借入額も多いでしょう。
消費者金融は貸金業法の総量規制を受けるため、年収の1/3以上の融資は不可能。
仮に年収300万円の人が他社ですでに100万円の借入をしていた場合、基本的に貸金業法の総量規制の範囲になるので、ノーローンの審査に通りません。
家賃・住宅ローンの負担割合が大きいと不利
家賃・住宅ローンは支払い金額が少ないほど評価されます。
家賃・住宅ローンの支払い金額が多ければそれだけ返済に回せるお金が減ってしまうことが理由です。
また、ローンのない持家が最も評価を受けることは言うまでもないでしょう。
審査を受けるからといって減らすことのできない項目ではありますが、属性審査において影響はあると覚えておいてくださいね。
ノーローンの信用情報審査で見られるポイント
ノーローンは審査申込者の情報を信用情報機関に開示請求します。
信用情報機関は、カードローンやクレジットカード果てはスマートフォンの割賦払いまで、あらゆる情報を取り扱っています。情報の登録をした覚えがなくても強制的に情報は記録されてしまうので、利用者に拒否権はありません。
そんな信用情報機関の情報は、各社返済能力の有無を調べる際にかならず利用します。
ノーローンは、信用情報機関で審査申込者の以下の情報を主に確認しています。
- 他社契約情報
- 複数社に審査を同時申し込みしていないか
- 債務整理の有無
- 返済の状況
- 代位弁済と強制解約
それでは、それぞれの項目について詳しく説明していきましょう。
他社契約情報
すでに他社でカードローンの利用をしていれば、契約情報が記録されています。
契約日や借入金額まで掲載してあり、過去や現在の契約情報がわかります。
気をつけるべきポイントは契約件数で、複数社と契約していると返済負担の割合が大きくなるため、返済能力に問題があると判断されかねません。
もしも利用していないカードローンがあれば、解約しておくほうが無難でしょう。
複数社に審査を同時申し込みしていないか
審査の申し込み履歴についても信用情報機関は取り扱っています。
3ヶ月以内のような短期間で複数社に審査を申し込んでいると、マイナスの評価を受ける可能性があります。
これは「あちこちから借りるだけ借りて返済しないつもりでは」「そこまでお金が必要な理由はなんだろう」といった心象を与えてしまうから。
審査に落ちたことを考えて複数社の審査を受けておいたほうが時間の無駄を防げると思えますが、まずはノーローンの審査だけを受けるようにしましょう。
債務整理の有無
債務整理とは、任意整理・特定調停・個人再生・自己破産が代表的です。
民間ベースや裁判所を介して借金の負担を減らすことが目的ですが、債権者側にとっては本来得られるお金を得ることができなかったのでデメリットでしかありません。
ノーローンとしては、過去に債務整理の経験がある人は再びその制度を利用するのではないだろうかと考え、基本的に審査を通すことはないでしょう。
一応、債務整理の情報は5年~10年経過すると削除されます。
しかし、関連会社や保証会社はその情報を残していますから、いくら信用情報機関から債務整理の情報が削除されていても審査に通らないケースもあります。
債務整理の経験がある場合は、ノーローンの審査通過は厳しくなると覚えておきましょう。
返済の状況
他社借入の返済状況で、滞納している場合はマイナスの評価を受けます。
返済遅延を起こすくらい返済能力に問題があると判断されるため、普通は審査に通すことは消極的になるでしょう。
また、カードローンの利用はしていなくてもスマートフォンを分割で購入している場合は要注意。携帯電話の支払いが遅れてしまっただけでも信用情報機関に返済遅延の情報が載っていることもあり、審査に落ちてしまう原因になりかねません。
すでにカードローン等を利用している人は、返済に遅れないように注意しましょう。
代位弁済と強制解約
代位弁済とは、保証会社が本人に代わって返済したことです。
本人が支払わない状態が続くと保証会社が契約に則って代わりに返済し、保証会社は損失を被るため信用情報機関に情報を提供します。
もちろん返済能力のない人と判断され、まず審査に通すことはありません。
強制解約とは、その名のとおりカードローン等を利用停止にして強制的に解約した状態です。
返済不能やなんらかの問題を起こしたケースでしか強制解約にならないので、完全にマイナスの評価を受けてしまいます。
このように代位弁済や強制解約を受けた人は、ノーローンの審査に通ることは非常に厳しくなってしまうでしょう。